オニドコロの雄花と雌花
ヤマノイモやオニドコロが、雌雄異株であることを今年知りました。花が咲いていましたので、観察してみました。
【雄花】
雄花は沢山咲き、花期が長いようです。6個のオシベが確認出来ます。
【雌花】
こちらは、趣味の果樹畑で見つけた雌花です。
雌花を接写。3裂した花柱が見えています。その奥にあるのは退化したオシベでしょうか?
今回の写真では分かりませんが、雄花序は直立し、雌花序は垂れ下がっていました。雄花序の花期が長いのは、雌雄異株の他の植物にも見られます。多様性の維持のためでしょうか?
ヤマノイモやオニドコロには、全て根茎(芋)が付くので、雌雄異株ではないと思っていました。しかも、特徴ある果実(蒴果)は、どれにも付くと思っていたのです。先入観が、観察する気持ちの障害となっていました。反省しなくては・・。
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