休耕畑に咲く花
希少種ばかり掲載していると、植物に詳しいのだろうと思われるかもしれません。私は、一人歩きが多いために、順を追って(人に教わって)学ぶ機会が殆どありませんでした。そんな訳で、普段目にする事の多い植物の名前が良く分かりません。
これから、少しずつ覚えて行こうと思っています。忘れる事の方が、多いかもしれないけど・・。
【ツユクサ】
綺麗な花でしょ?幼い頃は、キリギリスやクツワムシなどと一緒に、虫かごに入れて楽しんだものです。
花は綺麗ですが、畑の雑草としては手ごわい奴です。この暑さでは、引き抜いて置くだけでも枯れる雑草が多い中で、ツユクサは直ぐに根付いて成長をします。
横顔です。オシベは花弁の付け根に3個、少し下がって1個、メシベの近くまで伸びて2個あります。メシベの近くまで伸びる2個のオシベだけが花粉を出し、他の4個は花粉を出さない仮オシベだそうです。
花弁(内花被)は3枚と書かれています。「2枚じゃないか?」と思ったら、下に白く小さな花弁が1枚付いていました。その後ろに3枚の萼(外花被)があります。普通に見られる花ですが、いろいろ面白いですね。
趣味の野菜畑に咲くナスやジャガイモの花と似ています。この植物も、それらと同じくナス科ナス属だそうです。イヌホオズキの仲間はいろいろあるようですが、これからの勉強課題です。
シソ科の花も似たものが多くて難しいです。左と中は通常のマクロモード、右は深度合成という機能を使って撮りました。すぐ後ろの植物もボケないで写ります。
少しピント位置をずらして接写してみました。シソ科イヌゴマ属、別名をチョロギダマシというそうです。チョロギは、以前栽培した事があり、面白い形の根茎(芋)を付けます。
似た植物で、利用価値の無いような種に「イヌ」と付けられる例が多いですが、愛犬家としてはとても抵抗があります。面倒がらないで、別の名前を考えてほしかったと思います。
※植物の名前が、間違っていたら教えてください。
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