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2017年9月 3日 (日)

ジイソブとバアソブの花

前記事にジイソブ・バアソブが登場したので、花を撮ってみました。

Ajiba

ジイソブとバアソブの違いが、Web図鑑にいろいろ書かれていますが、並べてみないと分かり難いものです。写真の左がジイソブ、右がバアソブです。大きさが逆?それは、私の写真の撮り方が悪いからです

「花冠の外側の色が違う!」と思われた方も多いかと思います。Web図鑑を見ると、紫褐色をした花が多く見受けられます。でも、そうでは無い花もあります。

蔓を引き寄せ、並べてみました。

Ap9033525 Ap9033529

「バアソブの花は、ジイソブより小型」・・左がジイソブ、右がバアソブです。確かに少し小さいですね。でも、たまに見る人にとっては、花の大小での判断は、難しいものです。

Ap9033566 Ap9033568

花の中を撮ってみました。左がジイソブ、右がバアソブです。「これも、違う!」と思われた方がいるかと思います。バアソブについて、山渓の図鑑には「花冠の内側の上部は紫色で、下半部に濃紫色の斑点がある」と書かれています。この花の場合、斑点だけ合っていますね。

Ap9033564 Ap9033562

更にズーム。こちらも左がジイソブ、右がバアソブです。柱頭は、開花後の時間の差で違って見えますが、開花間もない頃はそっくりです。

花以外では、「バアソブには毛が生えているが、ジイソブには無い」とあります。確かに実生苗や、春の芽出し頃はこの違いが歴然としています。でも、花の咲く時期になってその区別の難しい個体もあります。

ジイソブもバアソブも、花冠先端の裂片の数や内部の模様(斑紋)などが、個体によって変異の多い花だと思います。花でいえば、花冠内部の斑点が一番の区別点ではないかと思っています。

そして、一番確実なのが、種子による区別です。

Ajibatane

左がジイソブ、右がバアソブです。「ジイソブの種子には翼がある」と書かれています。色も違っています。

今日は、はっきりしない天気でした。さて、明日はどうだろう?

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コメント

とんちゃん、お早うございます。

ジイソブは、富士山スカイライン沿いなどで結構見る事が出来ます。
種子に翼が付いているので、生息範囲を広げやすいのだと思います。
バアソブは、なかなか出会えません。
どちらも、実生発芽率が高いので、種を採って来て撒いても面白いと思います。
上手く行けば、実生一年目で花を見る事が出来ます。

ヤマブドウを挿し木で栽培しようと思っていますが、なかなか発根してくれません。
マタタビやサルナシは、簡単に発根するのですが・・。

どっちがどっちって・・・
種子を見れば一目瞭然ですね
まだどっちも出会いはないのですが夢だけは大きく持っています
でもそのときがやってきたとき果たして・・・
見分けられるのかが心配です
出会いはこの先もなさそうなのに突然会ったときにどうしよう・・・
なんておかしなこと思っているのです
タカサブロウとアメリカさんと同じようなんですね
いつも楽しく拝見できるページに作られてワクワクします
あこがれのヤマブドウをこの目で見ることができました。
やまぶどうさんを思う気持ちが更に強くなったようです~

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