果実探索で出会った植物(富士山水ヶ塚周辺)
下界の田園地帯では、稲刈りの真っ最中です。再生済みの休耕畑に敷くために、稲藁をもらいに行って来ました。これがまた思ったより大変で、疲れと共に彼方此方ヒリヒリします。ノギが刺さったのでしょうか?
今日の記事は、ある果実を探し歩いた水ヶ塚周辺で出会った、キノコ以外の植物を集めてみました。9月半ば頃の様子ですが・・。
この不気味なものは、何だと思いますか?以前も登場しましたが、ツクバネソウの果実が落ちた姿です。
こちらはミヤマシキミの果実です。熟した果実と緑の果実は、同時期のものではないようです。不思議な植物ですね。
これは、ムカゴイラクサです。この時期、林内でうっかり触らないように気を付けましょう。しゃがんで写真を撮るときも、足やお尻に気を付けましょう。毒虫に刺されたような痛みがあります。
私が、トモエシオガマを見ているのは、富士宮口五合目に近い辺りです。でも、水ヶ塚にも咲いていました。普通なのかな?
右は、コゴメグサの仲間です。タチコゴメグサ、ミヤマコゴメグサなどが考えられますが、短い葉柄がありましたので、ミヤマコゴメグサかもしれません。
この花の面白いのは、花冠の裂片が普通は5個ですが、中には4個のものや6個のものも見受けられます。比較的出会いやすいので、気にして観察しましょう。
もう一つは、裂片の黄緑色の2点が蜜腺溝で、昆虫が蜜を吸いにやって来ます。
こちらは蟻が蜜を吸っていました。蟻はいろんな花にやって来ます。本当に働き者ですね。
今日は、水分補給のビールが余計に欲しい・・家族にゴマをすらなくてはなりません。
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