アレチウリの花(富士市)
アレチウリは、外来生物法で特定外来生物に指定されています。ほぼ全国に分布しているそうで、NPO法人富士山クラブなどが駆除活動を行っています。
我が富士市でも、彼方此方で見かけます。ボランティアの草刈りでは、クズと並ぶ難敵です。
この場所でも、クズと勢力争いをしていました。
右はクズの花です。クズは秋の七草の一つに数えられています。こちらも全国各地に繁殖しており、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されているそうです。
アレチウリは、以前の記事で掲載したスズメウリと同じくウリ科ですから、雄花と雌花があるはずです。花を観察してみました。
雌花は、受粉すると花弁が閉じ子房が膨らんで来ます。やがて花弁も落ち、更に子房が大きくなって来ます。
国立環境研究所の花の形態解説を掲載します。
「雌花は、短い枝の先に頭状に多数集まり、淡緑色、径6mmほど、雌ずいは1個で子房下位。雄花は、長い枝の先に総状につき、黄白色、径1cmほど、雄ずいはやくで合着して一塊になり、花柄には立った腺毛がまばらにある。」
今日の夕方は、不法投棄監視パトロール隊員として、「ポイ捨てのない美しいまちづくり開発活動」に参加して来ました。少しでも、ポイ捨てが無くなれば良いのですが・・。
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kaikaiさん、今晩は。
カラスウリは、我が家の休耕畑に生えていました。
今度気にして見てみます。
ウリハムシはいっぱいいましたが・・。
投稿: やまぶどう | 2017年9月28日 (木) 16時53分
ども、じつは9/24午後に富士市にカラスウリの枯れ葉を叩きに行きました^^
カノコサビカミキリという虫を見たくて出張っていきました
カラスウリがたくさんあるところっていまや案外少なくて、苦戦してました
投稿: .kaikai | 2017年9月27日 (水) 23時19分
遠い奈良のお話です。
スマホで無料で読めるWEB小説のご紹介です。短編なので小一時間で読破出来ます。挑戦してみては如何ですか。世界は広いと感じる筈です。時間軸においてですが。
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グーグルで「北円堂の秘密」と検索するとヒットするので無料で読めます。
世界遺産・古都奈良の興福寺・北円堂を知らずして日本の歴史は語れないと云われています。
日本文化発祥地の鍵を握る小説なのでご一読をお薦めします。
少し日本史レベルが高いので難しいでしょうが歴史好きの方に尋ねるなどすれば理解が進むでしょう。
今秋、東博では「運慶展」が開催されるが、出陳品の無著・世親像を収蔵するのが興福寺・北円堂である。
貴職におかれてもホットな話題を知っておくことは仕事に少なからず役立つでしょう。
先ずはブログ主様ご本人からベストセラー小説「北円堂の秘密」の読破をされては如何だろうか。
読めば日本史のミラクルワールド全開です。お友達に教える時はネタバレ無しで口コミして下されば幸いです。
投稿: 大町阿礼 | 2017年9月25日 (月) 19時33分