富士山麓で出会った果実①
今朝は、涼しいと言うより寒かった!少し前は、夏蒲団でも暑くて飛ばしていたのに・・。
富士山麓で出会った果実①・・寄生植物・菌従属栄養植物(旧呼称:腐生植物)を集めてみました。
【キヨスミウツボ】
変則だった気候のせいか、例年に比べて発生量が少なかったようです。また、少し前の長雨や異常高温のせいで、果実がダメになってしまったのかもしれません。上のような状態のものばかり・・。
このくらいで、種子が成熟しているのだろうか?
別の場所でも数株見付けてあったのですが、全て無くなっていました。そのエリアでは、野生動物(シカではないかと思っています)に味を覚えられたようで、昨年も食害に遭った形跡がありました。それと、この近くでタヌキの番を見かけました。雑食だそうですからこちらも犯人の可能性がありますね。来年は、ハバネロの搾り汁でも塗ってやろうかな・・。
標高1,300m辺りに生えていました。この場所では、毎年花の時期に食害に遭い、この状態になったのは初めて見ました。
こちらは標高900m辺りで、走行中の車窓から見付けました。案外、動体視力が良いのかも?
周辺にシカの足跡がありましたが、食べられた形跡はありませんでした。野鳥が食べて種を運ぶそうですが、シカは食べないのだろうか?花の時は食べられているようですが・・。
小さいけど目玉おやじのようで、目につき易い果実です。出会う事も少なくないのですが、探すとなかなか見つかりません。
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