クルマユリ
例年なら残り花を見るのですが、今年は開花が遅れたせいでちょうど見頃でした。
ユリの中では小さめの花ですが、緑の中でとても目を惹きます。橙赤色の花は、この時期の主役です。
コンデジ+LEDライトで撮ってみました。通常は斜め下向きに咲くので、花芯の様子が撮り難いのですが、この花は斜面に咲いていました。
「花被片の先は強く反り返る」とあります。この時期に咲く花は、反り返りの強いものが多いですね。オニユリ、コオニユリ、カノコユリなど・・。
花被片の艶も特徴の一つだと思います。また、内側に斑点のあるもの(最上段右の花)と、この花のように無いものがあります。
和名の由来となった輪生葉です。これも個体毎に違いがあります。今回は見つかりませんでしたが、稀にカラス葉の個体も見る事があります。
シロチョウの仲間です。花粉が翅に付いています。衣類に付けると、洗濯担当に怒られるので気を付けましょう!
同じような写真ばかりで恐縮です。少しの間、翅を広げるのを待っていたのですが、広げてくれませんでした。
この辺りでは、クジャクチョウやキベリタテハなども見る事が出来ます。時々、蝶を捕まえている小父さんを見かけます。場所によっては高山蝶の捕獲は禁止されているようですが・・。
※今日は、午後から「季節だより観察会」があります。夕方も用事があるため、記事は時間指定でアップします。
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