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2017年9月

アキノギンリョウソウ

アキノギンリョウソウの姿を見始めたのは、8月下旬でした。この植物が姿を現す頃には、富士山麓も所々で秋の気配を感じられるようになって来ます。この一月くらい、ある植物の果実を求めて林内を歩きました。その時出会った、アキノギンリョウソウの写真を集めてみました。

【8月22日】

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この日出会った中で、一番伸びていた株です。

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まだ姿を現し始めたばかりのようで、左のような塊が点在していました。右は微かに青っぽく見えます。

【9月4日】

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例年はあまり見かけないのですが、今年は良く出会います。キノコは少ないのに・・。

このアキノギンリョウソウは、後日見に行ったところ姿を消していました。近くで確認した別の株も・・。シカ等の動物の食害に遭ったのではないかと思います。

【9月13日】

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左は一般的に出会うタイプです。中と右は、鱗片葉を除いてピンクに見えます。

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接写してみました。ギンリョウソウでは、ピンクの花を稀に見かけますが、アキノギンリョウソウでは初めて出会いました。

【9月18日】

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鱗片葉が、騎士の鎧を連想させます。

【9月20日】

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またピンクの花を発見!右は鱗片葉が長いですね。

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ピンクの花を接写してみました。花は下向きに咲き、だんだん上を向いて来ます。右は、かなり上を向いていますね。

山渓の図鑑では、ギンリョウソウモドキが優先名になっていますが、私は別名のアキノギンリョウソウと呼んでいます。「モドキ」なんて可哀そうな名前、付けないでほしいものです。

ギンリョウソウの名が付いていますが、ツツジ科(旧イチヤクソウ科)ギンリョウソウ属ではなく、シャクジョウソウ属になるそうです。果実も、ギンリョウソウのような液果ではなく蒴果です。

不法投棄監視パトロールで出会った花(9月中旬)

9月15日に、不法投棄監視パトロールを行いました。その林道で出会った、花を集めてみました。

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この辺りには、アカバナのゲンノショウコも咲いています。神様は、どうしてアカバナとシロバナを作られたのでしょう?「紅白で、お目出たいからじゃない?」・・家族の弁です。

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ヤマホトトギスの花が咲いていました。花被片が、下向きに強く反り返るのが特徴の一つです。似た花のヤマジノホトトギスは、花被片が水平かやや下向きに反り返る程度です。Web図鑑には、水平くらいまでと書かれていますが、中には少し下向きになる花もあります。

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ヤマホトトギスは、ヤマジノホトトギスやホトトギスより早く咲きます。また、ヤマジノホトトギスは、オシベの下の方に紫斑点が無く、ヤマホトトギスは紫斑点があると書かれています。でも、ヤマホトトギスでもこの花のように、紫斑点が僅かな花もあります。一つの特徴だけで判断しない方が、迷わなくて良いですね。

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ツルリンドウの花が咲いていました。この林道では、もう少し先になると、リンドウの花も見る事が出来ます(←洒落coldsweats01)。

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ヤマトウバナの白い小さな花が、団体さんで咲いていました。

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渓流の岸壁に咲いていたのは、ミズタビラコの狂い咲きでしょうか?

そして・・。

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林道や渓流沿いで良く見られるタマアジサイです。

でも、なんか変でしょ?一般的には薄紫のはずの両性花が、この花の場合は白い・・。こんな花は、初めて見ました。

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紅の豚・・ミヤマウズラも咲いていました。右の大口を開けた方が、開花後時間の経った花です。

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ホトトギスとアケボノソウはまだ蕾でした。この先の渓谷には、ダイモンジソウ、ジンジソウ、シラヒゲソウ、イワシャジンなどが咲きます。月末くらいが丁度良いかな?

アキザキヤツシロラン実生栽培実験(9月中旬)

昨晩から今日の未明にかけて、凄い暴風雨でした。屋根が吹き飛ばないか心配で、安眠出来ませんでした。幸い、これといった被害はありませんでしたが・・。

次回記事は、無事開花してからと思っていたのですが、花を見る前に枯れてしまわないか心配で、途中経過を記事にしました。昨年、花茎が伸びるまで行かなかったので、とても不安なんです。

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①の容器の中で、左の板が持ち上がって来ました。どうしたのだろうと思い捲って見ると、太い花茎が姿を現しました。

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蕾が見えます。竹の板を、取り除いた方が良いのか迷っています。下手にいじると菌子束と縁が切れてしまうし・・。自生地の観察経験から、そのまま置いて見る事にしました。

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②の容器です。この容器は、①と少し違う実生床にしてあります。クロヤツシロランの実生実験程ではありませんが、ポツポツ蕾が見えています。

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接写してみました。蕾が褐色っぽい・・クロなんて事は無いと思うけど・・。

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こちらにも・・。

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②の容器では、部材に紛れ込んでいたシダの胞子が発芽したようです。そして、キノコの子実体が時々姿を現します。左上に貼り付けた蕾は、花茎がとても細く、他の植物が姿を現したかと思いました。

そろそろ、自生地の花が咲き始める頃ですが、実生実験容器の開花を早めるための加温などを止めにして、ワーディアンケースに入れてあるだけです。今回は、無事咲かせる事が、第一目標なので・・。

富士山麓で出会ったキノコ②

続きです。

【ビョウタケの仲間】

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この小さな黄色いものは、粘菌かと思ったらビョウタケの仲間ようです。

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上と左は山麓で出会いましたが、右は、亜高山帯の針葉樹に生えていたものです。似ていますが、色合いが少し違うようです。「ビョウタケは若干橙色、モエギビョウタケは鮮やかな黄色」とあります。上と左はビョウタケで、右はモエギビョウタケでしょうか?萌葱・・萌の登録名と同じです。

【ヒトヨタケ科キララタケ?】

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落葉広葉樹林の倒木に、びっしり生えていました。

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イヌセンボンタケを思い浮かべましたが、色が違いますね。傘の表面が細かい粉で覆われていて、私の図鑑ではキララタケの幼菌に似ています。

【モエギタケ科スギタケモドキ?】

スギタケに似たキノコ・・。

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良く見かけるのは、下のような姿ですが、こちらは傘が開いています。

図鑑を見ると、これに似たキノコは、スギタケ、スギタケモドキ、ヌメリスギタケ、ヌメリスギタケモドキ、ツチスギタケなどが掲載されています。この内で、スギタケとツチスギタケは地上に生えるそうですから、除外されます(※図鑑によっては、スギタケが枯れ木に生えると書かれたものもありました)。

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こちらは傘が開いておりませんでしたが、近くに生えていて、イボの感じなどが似ています。

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横からも撮ってみました。柄も似た感じですね。

幼菌の時の傘の突起(図鑑では、トゲ状のささくれ)からすると、スギタケモドキではないかと思います。

【不明】

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落葉広葉樹林内に、白いキノコが沢山生えていました。ブナハリタケかと思って近づくと、傘の裏に針が無い・・。

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裏側の様子・・柄が無くスギヒラタケに似ていますが、この木はスギではありませんでした。何だろう?

右は、隣に生えていたホウキタケの仲間です。カレエダタケでしょうか?

【変形菌?】

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この小さな粒粒は、変形菌でしょうか?

キノコの記事はこれでお終いです。山野を歩いて何年かになりますが、同じ場所でも初めて出会うキノコがいろいろあります。食用になるか否かは別として、キノコの観察も楽しいものです。

「?」マークばかりで恐縮ですcoldsweats01。名前の分かる方、教えてください。

富士山麓で出会ったキノコ①

今日は雨・・少し寒かったので、萌の散歩はレインコート着用です。不法投棄監視パトロールを、昨日やっておいて良かった!

先日、ある植物の果実を探して、西臼塚~浅黄塚~水ヶ塚辺りを歩きました。その時出会ったキノコを集めてみました。それにしても、今年はキノコが少ない・・。天候不順の影響だろうか?

【ロクショウグサレキンモドキ】

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林内では、あまり見かけない色彩が目に入りました。ズキンタケ科ロクショウグサレキンモドキの子実体だと思います。富士山麓を歩いていると、青いペンキを塗ったような枯れ木を見かけます。これは、ロクショウグサレキンやロクショウグサレキンモドキの菌が繁殖したものだそうです。

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綺麗な色でしょ?ロクショウグサレキンとロクショウグサレキンモドキの違いは、柄が中心についている方が前者、中心からズレている方が後者だそうです。この子実体は、中心からズレていましたので、ロクショウグサレキンモドキだと思います。

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何故かピントの合わせ難いキノコです。キノコの名前に「腐れ」って、なんか変・・。

【ズキンタケ】

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同じく、ズキンタケ科のキノコです。傘の色が、黄色味を帯びたものも見かけます。食べられるそうですが、稀に数本見つかるだけなので、とても食べた気になれませんね。

【チシオタケ】

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この傘の形と色具合を見て、以前ブログを訪問してくださった方から教えて頂いたチシオタケだと思いました。

そこで・・。

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可哀そうだけど、小枝で傘を傷つけてみました。すると、血がにじんだようになりました。

私は、キノコの名前が殆ど分かりませんが、図鑑だけでなく現物を見ると、言葉で表現出来ない微妙な色具合や質感などを知る事が出来ますね。

【ムラサキアブラシメジモドキ?】

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今年はこのキノコもあまり見かけませんが、例年この時期になると彼方此方に生えて来ます。柄も傘も紫色で、傘にぬめりがありますので、ムラサキアブラシメジモドキではないかと思っているのですが・・。

【ヌメリツバタケモドキ?】

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傘にぬめりがあり、透明感のあるキノコです。ヌメリツバタケかと思ったのですが、ヒダが乱れているのでヌメリツバタケモドキかな?

右には、キノコを食べにやって来たと思われるザトウムシが写っています。ザトウムシがキノコを食べている所を幾度か見た事があります。こんな小さな体で大食漢のようです。

キノコの名前、間違っていたら教えてください。

ピンクのツリフネソウとの再会(富士山麓)

このブログを開始した年・・2010年の9月に、富士山麓でピンクのツリフネソウに出会いました。ところが、道路脇の草刈りで刈り取られてしまい、翌年から見る事が出来なくなりました。

それから7年の時を経て、またピンクのツリフネソウと再会する事が出来ました!

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あの時の子孫か分かりませんが、近い所ではあります。

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株数は少ないですが、この場所ならこの先も生き残ってくれるでしょう。

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それにしても、面白い形の花ですね。口を開けたチョウチンアンコウみたい・・。

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個体毎に花色の濃淡はありますが、一般的に見られる花と比べてみました。ツリフネソウは、園芸品として知られているホウセンカと同じく、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。

念のため、果実が弾ける頃種を採取して、保護の保険を掛けたいと思っています。

樹上の居候(富士山)

林床に生える、ある植物を探し歩きました。下ばかり向いていたので、首の運動に樹上に着生する植物も撮ってみました。

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スグリの仲間、ヤシャビシャクに果実が生っていました。緑色のまま熟しますが、とても良い香りがします。実生発芽率の高い植物です。わざわざ厳しい環境に生えているのは、どうしてでしょう?

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こちらは、果実が見えません。実生発芽後、早いもので2年目には果実を付けます。

右はマツノハマンネングサです。絶滅危惧種に指定されていますが、この辺りには結構生えています。

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フガクスズムシも、コケやノキシノブに守られるように生えていました。

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左の写真には、ダイモンジソウの影にフガクスズムシが隠れています。ダイモンジソウの開花は、もう少し先かと思っていたのですが、咲いている株もありました。園芸品を栽培している人は、「下界でもまだなのに、富士山ではもう咲いている?」と思われたかもしれません。冬の訪れの早い山のダイモンジソウは、下界よりもずっと早く咲きます。

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こちらでも・・。

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手の届くところ(低いところ)は、日照の関係かまだ蕾でした。

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こちらは、倒木に居候しているダイモンジソウです。ダイモンジソウの花茎は、このような赤軸と上の写真のような緑軸があります。でも、花は同じです。

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アオベンケイも蕾を持っていました。

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次に訪れる時には咲いているかな?アオベンケイは、絶滅危惧種に指定されておりませんが、私の探索エリアではマツノハマンネングサよりも遥かに希少種です。

ところで・・。

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別のところで出会ったベンケイソウの仲間です。近視で老眼の私は、最初ヒヨドリバナかと思いました。アオベンケイよりずっと丈が大きかったので・・。

私には初見の植物・・ミツバベンケイソウです。「葉は3個輪生・・」とありますが、左の写真で分かるように、4個輪生している場合もあります。

週末の台風が心配です。早く消滅してくれないかな・・。

キンポウゲ科トリカブト属

富士山や愛鷹山周辺で一般的に見られるトリカブトは、ヤマトリカブトだと思っていますが、自生地によって花色などに変異が多く、私には良く分かりませんのでトリカブト属としました。「林縁では斜上し、草原では直立する」とあります。愛鷹山系の渓谷で見るトリカブトは、懸崖のような姿です。

【富士山富士宮口5合目付近】

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手の届かない斜面に咲いていたので、望遠ズームで撮りました。花色は、個体毎に微妙に違いがあります。この花は濃いですね。

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手の届くところに咲いていた花です。

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結構面倒な(複雑な)形をした花です。

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花芯をズーム。オシベに毛の生えたものと無毛のものがあると書かれています。この個体には毛が見えます。

ちょっと変わった花を発見!

午前中の一人歩きと午後の観察会でヘトヘトになり、気合を入れて撮りませんでしたので、ピンボケになってしまいましたcoldsweats01

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烏帽子に白い鼻筋が通っています。ハクビシンの顔みたいですね。

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こちらにも・・。数株ありましたから、固定した変異(実生株も同じ花が咲く)だと思います。

【高鉢駐車場付近】

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まだ蕾だけの株が、彼方此方にありました。5合目では、果実の姿も見ましたから、個体毎の開花時期にかなり違いがあるようです。

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5合目の花は、烏帽子を被っていましたが、ここの花は烏帽子が浮いている・・。この花を撮った時間は、17時を越えていました。もの好きでしょ?

【西臼塚周辺】

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こちらは、トリカブト属レイジンソウです。花冠や花柄に開出毛があると、レイジンソウだと書かれていました。諸先輩は、アズマレイジンソウと呼んでいるようですが、これは屈毛ではなく開出毛ではありませんか?

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咲き始めなので歪な花ですが・・。「アズマレイジンソウのメシベは無毛」とあります。これで見ると、無毛のようですが・・。

あるWeb図鑑に、「開出毛があってもアズマレイジンソウと呼んでいる地域がある」というような解説がありました。素人は迷ってしまいます。困ったものだ・・。

亜高山帯の林床に生える植物観察

「季節だより観察会」の前に、亜高山帯の針葉樹林内を一人探索して来ました。

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富士山の針葉樹林は、場所によっていろいろな姿を見せてくれます。少し日照の良い所では、フウチソウの仲間が目立ちました。針葉樹の香りを浴びながら、右のような苔むす林床を歩くのは気持ちが良いものです。

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林床の植物達は、果実を実らせていました。左はイワカガミ、中と右はコイチヤクソウです。

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こちらは、イワカガミとコバノイチヤクソウ。このエリアのイチヤクソウ属は、全体的にコバノイチヤクソウが多く見られます。

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コイチヤクソウにジンヨウイチヤクソウです。コイチヤクソウとコバノイチヤクソウ・・紛らわしいですね。コイチヤクソウを、照り葉イチヤクソウなんてどうでしょう?

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果実を集めてみました。イワカガミ、コバノイチヤクソウ、コイチヤクソウ、ジンヨウイチヤクソウの果実です。

更に進むと・・。

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苔に守られたイチヨウランの葉を見付けました。このブログで幾度か触れましたが、イチヨウランの葉は秋に更新します。大きな葉は、やがて黄色くなって枯れます。

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この辺りに生えるイチヨウランは、葉が小さく花茎は短く花もか弱い感じで、下界のイチヨウランとは別種のようです。

右は、ツバメオモトでしょうか?株元には新たな芽が姿を現していました。深山の植物達は、冬支度が早いようですね。

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こちらは、ミヤマウズラの仲間です。一般的には、この標高に生えるのはヒメミヤマウズラですが、御覧の様に斑が薄く下界に生えるミヤマウズラのようです。以前、これと似た葉でヒメミヤマウズラと同じように小さな葉で、蕾の上がった個体に出会いました。でも、まだ花を確認しておりません。チャンスがあったら、また掲載したいと思います。

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最後に、シラビソの球果とタケシマランの果実です。

久々の針葉樹林探索で、体力を消耗してしまいました。そろそろ自分の体力を考えて行動しないといけませんね。

スズメウリの記事に、雌花を追加しました。

ツリフネソウ属の花

季節だより観察会の帰り、ツリフネソウの花が目につきましたので、以前撮った写真と共に掲載します。

◇8月22日、富士山西臼塚周辺で撮影。

【ツリフネソウ】

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富士山麓に生えるツリフネソウ属は、私の知る限りツリフネソウとキツリフネだけです。ツリフネソウの花期は、7月~9月とあります。今年は、例年見ていた場所に咲く、ツリフネソウの開花が遅かったように思います。

【キツリフネ】

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ツリフネソウの開花が遅れているのに対して、キツリフネは早い時期に彼方此方で見る事が出来ました。我が家の近くにも、かなり前に咲いていました。

ツリフネソウとキツリフネは、花色の違いははもちろんですが、距の形も違います。キツリフネは巻き込まないのに対して、ツリフネソウはくるりと巻き込んでいます。どうして違いがあるのでしょう?

◇9月11日、富士山夢ロード(広域林道)で撮影。

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観察会の帰り道、薄暗い道路脇で撮りました。今が盛りと咲いていました。

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山渓の「野に咲く花」のツリフネソウの解説に「この距の部分に、蜜がたまる」と書かれています。キツリフネもでしょうか?上の写真みたいに咲いていると、零れてしまいますね。

今日は、富士山広域林道の富士市側の草刈りが行われていました。富士宮市側は、まだのようです。この時期の違いにより、コオニユリやツリフネソウが、富士市側で見られなくなりました。数年前、ピンクの花の咲くツリフネソウが刈り取られ、絶えてしまいました。出来れば、配慮して頂けると嬉しい・・。

隣には・・。

【セキヤノアキチョウジ】

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セキヤノアキチョウジが、咲き始めていました。花は、まだ数えるほどでしたが・・。

彼方此方で、秋の花が見られるようになりました。もう少し経つと、萌の散歩に灯りの必要な季節がやって来ます。萌は、散歩出来れば構わないようですが、飼い主にはこれが辛いのです。

スズメウリ

今日は、天気が良いので布団干しをしました。後は、剪定枝の片付け・・大量の剪定枝を、ハサミで小さく裁断したので指が痛い!

庭木に絡みついたスズメウリを見付けたので、観察してみました。

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「あれっ、子房が無い!」

この花の写真を撮って、スズメウリには雄花と雌花のある事を知りました。

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雄花と雌花は、葉腋(ようえき)に付いています。中の写真の上が雄花で、下が雌花です。

右は、ついでに撮ったカラスウリの果実です。こちらは雌雄異株(雌花・雄花が同株に付く事もあるそうですが、まだ見た事はありません)です。

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雄花は、葉腋に一つずつ付きます。

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蕾と葉を撮ってみました。大きいのが雄花、子房の付いているのが雌花です。

「葉は、三角状卵心形で、しばしば浅く3裂する」とあります。卵心形・・卵が良く分からない・・。次は、3裂した葉を見付けようと思います。

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こちらは雄花です。

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雄花と雌花を比較しようと思ったのですが、雌花は萎んだものばかりでした。まだ蕾がありましたから、後日撮ってみます。→9月12日追加しました。

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別のところで、雌花が咲いていたので撮ってみました。柱頭が大きいですね。

ところで・・。

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山渓の図鑑には「雄花雌花共に、葉腋に単生する」と書かれていますが、御覧のように葉腋に果実が2個付いたところや、花柄が分岐し2個付いたところもありました。

左の写真を見ると、果実の形の変化が分かります。

さて、明日は楽しみにしていた富士自然観察の会さん主催の「季節だより観察会」です。天気が崩れないと良いのですが・・。

ミズヒキ(白花)

今日は、庭木の剪定を行いました。これが、大きいので大変・・。樹上で(枝の落ちる方向を考えながら)チェーンソーを使うのは、素人には危険なので鋸で切りました。これで、また筋肉痛です。

萌の散歩道で、白花のミズヒキを見付けましたので、撮ってみました。

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紅白の花を咲かせる一般的なミズヒキと、白花のミズヒキが並んで生えていました。白花は、周辺に数株ありましたので、実生で引き継がれるようです。山渓の図鑑には、「ミズヒキの白花品はギンミズヒキと呼ばれる」と書かれていました。

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紅白のタイプと白花のタイプを並べてみました。紅白のタイプは、花茎に赤い色素が含まれています。

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果実の様子。

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正面から・・。「花被片は4深裂し、上側の3個は赤く、下側の1個は白い」とありますが、上側の3個の内、2個は紅白です。白花は、淡い緑色と言った方が正しいでしょうか?

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横顔・・。オシベは5個、メシベ(花柱)は2個。

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デジタルズームしてみました。2個の花柱が分かるでしょうか?

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毛虫と蚊の仲間?首のところのブルーが綺麗ですね。

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蟻は何処でも見かけます。働き者ですね。

ところで、蕾をちゃんと撮りませんでしたcoldsweats01。上の毛虫の写真の左上側に、ちょっとだけ写っています。花柱の出ているのは、果実です。花被片は、受粉すると果実(子房)を包み、熟すまで守っているのですね。

酔芙蓉の花

ほろ酔いの花・・酔芙蓉が咲いていましたので、観察してみました。

【ほろ酔い前】

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9時くらいに撮りました。純白の綺麗な花です。

【ほろ酔い後】

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12時くらいには、皆ほろ酔いでした。昼間からほろ酔いで、困ったヤツですね。

Ap9080238 Ap9080252

淡いピンクが綺麗でしょ?夕方から夜になると更に赤くなりますが、ほろ酔いくらいが丁度良い・・。

それなのに・・。

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真っ赤になって、酔いつぶれているヤツもいました。こちらは前日咲いた花のようです。朝咲いて夕方には萎む一日花ですが、花は次々と咲きます。

【友情出演】

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左は隣の畑のサトイモです。何と、花が咲いていました。コンニャクの花は時々見かけますが、サトイモの花はなかなか見る事がありません。

右は、趣味の果樹畑で、雑草と競い合いながら実を生らせた辛子類です。細長いのは鷹の爪、丸いのはハバネロ、ハバネロが縦長になったようなのはブートジョロキアです。

ハバネロとブートジョロキアは、同じ仲間の香りがします。特にブートジョロキアは、取扱注意です。悪魔の唐辛子と呼ばれ、ハバネロよりも数倍辛いそうです。手に付いた果汁を洗っても、その手で首や顔を触ったらボカボカしました。ラーメンには、これ以上細かく切れないというくらい極小の切れ端を、2~3個入れただけでむせる様な辛さでした。ラッキョウ漬けに入れようと思っているのですが、どれくらいで良いのか思案中です。

花いろいろ(富士山)

前記事のキノコが生えていた辺りで、出会った花を集めてみました。

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道路脇に、ナガバノコウヤボウキが咲いていました。花も終盤を迎えているようです。

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面白い形の花ですね。

そして、薄暗い林内に入ると・・。

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白い小さな花は、コフウロでした。道路脇にも咲いていましたが、ゲンノショウコよりも薄暗い所に強いようです。数年前にアカバナを見ましたが、今回は見つかりませんでした。

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左と中はイヌショウマで、右はレイジンソウの蕾です。

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イヌショウマの花、綺麗でしょ?そっくりなサラシナショウマは、もう少し後で咲きます。イヌショウマの方は、花が疎らなのと、上の写真のように花柄がありません。

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イヌショウマの根生葉は、2回(1回もあり)3出複葉ですが、サラシナショウマは、3回3出複葉です。花柄で区別するのが、一番分かり易いかな?

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レイジンソウかアズマレイジンソウか?花や花柄に開出毛が生えているので、レイジンソウだと思います。次回訪問の時には、花が見られるかな?

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オトコエシ・・ちらも薄暗い林内に生えていました。オミナエシと共に、日当りの良い場所が好みだと思っていたので、意外な出会いでした。

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ミヤマウズラの花も咲いていました。別の場所では、もっと沢山花を付けていましたが、事情があり撮るのを止めました。

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面白い花でしょ?ヒメミヤマウズラと見比べると、かなり違いますね。私は「紅の豚」を連想しました。

今日は、8月分の不法投棄パトロールの報告書を提出しました。電子データーで作成しているのでメール送信で済みますが、林道などの発見場所が分かるように作成しなければならないので、結構面倒です。それに、そろそろ9月第一回目のパトロールをしなくてはなりませんsad

キノコいろいろ(富士山)

標高1,200m辺りで、出会ったキノコを集めてみました。

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ニカワハリタケ・・苔むすウラジロモミの倒木に生えていました。傘の裏に、猫の舌のような突起があります。食用になるそうです。スギやヒノキの間伐材で、栽培出来ないだろうか?

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一般的には、左のような淡い褐色の傘ですが、中には右のような白いものもあります。ニカワハリタケは時々出会っていましたが、数が少なく持ち帰る事はありませんでした。でも、この日は結構集まりましたので、採って来ました。

軽く湯がくと、海草のような変な臭いがしました。酢の物や、スイーツにすると書かれていましたので、渋い顔をしている炊事当番に調理を依頼しました。まだ食べておりませんので、感想は後日・・。

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枯れ枝に生えているのを良く見かけます。粘菌かと思っていたのですが、ツノマタタケの仲間のようです。

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以前も掲載したこの小さなキノコ・・なんという名前でしょう?

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ホウキタケの仲間も、いろいろな種類がありますね。図鑑を見ても良く分からない・・。

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黄色いキノコです。右は鮮やかな黄色ですね。

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真紅のキノコ・・目で見た色と同じように写すのは難しいですが、私にしては上出来だと思います。アカヤマタケ属のキノコでしょうか?

名前の分かる方教えてください。

富士山麓で出会った果実②

続きです。

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ヤマシャクヤクの果実です。熟して鞘が開くと、右のように遠くからでも良く目立つ色彩の果実です。赤い粒は疑似で、種子は黒い方です。この種が落ちて、再来年の春に発芽します。どうして、一般的な植物のように翌年発芽しないのでしょう?

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左はツクバネソウの果実です(果実がピンボケcoldsweats01)。こちらも花の時期はおとなしめですが、果実は目立ちます。

中と右は、ヒトツバイチヤクソウです。イチヤクソウ属の果実は、どれも似ていますね。ヒトツバの名が付いていますが、葉は一枚とは限りません。ただ、菌への依存度が高いそうで、他のイチヤクソウ属に比べてどれも貧弱です。

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ツクバネソウの果実を、ズームしてみました。花の時期に出会う株数はとても多いのに、果実はあまり見かけません。でも、自生地の様子からも分かるように、発芽率の良い植物だと思います。

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ウラジロモミの林の中で、アオスズランの果実を見付けました。花茎の途中が曲がっても、頑張って果実を付けています。ここまで残るのは、この標高では稀です(野生動物や虫に食べられるので・・)。

右は、ヤマシャクヤクと同じように、派手な色彩で目を惹くテンナンショウ属の果実です。

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ウラジロモミの果実が落ちていました。白いのはヤニです。うっかり触らない方が良いですね。ウラジロモミの林にも、興味深い植物が生えます。

テンナンショウ属の果実は、コンニャクの果実と、そっくりです。今年は、コンニャクの種を休耕畑に蒔きました。上手く発芽してくれるかな?

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トチバニンジンの果実も赤く熟していました。いろいろな効能があるようですから、これも休耕畑に蒔いてみよう!

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さて、オオルリソウかオニルリソウか?

花がまだ咲き残っている事、小花柄が長く果実の萼片も反り返っている点などから、オニルリソウだと思います。間違っていたら教えてください。

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蕗のような葉・・ノブキかな?

果実が生っていました。「痩果(そうか)は放射状に並び、冠毛は無く、先の方に腺体がある」・・図鑑の表現通りですね。雌花と両性花があるそうです。果実に残っている花は、両性花だと思います。

このところ、涼しい日が続いていて、屋外作業がだいぶ楽になりました。でも、明日は天気が崩れるようです。発芽したばかりの大根には、恵みの雨になりますが・・。

富士山麓で出会った果実①

今朝は、涼しいと言うより寒かった!少し前は、夏蒲団でも暑くて飛ばしていたのに・・。

富士山麓で出会った果実①・・寄生植物・菌従属栄養植物(旧呼称:腐生植物)を集めてみました。

【キヨスミウツボ】

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彼方此方探して、果実が残っていたのはこれだけでした。

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変則だった気候のせいか、例年に比べて発生量が少なかったようです。また、少し前の長雨や異常高温のせいで、果実がダメになってしまったのかもしれません。上のような状態のものばかり・・。

【キバナノショウキラン】

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こちらは花茎が倒れ、花柄が腐り始めていました。

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このくらいで、種子が成熟しているのだろうか?

別の場所でも数株見付けてあったのですが、全て無くなっていました。そのエリアでは、野生動物(シカではないかと思っています)に味を覚えられたようで、昨年も食害に遭った形跡がありました。それと、この近くでタヌキの番を見かけました。雑食だそうですからこちらも犯人の可能性がありますね。来年は、ハバネロの搾り汁でも塗ってやろうかな・・。

【ツチアケビ】

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標高1,300m辺りに生えていました。この場所では、毎年花の時期に食害に遭い、この状態になったのは初めて見ました。

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こちらは標高900m辺りで、走行中の車窓から見付けました。案外、動体視力が良いのかも?

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周辺にシカの足跡がありましたが、食べられた形跡はありませんでした。野鳥が食べて種を運ぶそうですが、シカは食べないのだろうか?花の時は食べられているようですが・・。

【ギンリョウソウ】

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小さいけど目玉おやじのようで、目につき易い果実です。出会う事も少なくないのですが、探すとなかなか見つかりません。

ジイソブとバアソブの花

前記事にジイソブ・バアソブが登場したので、花を撮ってみました。

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ジイソブとバアソブの違いが、Web図鑑にいろいろ書かれていますが、並べてみないと分かり難いものです。写真の左がジイソブ、右がバアソブです。大きさが逆?それは、私の写真の撮り方が悪いからですcoldsweats01

「花冠の外側の色が違う!」と思われた方も多いかと思います。Web図鑑を見ると、紫褐色をした花が多く見受けられます。でも、そうでは無い花もあります。

蔓を引き寄せ、並べてみました。

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「バアソブの花は、ジイソブより小型」・・左がジイソブ、右がバアソブです。確かに少し小さいですね。でも、たまに見る人にとっては、花の大小での判断は、難しいものです。

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花の中を撮ってみました。左がジイソブ、右がバアソブです。「これも、違う!」と思われた方がいるかと思います。バアソブについて、山渓の図鑑には「花冠の内側の上部は紫色で、下半部に濃紫色の斑点がある」と書かれています。この花の場合、斑点だけ合っていますね。

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更にズーム。こちらも左がジイソブ、右がバアソブです。柱頭は、開花後の時間の差で違って見えますが、開花間もない頃はそっくりです。

花以外では、「バアソブには毛が生えているが、ジイソブには無い」とあります。確かに実生苗や、春の芽出し頃はこの違いが歴然としています。でも、花の咲く時期になってその区別の難しい個体もあります。

ジイソブもバアソブも、花冠先端の裂片の数や内部の模様(斑紋)などが、個体によって変異の多い花だと思います。花でいえば、花冠内部の斑点が一番の区別点ではないかと思っています。

そして、一番確実なのが、種子による区別です。

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左がジイソブ、右がバアソブです。「ジイソブの種子には翼がある」と書かれています。色も違っています。

今日は、はっきりしない天気でした。さて、明日はどうだろう?

第2回「滝川の土手普請」

今日は、沼川水系「滝川の川沿い遊歩道の草刈り」に参加して来ました。今年度、2回目になります。

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現地に着いて見ると、遊歩道に除草剤が散布されていました。ところがその先は、右のように草だらけでした。除草剤を散布したのは、右の写真の左側辺りでモトクロスの練習をしている団体のようです。

最近では、省力化のために稲田の畔や茶畑に除草剤を散布する農家も見かけます。自分の土地や田畑に散布するのは勝手ですが、こういう場所に大量に散布するのは歓迎出来ません。

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こちらは、草刈り作業後の様子です。この辺りが、一般参加者がヒガンバナの里親になっているエリアです。私も里親になっていますよ。

今日は、9月23日に予定されている「彼岸花ウォーク」の準備作業として、主に斜面を刈りました。無理な態勢で草刈りしたので、いつも以上に疲れましたsad

少しだけ、植物観察を・・。

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左は、クズ、セイタカアワダチソウ、イタドリなどが写っています。この他に、カラムシ、コセンダングサ、ヨモギなども手を焼かせる植物です。特に、クズの蔓は草刈り機に絡んだりして一番厄介です。

右は、タカサブロウかアメリカタカサブロウだと思います。

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総苞片の幅や葉の鋸歯の違いなどで同定するそうですが、一番確実なのは種子に翼が有るか無いかだそうです。実は以前学んだのですが、その事を忘れていましたcoldsweats01。それで中の種子を観察して来ませんでした。

Web図鑑には、この状態でも判断出来ると書かれていましたが、素人の私には良く分かりません。右側の写真は、井伊直虎ゆかりの地・・井伊谷の田圃で撮ったものです。こちらは翼が有るようにも見えます。そうだとしたら、タカサブロウ・・。

種子の翼の有無で同定する植物というと、ジイソブとバアソブが思い浮かびます。そっくりなのに、こういう違いがある事を知ると面白いですね。

今日も、ジヤトコさんの若手社員が60人ほど参加してくれました。その上、お弁当までも差し入れて頂きました。他にも、遊歩道沿いの企業などが、分担で草刈りや清掃をしてくれています。この事業がいつまでも続いて、ここを歩く人が増えてくれれば嬉しい!

アケビコノハの幼虫

今日は、風の強い一日でした。それに、少し涼しかった・・。

裏庭植物園のムベの枝に、面白い幼虫がいました。

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眼のようなボディーペインティングがあります。「2対の大きな眼状紋」と表現されていました。

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後ろから見た姿です。

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左が頭、右がお尻かな?

ところで、以前見たアケビコノハの幼虫は、全然違う色でした。

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こちらには2匹写っています。アニメのキャラクターみたいでしょ?

どちらも同じムベなのに、この色の違いは何でしょう?蔓の色・・なんて事は無いと思いますが・・。

成虫の姿はこちら→2010年7月18日の記事

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