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ナギラン

数年前、この植物を求めてある山を探索した事があります。蜘蛛の巣と藪蚊に悩まされながら、荒れた林内を歩き回りましたが、出会う事は出来ませんでした。

ところが、別の場所でこの野生ランとニアミスしていたのです。「こんな所に?」と思うような場所に生えていました。人との出会いもそうですが、希少植物との出会いも不思議な縁を感じる時があります。

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葉が、針葉樹のナギに似ている事から和名が付けられたそうです。花の無い季節なら、気が付かないかも?

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急勾配の斜面に生えていました。未開花株も幾株か見受けられ、将来への期待が持てます。

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鳥の頭のような蕾と開き始めた花の様子です。

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「花は白色で淡紫色を帯び、赤色の斑点がある」と書かれています。ラン科シュンラン属でシュンランの花に似た形ですが、萼片が長いので咲き始めはちょっとだらしない感じがします。

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ナギランは、菌への栄養依存度が高い植物なので、薄暗い場所でも生育出来るそうです。右は露出していた根を撮ってみました。

Ap7161890

蟻が集っていました。送粉者は、ミツバチの仲間が主ですが自家受粉もするそうです。この場所の様子を見ると、実生で増えているように思います。

杉野先生の『静岡県産希少植物図鑑』によると、「伊豆・東部・中部・西部に記録がある。西部は各地にある。他地域は少ない。」と書かれています。環境省、静岡県とも絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。

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