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2017年10月17日 (火)

60Hzエリアで出会った植物

我が静岡県は、富士川を境に電源周波数が50Hzと60Hzに分かれています。最近ではどちらにも対応出来る機器が殆どですが、物によっては注文する時に周波数を指定しなければなりません。

今日の記事は、富士川以西・・60Hzエリアで出会った植物です。

イワシャジン・・地元では、ウメガシマシャジンと呼んでいるそうです。

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基本種のイワシャジンとウメガシマシャジンは、何処が違うのでしょう?イワシャジンの基準標本は、丹沢山地となっています。「萼片は開出するが、反り返らない」とあります。ここのイワシャジンは、萼片が反り返っていました。

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釣鐘の形も個体毎に少しずつ変異があります。こちらも、萼片は反り返っていますね。

さて、我が愛鷹山渓のイワシャジンはどうだろう?少し前の記事を見て頂くと分かるように、萼片が開出するものと反り返るものが混在しています。愛鷹山渓は、中間型のようです。

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こちらは、リュウノウギクかノジギクか?「牧野新日本植物図鑑」には、ノジギクの葉の「基部は心臓形または切形」、リュウノウギクの葉の「基部は心臓形にはならず、広いくさび形となる」とあります。葉の切れ込みはいろいろでしたが、基部は広いくさび形だと思いますので、後者かな?まぁ、総称して野菊と言う事で・・。

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リンドウも咲いていました。近くの広域林道でも咲く頃かな?

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花色の濃いものもあります。右の花には、ハサミムシが訪問していました。

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斜面に生えるオヤマボクチ・・この植物と初めて会ったのは、長野県の草原でした。だから、草原に生える植物とばかり思っていました。私の普段の探索範囲では、あまり出会う事の無い植物です。

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左が蕾、右が開花状態でしょうか?

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左は終盤を迎えたオヤマボクチの花です。右は、この道路沿いでは所々で目にするフジアザミの花です。何となく似ていますね。

今日も雨降りでしたので、Excelで、データー入力しました。ほぼ一日やったので、目が痛い!厄介な頭脳労働は、予備知識を入れたので、打合せ待ちです。このところ、頭脳労働が億劫になって来ました。

こう雨が続くと、撒いたばかりの野菜が心配です。明日はどうだろう?

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コメント

むしさん、今晩は。
今年は、伊那の山中でも出会いました。
彼方此方で歩くと、見慣れない植物と出会えて面白いですね。
県内だけでも、出来るだけ探索範囲を広げたいと思っています。

オヤマボクチ。渋さと豪快さが融合した素晴らしい花だと思います。
良い花ですよ!

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