富士山麓で出会ったキノコ②
続きです。
【ビョウタケの仲間】
この小さな黄色いものは、粘菌かと思ったらビョウタケの仲間ようです。
上と左は山麓で出会いましたが、右は、亜高山帯の針葉樹に生えていたものです。似ていますが、色合いが少し違うようです。「ビョウタケは若干橙色、モエギビョウタケは鮮やかな黄色」とあります。上と左はビョウタケで、右はモエギビョウタケでしょうか?萌葱・・萌の登録名と同じです。
イヌセンボンタケを思い浮かべましたが、色が違いますね。傘の表面が細かい粉で覆われていて、私の図鑑ではキララタケの幼菌に似ています。
【モエギタケ科スギタケモドキ?】
良く見かけるのは、下のような姿ですが、こちらは傘が開いています。
図鑑を見ると、これに似たキノコは、スギタケ、スギタケモドキ、ヌメリスギタケ、ヌメリスギタケモドキ、ツチスギタケなどが掲載されています。この内で、スギタケとツチスギタケは地上に生えるそうですから、除外されます(※図鑑によっては、スギタケが枯れ木に生えると書かれたものもありました)。
こちらは傘が開いておりませんでしたが、近くに生えていて、イボの感じなどが似ています。
横からも撮ってみました。柄も似た感じですね。
幼菌の時の傘の突起(図鑑では、トゲ状のささくれ)からすると、スギタケモドキではないかと思います。
落葉広葉樹林内に、白いキノコが沢山生えていました。ブナハリタケかと思って近づくと、傘の裏に針が無い・・。
裏側の様子・・柄が無くスギヒラタケに似ていますが、この木はスギではありませんでした。何だろう?
右は、隣に生えていたホウキタケの仲間です。カレエダタケでしょうか?
この小さな粒粒は、変形菌でしょうか?
キノコの記事はこれでお終いです。山野を歩いて何年かになりますが、同じ場所でも初めて出会うキノコがいろいろあります。食用になるか否かは別として、キノコの観察も楽しいものです。
「?」マークばかりで恐縮です。名前の分かる方、教えてください。
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もこままさん、今晩は。
我が家でも、野生のキノコを食べるのは私だけです。
少しずつ、名前を覚えて行こうと思っています。
キノコも種類が多くて面白いです。
投稿: やまぶどう | 2017年9月18日 (月) 20時07分
こんにちは。
茸 色も形もずいぶんいろんな種類があるのですね!
食べられる茸大好きですが 食べるのは市販品限定です^^;;
サンゴのような茸 綺麗!!!! ^^
投稿: もこまま | 2017年9月18日 (月) 13時02分