開花を待つ野生ラン
今年は、開花時期の予想が難しい・・。全てが遅れるのならまだしも、平常通り咲く花もあるから尚更です。気になっている野生ランを、集めてみました。
【コハクラン】
7月6日撮影。
例年なら、開花しているのですが、まだこんな状態でした。中の写真の個体が一番早そうでした。今週末くらいには、咲き始めるだろうか?それにしても、今年は個体数も開花株も少ないような気がします。
昨年の7月2日に撮影した花です。5分咲き以上だったと思います。
7月6日に撮影。
とても小さな植物です。マイヅルソウの葉と比べてみてください。見付けて一回転すると、また探さなければならないくらいです。
「みすずかる(水篶刈る)信濃の国に咲く花は、打ち寄する駿河の峰にも咲きけり・・」おそまつ様でした。
右は、昨年の7月2日に撮影したものです。こちらも、かなり遅れているようです。
【ヒナチドリ】
7月6日撮影。
こちらも、まだ蕾でした。
昨年、この花を見付けたのは、7月18日でした。そして、上の写真は7月24日に撮りました。7月下旬がちょうど良いのかも?
この花は、萼片が少し色付き始めていました。全体像は敢えて掲載しません。花は小さく、葉はノキシノブに似ていて、とても見付けにくい野生ランです。
今日は、楽しみにしていた富士自然観察の会さん主催の「季節だより観察会」です。13時30分からなので、午前中に雑用を済ませて行くつもりです。と言う事で、ブログ記事も午前中にアップします。
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おばさん、今日は。
この植物の名前の由来を調べたら、信濃の国の枕言葉に因んで命名されたそうです。
「我が静岡県(富士山)にも生えているぞ!」と言いたかったのです。
投稿: やまぶどう | 2017年7月11日 (火) 12時41分
お花のUPは勿論素晴らしい
そしてまたまた素晴らしい句を
わあ~今まで爪を隠していたんですね
投稿: おばさん | 2017年7月10日 (月) 23時31分