マネキグサ

今日も暑かった！屋外作業には、最悪の一日でした。たまに吹き抜ける風の涼しかった事・・。

そろそろ咲く頃だろうと思い、マネキグサの様子を見て来ました。自生地には、先行者の痕跡が・・。

まだ蕾の膨らんでいない株も多く、全体的にはこれからのようです。

薄暗い所に生えているので、フラッシュ撮影です。

後頭部と横顔・・。

個体毎に見比べると、花冠の白い縁取りや、３裂した下唇の形に変異があります。

こちらは、この場所では白い部分が多い花です。稀に白花もあるそうですが、白い縁取りの無い暗紅紫色だけの花もあると思います。いつの日か・・。

中にはこんな変わり者も・・。

「変でしょ？」３裂した下唇が上を向いています。

人間だけでなく植物の世界にも、変わり者はいるものですね。

こちらは下唇が丸みを帯びて幅広です。メタボ系の花ですね。

最後に・・。

ハナアブが、蜜を吸いにやって来ました。

シソ科マネキグサ属（レッドデータープランツ増補改訂新版参照）。環境省、静岡県共に準絶滅危惧種(NT）に指定されています。自生地の様子を見ると、人の手による保護・増殖の難しくない植物だと思います。