ちょっと不気味な植物観察
今日も午後から雨・・困ったものです。
また女性の訪問者を減らすようなタイトルですが・・。
【不明な植物】
拡大して見ると、百合の鱗茎のような感じです。
これは何でしょう?
彼方此方で、このような姿が見られました。アキノギンリョウソウは、別名ギンリョウソウモドキと呼ばれています。でも、ギンリョウソウ属ではなく、少し前に登場したシャクジョウソウ属になります。
ついでに付けたような名前ではなく、一茎一花なので、イチリン(咲き)シャクジョウソウなんてどうでしょう?
林内を歩いていると、このようなものを見かけます。これはロウタケ科ロウタケ属のキノコです。普通のキノコのように、子実体を作らない変わり者だそうです。
季節の移ろいは早く、少し前に花を掲載したばかりのキバナノショウキランも、果実を付けていました。中には、茎が腐食してしまったものもあります。
ちょっと不気味なものばかりなので、少し可愛い花を掲載します。
似た花ですが、こうして並べてみると違いが分かりますね。左がコフウロ、右がゲンノショウコです。ただ花弁の形は、個体毎に違いがありますので、この写真だけでは参考になりません。
◇訪問者の方にお願い◇
富士山南麓、愛鷹山西麓付近で、次の果実(熟したもの)を探しています。
①ギンリョウソウ:ゲゲゲの鬼太郎に登場する目玉おやじのような果実
②キヨスミウツボ:白い粒に触ると、プニプニするようになった果実
③キバナノショウキラン:果実が十分膨らみ、茎や花(果実)柄が腐食し始めたもの
上記解説は、熟した状態の目安を記載しました。この状態になる前でも結構ですので、ご存知の方、おおよその場所を教えてください。
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