ミズヒキ(白花)
今日は、庭木の剪定を行いました。これが、大きいので大変・・。樹上で(枝の落ちる方向を考えながら)チェーンソーを使うのは、素人には危険なので鋸で切りました。これで、また筋肉痛です。
萌の散歩道で、白花のミズヒキを見付けましたので、撮ってみました。
紅白の花を咲かせる一般的なミズヒキと、白花のミズヒキが並んで生えていました。白花は、周辺に数株ありましたので、実生で引き継がれるようです。山渓の図鑑には、「ミズヒキの白花品はギンミズヒキと呼ばれる」と書かれていました。
紅白のタイプと白花のタイプを並べてみました。紅白のタイプは、花茎に赤い色素が含まれています。
正面から・・。「花被片は4深裂し、上側の3個は赤く、下側の1個は白い」とありますが、上側の3個の内、2個は紅白です。白花は、淡い緑色と言った方が正しいでしょうか?
横顔・・。オシベは5個、メシベ(花柱)は2個。
蟻は何処でも見かけます。働き者ですね。
ところで、蕾をちゃんと撮りませんでした。上の毛虫の写真の左上側に、ちょっとだけ写っています。花柱の出ているのは、果実です。花被片は、受粉すると果実(子房)を包み、熟すまで守っているのですね。
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