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2017年9月

ツルニンジン(実生栽培品)

今日は、お祭りの役員になっているため、待機時間に早めにブログ記事をアップします。

実生二年目のツルニンジン(ジイソブ)を撮ってみました。

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こんなに沢山の花をつけています。

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まだ、蕾も幾つか見受けられます。

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蕾から開花順に撮ってみました。花柱(柱頭)の変化に注目してください。

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ミツバのクローバーのような形から、丸くなって受粉待機状態(?)になります。そして受粉後、花柱は萎びて来ます。

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こちらは果実です。左はツルニンジン(ジイソブ)、右はヒメツルニンジン(バアソブ)です。その大きさの違いもありますが、花芯を撮った写真で見比べてみてください。

ツルニンジン(ジイソブ)も、ヒメツルニンジン(バアソブ)も、上手く行けば実生一年で花が咲きます。遅くとも、二年目には開花を確認しています。

山野の植物を採取するのは、賛成できません(反対です)が、果実を少し頂いて蒔いて見ると、図鑑では知る事の出来ない植物の不思議を学ぶ事が出来ます。

オオオナモミ

何年か前、我が家にオナモミ属が生えました。以来、一株だけ代を重ねて残しています(オナモミ属は一年草ですから、実生発芽した一株だけを除去しないでいます)。

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左の写真は23日に撮りました。まったく同じ場所ではないと思いますが、29日には右の様になっていました。23日には、雄頭花が目立ち雌頭花はその間に隠れていたのが、29日には果実(雌頭花)が大きくなって、雄頭花は用済みになり殆ど落ちていました。

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この写真で、果実が大きく成長していく様子が分かります。

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先端部の雄頭花の付け根には、まだ小さな雌頭花が確認出来ます。果実は、まだまだ沢山出来るようです。

葉を撮ってみました。オオオナモミの葉は「卵形、または広卵形で、3~5浅~中裂する」で、オナモミの葉は「卵状三角形で3浅裂し・・」とあります。素人の私にも分かり易いのは、オオオナモミの葉は先端が尖っている・・葉の特徴から、オオオナモミだと思います。

また、オオオナモミは茎や葉柄が赤味を帯びているのに対して、オナモミは緑色です。その他に果実の棘の長さや数が違うそうですが、こちらは並べてみないと分かりません。

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雄頭花は一気に咲かずに少しずつ咲きます。種子を散布(飛散)させているヤツシロラン類の果実を連想させます。

さて、明日は朝から町内のお祭りの準備があります。辛い・・。

アキザキヤツシロラン二番目の花

昨晩から今朝にかけて、凄い雨でした。普段水の無い川も、濁流が勢い良く流れていました。

アキザキヤツシロラン実生栽培の、二番目の花が咲きました。

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容器の壁に貼り付いて咲いていました。横を向いて開花しますが、壁に近すぎたため上を向いて咲いていました。

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観察しやすいように咲いてくれたのは、神様のご配慮でしょうか?

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左の蕾が三番手だと思います。

右は、実験容器の中に入れたスギの球果です。この白い菌子束が、アキザキヤツシロランの栄養源になるのか分かりませんが、竹林の部材より菌糸が繁殖しやすいと思い、幾つか入れてみました。

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沢山蕾を付けた期待の星を撮ってみました。中と右は同じ株です。

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上からも・・。

最後に、友情出演で・・。アキザキヤツシロランとは違う、実験容器の中に生えて来たキノコの子実体です。

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左はスギの部材を入れた容器、右はトウヒの球果を入れた容器です。

トウヒの球果を入れた容器には、数年前にジコボウ(ハナイグチ)の柄の下の部分と菌糸体を入れてあります。白い菌子束がジコボウのものなのか分かりませんが、これが絶えるまで見守るつもりです。この小さなマッチ棒のような子実体は何でしょう?

キバナアキギリ(富士市)

植物達は、環境が変わると、あっという間に姿を消してしまいます。

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数年前、この場所はスギの林でした。スギが伐採された後、気になっていた植物が葉焼けした姿を見たのが最後でした。かなりな株数が生えていたのですが、全然見当たりません。

その代わりに・・。

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キバナアキギリが、沢山咲いていました。

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薄黄色の中に、紫色の葯が目立っています。図鑑には「花粉の無い不完全な葯」と表現されています。「完全な葯は、上部にあり見えない」・・天狗の鼻のような部分に収納されているようです。

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唇形の花は、見比べると個体毎に変異があります。右のような白っぽい花も稀に見かけます。

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横顔。

秋に、キリに似た黄色い花をつける事から、この名が付けられたそうですが・・。キリの花に似ているかな?

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蕾を接写してみました。萼に毛が多い・・。

「葉は三角状鉾形で、基部は両側に張り出す」とあります。でも、中にはへそ曲がりがいて、基部の張り出しが殆ど無い葉も見かけました。

この場所では、全体的に見頃でしたが、まだ蕾だけの株も結構ありました。気になっていた植物は、別のところで探す事にしました。

シデシャジン(富士市)

近くの林内で、ある植物を探していると・・。

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キキョウ科シデシャジン属・・シデシャジンの花が咲いていました!久々の出会いです。

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彼方此方に生えているという話を聞きますが、なかなか出会えない植物です。環境省RDBの指定はありませんが、静岡県では、要注目種(N)に指定されています。

山渓の図鑑に掲載されている写真の葉と形が違いますが、ここの個体は花の付いている最下段までこのような形でした。草丈が短いからかもしれません。「下部につく葉は葉柄があるが、上部につく葉は無柄である」と書かれています。

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面白い花でしょ?図鑑には「線形の裂片」と表現されています。

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長く突き出た花柱は3裂して、時間の経過とともにこのように巻き込みます。

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果実が出来ていました。熟したら彼方此方に蒔こうかな・・。

そろそろ、愛鷹の渓谷でも同じくキキョウ科の花・・イワシャジンが咲き出す頃だと思います。見に行かなくては!

アレチウリの花(富士市)

アレチウリは、外来生物法で特定外来生物に指定されています。ほぼ全国に分布しているそうで、NPO法人富士山クラブなどが駆除活動を行っています。

我が富士市でも、彼方此方で見かけます。ボランティアの草刈りでは、クズと並ぶ難敵です。

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この場所でも、クズと勢力争いをしていました。

右はクズの花です。クズは秋の七草の一つに数えられています。こちらも全国各地に繁殖しており、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されているそうです。

アレチウリは、以前の記事で掲載したスズメウリと同じくウリ科ですから、雄花と雌花があるはずです。花を観察してみました。

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左が雄花、右が雌花です。

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こちらも左が雄花、右が雌花です。

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雌花は、受粉すると花弁が閉じ子房が膨らんで来ます。やがて花弁も落ち、更に子房が大きくなって来ます。

国立環境研究所の花の形態解説を掲載します。

「雌花は、短い枝の先に頭状に多数集まり、淡緑色、径6mmほど、雌ずいは1個で子房下位。雄花は、長い枝の先に総状につき、黄白色、径1cmほど、雄ずいはやくで合着して一塊になり、花柄には立った腺毛がまばらにある。」

今日の夕方は、不法投棄監視パトロール隊員として、「ポイ捨てのない美しいまちづくり開発活動」に参加して来ました。少しでも、ポイ捨てが無くなれば良いのですが・・。

実生栽培アキザキヤツシロラン開花

今朝見た時は、まだ開花しておりませんでしたが、夕方覗いてみると・・。

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「あっ、咲いている!」

まだ、花冠の開きが少ないですが・・。

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クロヤツシロランもそうでしたが、写真の撮り難い所にばかり花を咲かせます。容器が小さいので、仕方ありませんが・・。

一昨年の秋に種を採取して、実験容器に入れた竹の部材に蒔きました。そして、クロヤツシロランに比べてずっと少ないですが、所々にプロトコームが姿を現し、根状器官が伸び塊茎へと成長して行きました。かなり大きくなった塊茎も幾つかありましたが、自生地の花の時期になっても、花茎が伸びて来ませんでした。

「アキザキヤツシロランは、クロヤツシロランに比べて遥かに難しい!私に咲かせる事が出来るだろうか?」・・不安な気持ちを抱きながら、昨年の反省を踏まえて3個の容器に其々工夫をしてみました。

昨年は、塊茎の成長を観察して来ましたが、今年は花を咲かせることを最優先したため、ブログ記事も数えるほどしか掲載しませんでした。クロヤツシロランの時に思ったのですが、「見える塊茎は、開花まで至らない」・・そこで、塊茎を竹の部材で覆い(埋め)ました。

今日覗いた様子では、残りの株も間も無く咲いてくれると思います。後日掲載しますので、見てください。「無事咲いてくれて、本当に良かった!」

田園地帯で見た植物(富士市)

休耕畑に敷く稲藁をもらいに行った時、田圃の畔などに生える植物を撮ってみました。山間部に住む私にとっては、見慣れない植物も多々あります。

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刈り取ったばかりの稲藁は、このようにして乾燥させます。ちゃんと乾燥させないと、長く保存出来ません。

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水路脇には、ナヨナヨワスレナグサが咲き残っていました。花を沢山付け群生している割には、自生エリアが限られています。種を撒いてみると、発芽率はとても高い植物です。

右の黄色い花は、何だろう?

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図鑑の花弁と感じが違いますが、チョウジタデかな?この花は、花弁が7枚あります。

ヒレタゴボウと迷いましたが、花が小さい事、花弁に筋が無い事、花弁の数が多い事(ヒレタゴボウは花弁が4枚)などから、チョウジタデだと思います。

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こちらは、我が家の近くにも生えているアレチヌスビトハギです。目つきの悪いアニメのキャラクターみたいですね。

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アキノノゲシの花は、淡い黄色の花をつけます。優しい色合いを気に入っています。

隣には、秋を代表する花・・コスモスが咲いていました。

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シロバナサクラタデも、山間部では見かけない花です。

右は、イボクサの花です。和名は、葉の汁を漬けるとイボがとれる事から付けられたそうです。

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夕方撮ったため、花が開いておりませんでした。これはクサネムでしょうか?

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この植物も、我が家の周りでは見かけません。

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花色、毛状の托葉が無い事などから、オオフタバムグラではなくフタバムグラだと思います。

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果実が出来ていました。花柄(果柄)が、5mm以上或いは果実の2~4倍あるものを、変種のナガエフタバムグラというそうです。

下界の植物も少しずつ覚えようとしているのですが、素人には広域対象の図鑑では調べるのが大変です。名前が間違っていたら教えてください。

アキザキヤツシロランの観察

◇竹林内

アキザキヤツシロランの自生地を覗いて来ました。

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蜘蛛の巣と藪蚊に悩まされながら、竹林の中を進みました。ところが、昨年の今頃には群生していたアキザキヤツシロランの姿が見えません。

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彼方此方探して、やっとこの二本が見つかりました。「まだ咲いていない・・。」

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花は横を向いて咲きます。この株が開花するのは、もう一週間ほど先かな?それにしても、まだ出てくるのだろうか?これから姿を現すとしたら、一月近く先になるかもしれない・・。

アキザキヤツシロランは、花茎が白っぽいものと褐色のものがあります。そして、花色にも変異があります。

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左は黄色っぽいでしょ?右は緑色の花です。並べてみると、かなり違いますね。今年は、このような変異を、しっかり観察したかったのですが・・。

◇実生栽培容器内

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花茎が1mmくらいに見えるか細い個体が、一番早く開花しそうです。右は、姿を現している花茎の中で一番太い個体です。竹板の下敷きになっていて、首が曲がっていますので、今日、救済措置をとりました。

◇クロヤツシロラン(友情出演)

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左はスギ林、右は竹林に咲いていたクロヤツシロランの花です。写真の撮り方、カメラの機種などによっても違って見えますが、初めて竹林で出会った時「此処の花は、赤っぽい!」と感じました。

竹林に生える赤味を帯びたクロヤツシロランが「ベンガラヤツシロラン」として、品種登録されたそうですので、この写真を掲載しました。これが該当するのか分かりませんが・・。また、実生実験容器で咲いた花は、全体的に白っぽく感じました。

中にいるUMAの違いも見てください。右はウミガメに乗る白髭海賊団の船長です。

果実探索で出会った植物(富士山水ヶ塚周辺)

下界の田園地帯では、稲刈りの真っ最中です。再生済みの休耕畑に敷くために、稲藁をもらいに行って来ました。これがまた思ったより大変で、疲れと共に彼方此方ヒリヒリします。ノギが刺さったのでしょうか?

今日の記事は、ある果実を探し歩いた水ヶ塚周辺で出会った、キノコ以外の植物を集めてみました。9月半ば頃の様子ですが・・。

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この不気味なものは、何だと思いますか?以前も登場しましたが、ツクバネソウの果実が落ちた姿です。

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こちらはミヤマシキミの果実です。熟した果実と緑の果実は、同時期のものではないようです。不思議な植物ですね。

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これは、ムカゴイラクサです。この時期、林内でうっかり触らないように気を付けましょう。しゃがんで写真を撮るときも、足やお尻に気を付けましょう。毒虫に刺されたような痛みがあります。

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私が、トモエシオガマを見ているのは、富士宮口五合目に近い辺りです。でも、水ヶ塚にも咲いていました。普通なのかな?

右は、コゴメグサの仲間です。タチコゴメグサ、ミヤマコゴメグサなどが考えられますが、短い葉柄がありましたので、ミヤマコゴメグサかもしれません。

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アケボノソウも、やっと咲き始めました。

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この花の面白いのは、花冠の裂片が普通は5個ですが、中には4個のものや6個のものも見受けられます。比較的出会いやすいので、気にして観察しましょう。

もう一つは、裂片の黄緑色の2点が蜜腺溝で、昆虫が蜜を吸いにやって来ます。

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こちらは蟻が蜜を吸っていました。蟻はいろんな花にやって来ます。本当に働き者ですね。

今日は、水分補給のビールが余計に欲しい・・家族にゴマをすらなくてはなりませんbleah

アキノギンリョウソウ

アキノギンリョウソウの姿を見始めたのは、8月下旬でした。この植物が姿を現す頃には、富士山麓も所々で秋の気配を感じられるようになって来ます。この一月くらい、ある植物の果実を求めて林内を歩きました。その時出会った、アキノギンリョウソウの写真を集めてみました。

【8月22日】

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この日出会った中で、一番伸びていた株です。

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まだ姿を現し始めたばかりのようで、左のような塊が点在していました。右は微かに青っぽく見えます。

【9月4日】

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例年はあまり見かけないのですが、今年は良く出会います。キノコは少ないのに・・。

このアキノギンリョウソウは、後日見に行ったところ姿を消していました。近くで確認した別の株も・・。シカ等の動物の食害に遭ったのではないかと思います。

【9月13日】

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左は一般的に出会うタイプです。中と右は、鱗片葉を除いてピンクに見えます。

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接写してみました。ギンリョウソウでは、ピンクの花を稀に見かけますが、アキノギンリョウソウでは初めて出会いました。

【9月18日】

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鱗片葉が、騎士の鎧を連想させます。

【9月20日】

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またピンクの花を発見!右は鱗片葉が長いですね。

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ピンクの花を接写してみました。花は下向きに咲き、だんだん上を向いて来ます。右は、かなり上を向いていますね。

山渓の図鑑では、ギンリョウソウモドキが優先名になっていますが、私は別名のアキノギンリョウソウと呼んでいます。「モドキ」なんて可哀そうな名前、付けないでほしいものです。

ギンリョウソウの名が付いていますが、ツツジ科(旧イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属ではなく、シャクジョウソウ属になるそうです。果実も、ギンリョウソウのような液果ではなく蒴果です。

不法投棄監視パトロールで出会った花(9月中旬)

9月15日に、不法投棄監視パトロールを行いました。その林道で出会った、花を集めてみました。

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この辺りには、アカバナのゲンノショウコも咲いています。神様は、どうしてアカバナとシロバナを作られたのでしょう?「紅白で、お目出たいからじゃない?」・・家族の弁です。

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ヤマホトトギスの花が咲いていました。花被片が、下向きに強く反り返るのが特徴の一つです。似た花のヤマジノホトトギスは、花被片が水平かやや下向きに反り返る程度です。Web図鑑には、水平くらいまでと書かれていますが、中には少し下向きになる花もあります。

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ヤマホトトギスは、ヤマジノホトトギスやホトトギスより早く咲きます。また、ヤマジノホトトギスは、オシベの下の方に紫斑点が無く、ヤマホトトギスは紫斑点があると書かれています。でも、ヤマホトトギスでもこの花のように、紫斑点が僅かな花もあります。一つの特徴だけで判断しない方が、迷わなくて良いですね。

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ツルリンドウの花が咲いていました。この林道では、もう少し先になると、リンドウの花も見る事が出来ます(←洒落coldsweats01)。

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ヤマトウバナの白い小さな花が、団体さんで咲いていました。

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渓流の岸壁に咲いていたのは、ミズタビラコの狂い咲きでしょうか?

そして・・。

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林道や渓流沿いで良く見られるタマアジサイです。

でも、なんか変でしょ?一般的には薄紫のはずの両性花が、この花の場合は白い・・。こんな花は、初めて見ました。

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紅の豚・・ミヤマウズラも咲いていました。右の大口を開けた方が、開花後時間の経った花です。

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ホトトギスとアケボノソウはまだ蕾でした。この先の渓谷には、ダイモンジソウ、ジンジソウ、シラヒゲソウ、イワシャジンなどが咲きます。月末くらいが丁度良いかな?

アキザキヤツシロラン実生栽培実験(9月中旬)

昨晩から今日の未明にかけて、凄い暴風雨でした。屋根が吹き飛ばないか心配で、安眠出来ませんでした。幸い、これといった被害はありませんでしたが・・。

次回記事は、無事開花してからと思っていたのですが、花を見る前に枯れてしまわないか心配で、途中経過を記事にしました。昨年、花茎が伸びるまで行かなかったので、とても不安なんです。

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①の容器の中で、左の板が持ち上がって来ました。どうしたのだろうと思い捲って見ると、太い花茎が姿を現しました。

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蕾が見えます。竹の板を、取り除いた方が良いのか迷っています。下手にいじると菌子束と縁が切れてしまうし・・。自生地の観察経験から、そのまま置いて見る事にしました。

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②の容器です。この容器は、①と少し違う実生床にしてあります。クロヤツシロランの実生実験程ではありませんが、ポツポツ蕾が見えています。

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接写してみました。蕾が褐色っぽい・・クロなんて事は無いと思うけど・・。

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こちらにも・・。

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②の容器では、部材に紛れ込んでいたシダの胞子が発芽したようです。そして、キノコの子実体が時々姿を現します。左上に貼り付けた蕾は、花茎がとても細く、他の植物が姿を現したかと思いました。

そろそろ、自生地の花が咲き始める頃ですが、実生実験容器の開花を早めるための加温などを止めにして、ワーディアンケースに入れてあるだけです。今回は、無事咲かせる事が、第一目標なので・・。

富士山麓で出会ったキノコ②

続きです。

【ビョウタケの仲間】

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この小さな黄色いものは、粘菌かと思ったらビョウタケの仲間ようです。

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上と左は山麓で出会いましたが、右は、亜高山帯の針葉樹に生えていたものです。似ていますが、色合いが少し違うようです。「ビョウタケは若干橙色、モエギビョウタケは鮮やかな黄色」とあります。上と左はビョウタケで、右はモエギビョウタケでしょうか?萌葱・・萌の登録名と同じです。

【ヒトヨタケ科キララタケ?】

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落葉広葉樹林の倒木に、びっしり生えていました。

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イヌセンボンタケを思い浮かべましたが、色が違いますね。傘の表面が細かい粉で覆われていて、私の図鑑ではキララタケの幼菌に似ています。

【モエギタケ科スギタケモドキ?】

スギタケに似たキノコ・・。

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良く見かけるのは、下のような姿ですが、こちらは傘が開いています。

図鑑を見ると、これに似たキノコは、スギタケ、スギタケモドキ、ヌメリスギタケ、ヌメリスギタケモドキ、ツチスギタケなどが掲載されています。この内で、スギタケとツチスギタケは地上に生えるそうですから、除外されます(※図鑑によっては、スギタケが枯れ木に生えると書かれたものもありました)。

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こちらは傘が開いておりませんでしたが、近くに生えていて、イボの感じなどが似ています。

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横からも撮ってみました。柄も似た感じですね。

幼菌の時の傘の突起(図鑑では、トゲ状のささくれ)からすると、スギタケモドキではないかと思います。

【不明】

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落葉広葉樹林内に、白いキノコが沢山生えていました。ブナハリタケかと思って近づくと、傘の裏に針が無い・・。

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裏側の様子・・柄が無くスギヒラタケに似ていますが、この木はスギではありませんでした。何だろう?

右は、隣に生えていたホウキタケの仲間です。カレエダタケでしょうか?

【変形菌?】

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この小さな粒粒は、変形菌でしょうか?

キノコの記事はこれでお終いです。山野を歩いて何年かになりますが、同じ場所でも初めて出会うキノコがいろいろあります。食用になるか否かは別として、キノコの観察も楽しいものです。

「?」マークばかりで恐縮ですcoldsweats01。名前の分かる方、教えてください。

富士山麓で出会ったキノコ①

今日は雨・・少し寒かったので、萌の散歩はレインコート着用です。不法投棄監視パトロールを、昨日やっておいて良かった!

先日、ある植物の果実を探して、西臼塚~浅黄塚~水ヶ塚辺りを歩きました。その時出会ったキノコを集めてみました。それにしても、今年はキノコが少ない・・。天候不順の影響だろうか?

【ロクショウグサレキンモドキ】

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林内では、あまり見かけない色彩が目に入りました。ズキンタケ科ロクショウグサレキンモドキの子実体だと思います。富士山麓を歩いていると、青いペンキを塗ったような枯れ木を見かけます。これは、ロクショウグサレキンやロクショウグサレキンモドキの菌が繁殖したものだそうです。

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綺麗な色でしょ?ロクショウグサレキンとロクショウグサレキンモドキの違いは、柄が中心についている方が前者、中心からズレている方が後者だそうです。この子実体は、中心からズレていましたので、ロクショウグサレキンモドキだと思います。

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何故かピントの合わせ難いキノコです。キノコの名前に「腐れ」って、なんか変・・。

【ズキンタケ】

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同じく、ズキンタケ科のキノコです。傘の色が、黄色味を帯びたものも見かけます。食べられるそうですが、稀に数本見つかるだけなので、とても食べた気になれませんね。

【チシオタケ】

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この傘の形と色具合を見て、以前ブログを訪問してくださった方から教えて頂いたチシオタケだと思いました。

そこで・・。

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可哀そうだけど、小枝で傘を傷つけてみました。すると、血がにじんだようになりました。

私は、キノコの名前が殆ど分かりませんが、図鑑だけでなく現物を見ると、言葉で表現出来ない微妙な色具合や質感などを知る事が出来ますね。

【ムラサキアブラシメジモドキ?】

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今年はこのキノコもあまり見かけませんが、例年この時期になると彼方此方に生えて来ます。柄も傘も紫色で、傘にぬめりがありますので、ムラサキアブラシメジモドキではないかと思っているのですが・・。

【ヌメリツバタケモドキ?】

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傘にぬめりがあり、透明感のあるキノコです。ヌメリツバタケかと思ったのですが、ヒダが乱れているのでヌメリツバタケモドキかな?

右には、キノコを食べにやって来たと思われるザトウムシが写っています。ザトウムシがキノコを食べている所を幾度か見た事があります。こんな小さな体で大食漢のようです。

キノコの名前、間違っていたら教えてください。

ピンクのツリフネソウとの再会(富士山麓)

このブログを開始した年・・2010年の9月に、富士山麓でピンクのツリフネソウに出会いました。ところが、道路脇の草刈りで刈り取られてしまい、翌年から見る事が出来なくなりました。

それから7年の時を経て、またピンクのツリフネソウと再会する事が出来ました!

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あの時の子孫か分かりませんが、近い所ではあります。

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株数は少ないですが、この場所ならこの先も生き残ってくれるでしょう。

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それにしても、面白い形の花ですね。口を開けたチョウチンアンコウみたい・・。

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個体毎に花色の濃淡はありますが、一般的に見られる花と比べてみました。ツリフネソウは、園芸品として知られているホウセンカと同じく、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。

念のため、果実が弾ける頃種を採取して、保護の保険を掛けたいと思っています。

樹上の居候(富士山)

林床に生える、ある植物を探し歩きました。下ばかり向いていたので、首の運動に樹上に着生する植物も撮ってみました。

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スグリの仲間、ヤシャビシャクに果実が生っていました。緑色のまま熟しますが、とても良い香りがします。実生発芽率の高い植物です。わざわざ厳しい環境に生えているのは、どうしてでしょう?

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こちらは、果実が見えません。実生発芽後、早いもので2年目には果実を付けます。

右はマツノハマンネングサです。絶滅危惧種に指定されていますが、この辺りには結構生えています。

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フガクスズムシも、コケやノキシノブに守られるように生えていました。

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左の写真には、ダイモンジソウの影にフガクスズムシが隠れています。ダイモンジソウの開花は、もう少し先かと思っていたのですが、咲いている株もありました。園芸品を栽培している人は、「下界でもまだなのに、富士山ではもう咲いている?」と思われたかもしれません。冬の訪れの早い山のダイモンジソウは、下界よりもずっと早く咲きます。

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こちらでも・・。

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手の届くところ(低いところ)は、日照の関係かまだ蕾でした。

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こちらは、倒木に居候しているダイモンジソウです。ダイモンジソウの花茎は、このような赤軸と上の写真のような緑軸があります。でも、花は同じです。

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アオベンケイも蕾を持っていました。

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次に訪れる時には咲いているかな?アオベンケイは、絶滅危惧種に指定されておりませんが、私の探索エリアではマツノハマンネングサよりも遥かに希少種です。

ところで・・。

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別のところで出会ったベンケイソウの仲間です。近視で老眼の私は、最初ヒヨドリバナかと思いました。アオベンケイよりずっと丈が大きかったので・・。

私には初見の植物・・ミツバベンケイソウです。「葉は3個輪生・・」とありますが、左の写真で分かるように、4個輪生している場合もあります。

週末の台風が心配です。早く消滅してくれないかな・・。

キンポウゲ科トリカブト属

富士山や愛鷹山周辺で一般的に見られるトリカブトは、ヤマトリカブトだと思っていますが、自生地によって花色などに変異が多く、私には良く分かりませんのでトリカブト属としました。「林縁では斜上し、草原では直立する」とあります。愛鷹山系の渓谷で見るトリカブトは、懸崖のような姿です。

【富士山富士宮口5合目付近】

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手の届かない斜面に咲いていたので、望遠ズームで撮りました。花色は、個体毎に微妙に違いがあります。この花は濃いですね。

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手の届くところに咲いていた花です。

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結構面倒な(複雑な)形をした花です。

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花芯をズーム。オシベに毛の生えたものと無毛のものがあると書かれています。この個体には毛が見えます。

ちょっと変わった花を発見!

午前中の一人歩きと午後の観察会でヘトヘトになり、気合を入れて撮りませんでしたので、ピンボケになってしまいましたcoldsweats01

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烏帽子に白い鼻筋が通っています。ハクビシンの顔みたいですね。

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こちらにも・・。数株ありましたから、固定した変異(実生株も同じ花が咲く)だと思います。

【高鉢駐車場付近】

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まだ蕾だけの株が、彼方此方にありました。5合目では、果実の姿も見ましたから、個体毎の開花時期にかなり違いがあるようです。

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5合目の花は、烏帽子を被っていましたが、ここの花は烏帽子が浮いている・・。この花を撮った時間は、17時を越えていました。もの好きでしょ?

【西臼塚周辺】

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こちらは、トリカブト属レイジンソウです。花冠や花柄に開出毛があると、レイジンソウだと書かれていました。諸先輩は、アズマレイジンソウと呼んでいるようですが、これは屈毛ではなく開出毛ではありませんか?

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咲き始めなので歪な花ですが・・。「アズマレイジンソウのメシベは無毛」とあります。これで見ると、無毛のようですが・・。

あるWeb図鑑に、「開出毛があってもアズマレイジンソウと呼んでいる地域がある」というような解説がありました。素人は迷ってしまいます。困ったものだ・・。

亜高山帯の林床に生える植物観察

「季節だより観察会」の前に、亜高山帯の針葉樹林内を一人探索して来ました。

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富士山の針葉樹林は、場所によっていろいろな姿を見せてくれます。少し日照の良い所では、フウチソウの仲間が目立ちました。針葉樹の香りを浴びながら、右のような苔むす林床を歩くのは気持ちが良いものです。

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林床の植物達は、果実を実らせていました。左はイワカガミ、中と右はコイチヤクソウです。

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こちらは、イワカガミとコバノイチヤクソウ。このエリアのイチヤクソウ属は、全体的にコバノイチヤクソウが多く見られます。

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コイチヤクソウにジンヨウイチヤクソウです。コイチヤクソウとコバノイチヤクソウ・・紛らわしいですね。コイチヤクソウを、照り葉イチヤクソウなんてどうでしょう?

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果実を集めてみました。イワカガミ、コバノイチヤクソウ、コイチヤクソウ、ジンヨウイチヤクソウの果実です。

更に進むと・・。

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苔に守られたイチヨウランの葉を見付けました。このブログで幾度か触れましたが、イチヨウランの葉は秋に更新します。大きな葉は、やがて黄色くなって枯れます。

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この辺りに生えるイチヨウランは、葉が小さく花茎は短く花もか弱い感じで、下界のイチヨウランとは別種のようです。

右は、ツバメオモトでしょうか?株元には新たな芽が姿を現していました。深山の植物達は、冬支度が早いようですね。

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こちらは、ミヤマウズラの仲間です。一般的には、この標高に生えるのはヒメミヤマウズラですが、御覧の様に斑が薄く下界に生えるミヤマウズラのようです。以前、これと似た葉でヒメミヤマウズラと同じように小さな葉で、蕾の上がった個体に出会いました。でも、まだ花を確認しておりません。チャンスがあったら、また掲載したいと思います。

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最後に、シラビソの球果とタケシマランの果実です。

久々の針葉樹林探索で、体力を消耗してしまいました。そろそろ自分の体力を考えて行動しないといけませんね。

スズメウリの記事に、雌花を追加しました。

ツリフネソウ属の花

季節だより観察会の帰り、ツリフネソウの花が目につきましたので、以前撮った写真と共に掲載します。

◇8月22日、富士山西臼塚周辺で撮影。

【ツリフネソウ】

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富士山麓に生えるツリフネソウ属は、私の知る限りツリフネソウとキツリフネだけです。ツリフネソウの花期は、7月~9月とあります。今年は、例年見ていた場所に咲く、ツリフネソウの開花が遅かったように思います。

【キツリフネ】

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ツリフネソウの開花が遅れているのに対して、キツリフネは早い時期に彼方此方で見る事が出来ました。我が家の近くにも、かなり前に咲いていました。

ツリフネソウとキツリフネは、花色の違いははもちろんですが、距の形も違います。キツリフネは巻き込まないのに対して、ツリフネソウはくるりと巻き込んでいます。どうして違いがあるのでしょう?

◇9月11日、富士山夢ロード(広域林道)で撮影。

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観察会の帰り道、薄暗い道路脇で撮りました。今が盛りと咲いていました。

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山渓の「野に咲く花」のツリフネソウの解説に「この距の部分に、蜜がたまる」と書かれています。キツリフネもでしょうか?上の写真みたいに咲いていると、零れてしまいますね。

今日は、富士山広域林道の富士市側の草刈りが行われていました。富士宮市側は、まだのようです。この時期の違いにより、コオニユリやツリフネソウが、富士市側で見られなくなりました。数年前、ピンクの花の咲くツリフネソウが刈り取られ、絶えてしまいました。出来れば、配慮して頂けると嬉しい・・。

隣には・・。

【セキヤノアキチョウジ】

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セキヤノアキチョウジが、咲き始めていました。花は、まだ数えるほどでしたが・・。

彼方此方で、秋の花が見られるようになりました。もう少し経つと、萌の散歩に灯りの必要な季節がやって来ます。萌は、散歩出来れば構わないようですが、飼い主にはこれが辛いのです。

スズメウリ

今日は、天気が良いので布団干しをしました。後は、剪定枝の片付け・・大量の剪定枝を、ハサミで小さく裁断したので指が痛い!

庭木に絡みついたスズメウリを見付けたので、観察してみました。

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「あれっ、子房が無い!」

この花の写真を撮って、スズメウリには雄花と雌花のある事を知りました。

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雄花と雌花は、葉腋(ようえき)に付いています。中の写真の上が雄花で、下が雌花です。

右は、ついでに撮ったカラスウリの果実です。こちらは雌雄異株(雌花・雄花が同株に付く事もあるそうですが、まだ見た事はありません)です。

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雄花は、葉腋に一つずつ付きます。

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蕾と葉を撮ってみました。大きいのが雄花、子房の付いているのが雌花です。

「葉は、三角状卵心形で、しばしば浅く3裂する」とあります。卵心形・・卵が良く分からない・・。次は、3裂した葉を見付けようと思います。

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こちらは雄花です。

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雄花と雌花を比較しようと思ったのですが、雌花は萎んだものばかりでした。まだ蕾がありましたから、後日撮ってみます。→9月12日追加しました。

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別のところで、雌花が咲いていたので撮ってみました。柱頭が大きいですね。

ところで・・。

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山渓の図鑑には「雄花雌花共に、葉腋に単生する」と書かれていますが、御覧のように葉腋に果実が2個付いたところや、花柄が分岐し2個付いたところもありました。

左の写真を見ると、果実の形の変化が分かります。

さて、明日は楽しみにしていた富士自然観察の会さん主催の「季節だより観察会」です。天気が崩れないと良いのですが・・。

ミズヒキ(白花)

今日は、庭木の剪定を行いました。これが、大きいので大変・・。樹上で(枝の落ちる方向を考えながら)チェーンソーを使うのは、素人には危険なので鋸で切りました。これで、また筋肉痛です。

萌の散歩道で、白花のミズヒキを見付けましたので、撮ってみました。

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紅白の花を咲かせる一般的なミズヒキと、白花のミズヒキが並んで生えていました。白花は、周辺に数株ありましたので、実生で引き継がれるようです。山渓の図鑑には、「ミズヒキの白花品はギンミズヒキと呼ばれる」と書かれていました。

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紅白のタイプと白花のタイプを並べてみました。紅白のタイプは、花茎に赤い色素が含まれています。

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果実の様子。

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正面から・・。「花被片は4深裂し、上側の3個は赤く、下側の1個は白い」とありますが、上側の3個の内、2個は紅白です。白花は、淡い緑色と言った方が正しいでしょうか?

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横顔・・。オシベは5個、メシベ(花柱)は2個。

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デジタルズームしてみました。2個の花柱が分かるでしょうか?

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毛虫と蚊の仲間?首のところのブルーが綺麗ですね。

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蟻は何処でも見かけます。働き者ですね。

ところで、蕾をちゃんと撮りませんでしたcoldsweats01。上の毛虫の写真の左上側に、ちょっとだけ写っています。花柱の出ているのは、果実です。花被片は、受粉すると果実(子房)を包み、熟すまで守っているのですね。

酔芙蓉の花

ほろ酔いの花・・酔芙蓉が咲いていましたので、観察してみました。

【ほろ酔い前】

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9時くらいに撮りました。純白の綺麗な花です。

【ほろ酔い後】

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12時くらいには、皆ほろ酔いでした。昼間からほろ酔いで、困ったヤツですね。

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淡いピンクが綺麗でしょ?夕方から夜になると更に赤くなりますが、ほろ酔いくらいが丁度良い・・。

それなのに・・。

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真っ赤になって、酔いつぶれているヤツもいました。こちらは前日咲いた花のようです。朝咲いて夕方には萎む一日花ですが、花は次々と咲きます。

【友情出演】

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左は隣の畑のサトイモです。何と、花が咲いていました。コンニャクの花は時々見かけますが、サトイモの花はなかなか見る事がありません。

右は、趣味の果樹畑で、雑草と競い合いながら実を生らせた辛子類です。細長いのは鷹の爪、丸いのはハバネロ、ハバネロが縦長になったようなのはブートジョロキアです。

ハバネロとブートジョロキアは、同じ仲間の香りがします。特にブートジョロキアは、取扱注意です。悪魔の唐辛子と呼ばれ、ハバネロよりも数倍辛いそうです。手に付いた果汁を洗っても、その手で首や顔を触ったらボカボカしました。ラーメンには、これ以上細かく切れないというくらい極小の切れ端を、2~3個入れただけでむせる様な辛さでした。ラッキョウ漬けに入れようと思っているのですが、どれくらいで良いのか思案中です。

花いろいろ(富士山)

前記事のキノコが生えていた辺りで、出会った花を集めてみました。

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道路脇に、ナガバノコウヤボウキが咲いていました。花も終盤を迎えているようです。

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面白い形の花ですね。

そして、薄暗い林内に入ると・・。

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白い小さな花は、コフウロでした。道路脇にも咲いていましたが、ゲンノショウコよりも薄暗い所に強いようです。数年前にアカバナを見ましたが、今回は見つかりませんでした。

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左と中はイヌショウマで、右はレイジンソウの蕾です。

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イヌショウマの花、綺麗でしょ?そっくりなサラシナショウマは、もう少し後で咲きます。イヌショウマの方は、花が疎らなのと、上の写真のように花柄がありません。

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イヌショウマの根生葉は、2回(1回もあり)3出複葉ですが、サラシナショウマは、3回3出複葉です。花柄で区別するのが、一番分かり易いかな?

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レイジンソウかアズマレイジンソウか?花や花柄に開出毛が生えているので、レイジンソウだと思います。次回訪問の時には、花が見られるかな?

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オトコエシ・・ちらも薄暗い林内に生えていました。オミナエシと共に、日当りの良い場所が好みだと思っていたので、意外な出会いでした。

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ミヤマウズラの花も咲いていました。別の場所では、もっと沢山花を付けていましたが、事情があり撮るのを止めました。

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面白い花でしょ?ヒメミヤマウズラと見比べると、かなり違いますね。私は「紅の豚」を連想しました。

今日は、8月分の不法投棄パトロールの報告書を提出しました。電子データーで作成しているのでメール送信で済みますが、林道などの発見場所が分かるように作成しなければならないので、結構面倒です。それに、そろそろ9月第一回目のパトロールをしなくてはなりませんsad

キノコいろいろ(富士山)

標高1,200m辺りで、出会ったキノコを集めてみました。

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ニカワハリタケ・・苔むすウラジロモミの倒木に生えていました。傘の裏に、猫の舌のような突起があります。食用になるそうです。スギやヒノキの間伐材で、栽培出来ないだろうか?

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一般的には、左のような淡い褐色の傘ですが、中には右のような白いものもあります。ニカワハリタケは時々出会っていましたが、数が少なく持ち帰る事はありませんでした。でも、この日は結構集まりましたので、採って来ました。

軽く湯がくと、海草のような変な臭いがしました。酢の物や、スイーツにすると書かれていましたので、渋い顔をしている炊事当番に調理を依頼しました。まだ食べておりませんので、感想は後日・・。

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枯れ枝に生えているのを良く見かけます。粘菌かと思っていたのですが、ツノマタタケの仲間のようです。

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以前も掲載したこの小さなキノコ・・なんという名前でしょう?

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ホウキタケの仲間も、いろいろな種類がありますね。図鑑を見ても良く分からない・・。

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黄色いキノコです。右は鮮やかな黄色ですね。

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真紅のキノコ・・目で見た色と同じように写すのは難しいですが、私にしては上出来だと思います。アカヤマタケ属のキノコでしょうか?

名前の分かる方教えてください。

富士山麓で出会った果実②

続きです。

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ヤマシャクヤクの果実です。熟して鞘が開くと、右のように遠くからでも良く目立つ色彩の果実です。赤い粒は疑似で、種子は黒い方です。この種が落ちて、再来年の春に発芽します。どうして、一般的な植物のように翌年発芽しないのでしょう?

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左はツクバネソウの果実です(果実がピンボケcoldsweats01)。こちらも花の時期はおとなしめですが、果実は目立ちます。

中と右は、ヒトツバイチヤクソウです。イチヤクソウ属の果実は、どれも似ていますね。ヒトツバの名が付いていますが、葉は一枚とは限りません。ただ、菌への依存度が高いそうで、他のイチヤクソウ属に比べてどれも貧弱です。

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ツクバネソウの果実を、ズームしてみました。花の時期に出会う株数はとても多いのに、果実はあまり見かけません。でも、自生地の様子からも分かるように、発芽率の良い植物だと思います。

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ウラジロモミの林の中で、アオスズランの果実を見付けました。花茎の途中が曲がっても、頑張って果実を付けています。ここまで残るのは、この標高では稀です(野生動物や虫に食べられるので・・)。

右は、ヤマシャクヤクと同じように、派手な色彩で目を惹くテンナンショウ属の果実です。

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ウラジロモミの果実が落ちていました。白いのはヤニです。うっかり触らない方が良いですね。ウラジロモミの林にも、興味深い植物が生えます。

テンナンショウ属の果実は、コンニャクの果実と、そっくりです。今年は、コンニャクの種を休耕畑に蒔きました。上手く発芽してくれるかな?

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トチバニンジンの果実も赤く熟していました。いろいろな効能があるようですから、これも休耕畑に蒔いてみよう!

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さて、オオルリソウかオニルリソウか?

花がまだ咲き残っている事、小花柄が長く果実の萼片も反り返っている点などから、オニルリソウだと思います。間違っていたら教えてください。

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蕗のような葉・・ノブキかな?

果実が生っていました。「痩果(そうか)は放射状に並び、冠毛は無く、先の方に腺体がある」・・図鑑の表現通りですね。雌花と両性花があるそうです。果実に残っている花は、両性花だと思います。

このところ、涼しい日が続いていて、屋外作業がだいぶ楽になりました。でも、明日は天気が崩れるようです。発芽したばかりの大根には、恵みの雨になりますが・・。

富士山麓で出会った果実①

今朝は、涼しいと言うより寒かった!少し前は、夏蒲団でも暑くて飛ばしていたのに・・。

富士山麓で出会った果実①・・寄生植物・菌従属栄養植物(旧呼称:腐生植物)を集めてみました。

【キヨスミウツボ】

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彼方此方探して、果実が残っていたのはこれだけでした。

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変則だった気候のせいか、例年に比べて発生量が少なかったようです。また、少し前の長雨や異常高温のせいで、果実がダメになってしまったのかもしれません。上のような状態のものばかり・・。

【キバナノショウキラン】

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こちらは花茎が倒れ、花柄が腐り始めていました。

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このくらいで、種子が成熟しているのだろうか?

別の場所でも数株見付けてあったのですが、全て無くなっていました。そのエリアでは、野生動物(シカではないかと思っています)に味を覚えられたようで、昨年も食害に遭った形跡がありました。それと、この近くでタヌキの番を見かけました。雑食だそうですからこちらも犯人の可能性がありますね。来年は、ハバネロの搾り汁でも塗ってやろうかな・・。

【ツチアケビ】

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標高1,300m辺りに生えていました。この場所では、毎年花の時期に食害に遭い、この状態になったのは初めて見ました。

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こちらは標高900m辺りで、走行中の車窓から見付けました。案外、動体視力が良いのかも?

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周辺にシカの足跡がありましたが、食べられた形跡はありませんでした。野鳥が食べて種を運ぶそうですが、シカは食べないのだろうか?花の時は食べられているようですが・・。

【ギンリョウソウ】

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小さいけど目玉おやじのようで、目につき易い果実です。出会う事も少なくないのですが、探すとなかなか見つかりません。

ジイソブとバアソブの花

前記事にジイソブ・バアソブが登場したので、花を撮ってみました。

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ジイソブとバアソブの違いが、Web図鑑にいろいろ書かれていますが、並べてみないと分かり難いものです。写真の左がジイソブ、右がバアソブです。大きさが逆?それは、私の写真の撮り方が悪いからですcoldsweats01

「花冠の外側の色が違う!」と思われた方も多いかと思います。Web図鑑を見ると、紫褐色をした花が多く見受けられます。でも、そうでは無い花もあります。

蔓を引き寄せ、並べてみました。

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「バアソブの花は、ジイソブより小型」・・左がジイソブ、右がバアソブです。確かに少し小さいですね。でも、たまに見る人にとっては、花の大小での判断は、難しいものです。

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花の中を撮ってみました。左がジイソブ、右がバアソブです。「これも、違う!」と思われた方がいるかと思います。バアソブについて、山渓の図鑑には「花冠の内側の上部は紫色で、下半部に濃紫色の斑点がある」と書かれています。この花の場合、斑点だけ合っていますね。

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更にズーム。こちらも左がジイソブ、右がバアソブです。柱頭は、開花後の時間の差で違って見えますが、開花間もない頃はそっくりです。

花以外では、「バアソブには毛が生えているが、ジイソブには無い」とあります。確かに実生苗や、春の芽出し頃はこの違いが歴然としています。でも、花の咲く時期になってその区別の難しい個体もあります。

ジイソブもバアソブも、花冠先端の裂片の数や内部の模様(斑紋)などが、個体によって変異の多い花だと思います。花でいえば、花冠内部の斑点が一番の区別点ではないかと思っています。

そして、一番確実なのが、種子による区別です。

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左がジイソブ、右がバアソブです。「ジイソブの種子には翼がある」と書かれています。色も違っています。

今日は、はっきりしない天気でした。さて、明日はどうだろう?

第2回「滝川の土手普請」

今日は、沼川水系「滝川の川沿い遊歩道の草刈り」に参加して来ました。今年度、2回目になります。

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現地に着いて見ると、遊歩道に除草剤が散布されていました。ところがその先は、右のように草だらけでした。除草剤を散布したのは、右の写真の左側辺りでモトクロスの練習をしている団体のようです。

最近では、省力化のために稲田の畔や茶畑に除草剤を散布する農家も見かけます。自分の土地や田畑に散布するのは勝手ですが、こういう場所に大量に散布するのは歓迎出来ません。

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こちらは、草刈り作業後の様子です。この辺りが、一般参加者がヒガンバナの里親になっているエリアです。私も里親になっていますよ。

今日は、9月23日に予定されている「彼岸花ウォーク」の準備作業として、主に斜面を刈りました。無理な態勢で草刈りしたので、いつも以上に疲れましたsad

少しだけ、植物観察を・・。

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左は、クズ、セイタカアワダチソウ、イタドリなどが写っています。この他に、カラムシ、コセンダングサ、ヨモギなども手を焼かせる植物です。特に、クズの蔓は草刈り機に絡んだりして一番厄介です。

右は、タカサブロウかアメリカタカサブロウだと思います。

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総苞片の幅や葉の鋸歯の違いなどで同定するそうですが、一番確実なのは種子に翼が有るか無いかだそうです。実は以前学んだのですが、その事を忘れていましたcoldsweats01。それで中の種子を観察して来ませんでした。

Web図鑑には、この状態でも判断出来ると書かれていましたが、素人の私には良く分かりません。右側の写真は、井伊直虎ゆかりの地・・井伊谷の田圃で撮ったものです。こちらは翼が有るようにも見えます。そうだとしたら、タカサブロウ・・。

種子の翼の有無で同定する植物というと、ジイソブとバアソブが思い浮かびます。そっくりなのに、こういう違いがある事を知ると面白いですね。

今日も、ジヤトコさんの若手社員が60人ほど参加してくれました。その上、お弁当までも差し入れて頂きました。他にも、遊歩道沿いの企業などが、分担で草刈りや清掃をしてくれています。この事業がいつまでも続いて、ここを歩く人が増えてくれれば嬉しい!

アケビコノハの幼虫

今日は、風の強い一日でした。それに、少し涼しかった・・。

裏庭植物園のムベの枝に、面白い幼虫がいました。

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眼のようなボディーペインティングがあります。「2対の大きな眼状紋」と表現されていました。

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後ろから見た姿です。

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左が頭、右がお尻かな?

ところで、以前見たアケビコノハの幼虫は、全然違う色でした。

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こちらには2匹写っています。アニメのキャラクターみたいでしょ?

どちらも同じムベなのに、この色の違いは何でしょう?蔓の色・・なんて事は無いと思いますが・・。

成虫の姿はこちら→2010年7月18日の記事

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