オオオナモミ
何年か前、我が家にオナモミ属が生えました。以来、一株だけ代を重ねて残しています(オナモミ属は一年草ですから、実生発芽した一株だけを除去しないでいます)。
左の写真は23日に撮りました。まったく同じ場所ではないと思いますが、29日には右の様になっていました。23日には、雄頭花が目立ち雌頭花はその間に隠れていたのが、29日には果実(雌頭花)が大きくなって、雄頭花は用済みになり殆ど落ちていました。
先端部の雄頭花の付け根には、まだ小さな雌頭花が確認出来ます。果実は、まだまだ沢山出来るようです。
葉を撮ってみました。オオオナモミの葉は「卵形、または広卵形で、3~5浅~中裂する」で、オナモミの葉は「卵状三角形で3浅裂し・・」とあります。素人の私にも分かり易いのは、オオオナモミの葉は先端が尖っている・・葉の特徴から、オオオナモミだと思います。
また、オオオナモミは茎や葉柄が赤味を帯びているのに対して、オナモミは緑色です。その他に果実の棘の長さや数が違うそうですが、こちらは並べてみないと分かりません。
雄頭花は一気に咲かずに少しずつ咲きます。種子を散布(飛散)させているヤツシロラン類の果実を連想させます。
さて、明日は朝から町内のお祭りの準備があります。辛い・・。
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