不法投棄監視パトロールで出会った花(9月中旬)
9月15日に、不法投棄監視パトロールを行いました。その林道で出会った、花を集めてみました。
この辺りには、アカバナのゲンノショウコも咲いています。神様は、どうしてアカバナとシロバナを作られたのでしょう?「紅白で、お目出たいからじゃない?」・・家族の弁です。
ヤマホトトギスの花が咲いていました。花被片が、下向きに強く反り返るのが特徴の一つです。似た花のヤマジノホトトギスは、花被片が水平かやや下向きに反り返る程度です。Web図鑑には、水平くらいまでと書かれていますが、中には少し下向きになる花もあります。
ヤマホトトギスは、ヤマジノホトトギスやホトトギスより早く咲きます。また、ヤマジノホトトギスは、オシベの下の方に紫斑点が無く、ヤマホトトギスは紫斑点があると書かれています。でも、ヤマホトトギスでもこの花のように、紫斑点が僅かな花もあります。一つの特徴だけで判断しない方が、迷わなくて良いですね。
ツルリンドウの花が咲いていました。この林道では、もう少し先になると、リンドウの花も見る事が出来ます(←洒落)。
渓流の岸壁に咲いていたのは、ミズタビラコの狂い咲きでしょうか?
林道や渓流沿いで良く見られるタマアジサイです。
でも、なんか変でしょ?一般的には薄紫のはずの両性花が、この花の場合は白い・・。こんな花は、初めて見ました。
紅の豚・・ミヤマウズラも咲いていました。右の大口を開けた方が、開花後時間の経った花です。
ホトトギスとアケボノソウはまだ蕾でした。この先の渓谷には、ダイモンジソウ、ジンジソウ、シラヒゲソウ、イワシャジンなどが咲きます。月末くらいが丁度良いかな?
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