ナツエビネ(富士市)
この植物を初めて見たのは、20年以上前になります。知り合いの猟師さんが、何処からか大きな株を採って来て見せてくれました。
当時は、現役の渓流釣り師だったため、植物にそれほど興味はありませんでした。記憶しているのは、ナツエビネという名前と近くの山林に咲くジエビネと花の形が違うという事くらいです。
実は、数年前にこの個体とは出会っていました。でも、その時は普通のジエビネだと思っていたのです。まだ残っているか様子見に行ってみると、蕾が付いているではありませんか!昨年のものと思われる長い花茎も残っています。
少し近づいて・・。
もう少し葉の緑が薄い印象がありましたが、雨に濡れたせいか濃く見えます。蕾が無かったら、今回もジエビネだと思った事でしょう。
蕾を接写してみました。花を見るのが楽しみです。
6月8日に、京都府立植物園で撮ったナツエビネの蕾です。こちらは、もうとっくに花は終わっていると思います。
嬉しい出会いは、まだ続きます。ここから近い場所で、富士市では初見の野生ランと出会いました。次の記事で・・。
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