田園地帯で見た植物(富士市)
休耕畑に敷く稲藁をもらいに行った時、田圃の畔などに生える植物を撮ってみました。山間部に住む私にとっては、見慣れない植物も多々あります。
刈り取ったばかりの稲藁は、このようにして乾燥させます。ちゃんと乾燥させないと、長く保存出来ません。
水路脇には、ナヨナヨワスレナグサが咲き残っていました。花を沢山付け群生している割には、自生エリアが限られています。種を撒いてみると、発芽率はとても高い植物です。
図鑑の花弁と感じが違いますが、チョウジタデかな?この花は、花弁が7枚あります。
ヒレタゴボウと迷いましたが、花が小さい事、花弁に筋が無い事、花弁の数が多い事(ヒレタゴボウは花弁が4枚)などから、チョウジタデだと思います。
こちらは、我が家の近くにも生えているアレチヌスビトハギです。目つきの悪いアニメのキャラクターみたいですね。
アキノノゲシの花は、淡い黄色の花をつけます。優しい色合いを気に入っています。
シロバナサクラタデも、山間部では見かけない花です。
右は、イボクサの花です。和名は、葉の汁を漬けるとイボがとれる事から付けられたそうです。
夕方撮ったため、花が開いておりませんでした。これはクサネムでしょうか?
花色、毛状の托葉が無い事などから、オオフタバムグラではなくフタバムグラだと思います。
果実が出来ていました。花柄(果柄)が、5mm以上或いは果実の2~4倍あるものを、変種のナガエフタバムグラというそうです。
下界の植物も少しずつ覚えようとしているのですが、素人には広域対象の図鑑では調べるのが大変です。名前が間違っていたら教えてください。
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