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2017年7月27日 (木)

オニドコロの雄花と雌花

ヤマノイモやオニドコロが、雌雄異株であることを今年知りました。花が咲いていましたので、観察してみました。

【雄花】

Ap7270135 Ap7270141

雄花は沢山咲き、花期が長いようです。6個のオシベが確認出来ます。

【雌花】

Ap7270127_2 Ap7270143_2

浮島ヶ原自然公園で見付けた雌花です。

Ap7270177 Ap7270185

こちらは、趣味の果樹畑で見つけた雌花です。

Ap7270193 Ap7270197

子房が成長して、行司の軍配の様になって行くのが分かります。

Ap7270191

雌花を接写。3裂した花柱が見えています。その奥にあるのは退化したオシベでしょうか?

今回の写真では分かりませんが、雄花序は直立し、雌花序は垂れ下がっていました。雄花序の花期が長いのは、雌雄異株の他の植物にも見られます。多様性の維持のためでしょうか?

ヤマノイモやオニドコロには、全て根茎(芋)が付くので、雌雄異株ではないと思っていました。しかも、特徴ある果実(蒴果)は、どれにも付くと思っていたのです。先入観が、観察する気持ちの障害となっていました。反省しなくては・・。

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