アキザキヤツシロラン二番目の花
昨晩から今朝にかけて、凄い雨でした。普段水の無い川も、濁流が勢い良く流れていました。
アキザキヤツシロラン実生栽培の、二番目の花が咲きました。
容器の壁に貼り付いて咲いていました。横を向いて開花しますが、壁に近すぎたため上を向いて咲いていました。
観察しやすいように咲いてくれたのは、神様のご配慮でしょうか?
左の蕾が三番手だと思います。
右は、実験容器の中に入れたスギの球果です。この白い菌子束が、アキザキヤツシロランの栄養源になるのか分かりませんが、竹林の部材より菌糸が繁殖しやすいと思い、幾つか入れてみました。
沢山蕾を付けた期待の星を撮ってみました。中と右は同じ株です。
上からも・・。
最後に、友情出演で・・。アキザキヤツシロランとは違う、実験容器の中に生えて来たキノコの子実体です。
左はスギの部材を入れた容器、右はトウヒの球果を入れた容器です。
トウヒの球果を入れた容器には、数年前にジコボウ(ハナイグチ)の柄の下の部分と菌糸体を入れてあります。白い菌子束がジコボウのものなのか分かりませんが、これが絶えるまで見守るつもりです。この小さなマッチ棒のような子実体は何でしょう?
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クロちゃん、今晩は。
明るい方向を嫌うんですか?
面白い!今度はそれで工夫してみよう!
子実体は、クヌギタケでしたか。
以前、スギエダタケも出て来ました。
沢山出たら、食用に栽培しようと思ったのですが、数本しか生えませんでした。
残りの開花が待ち遠しいです。
投稿: やまぶどう | 2017年9月29日 (金) 20時03分
恥ずかしいので そっぽを向きますね。
なのでカメラ目線にはどれも難しいと
思いますネ。どうしてもカメラ目線にするには
反対側に一晩中電灯をつけたりもしますよ。
つまり明るい方向を嫌うということですね。
林床では下を向くのもその表れと見ますです。
光合成する必要が無いためでしょうか。
腐生ラン(愛称)は面白いですね。
下の子実体はクヌギの幼菌でクロちゃん良く
発芽する様ですからパラパラとです。
星咲も後二三日でしょうか、報わますね今期は。
投稿: クロちゃん | 2017年9月28日 (木) 20時47分