駿河の峰に咲くミスズラン
例年より開花が遅れていた、ミスズラン(ラン科ミスズラン属)が咲き始めました。
少し前の記事に掲載しましたが、老眼には辛いとても小さな花です。この野生ランは、水篶刈る信濃の国・・長野県で最初に発見され、その名が付けられたそうです。
薄暗い針葉樹林内に咲く上に、この小ささですから手持ち撮影では上手く撮れません。ストロボ無しだとピンボケが激しいし、デジイチのストロボだと白飛びしてしまうし・・。
コンデジの露出補正とフラッシュ補正を、通常より暗めにして撮ってみました。中と右は、少しピント位置をずらしてあります。
見てくださいこの顔。寄り目でベロを出して、私をバカにしているような表情をしています。
ミスズランは、環境省、静岡県とも絶滅危惧種ⅠA類(CR)に指定されています。ところで、こんな小さな植物の調査なんて、どんな方法で行っているのでしょう?調査する人が参ってしまうと思います。
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もこままさん、今晩は。
本当に暑いですね。
このところ、屋外作業が多いので、半日もやると参ってしまいます。
最近、後何年山歩き出来るかを、考えるようになって来ました。
行ける内に、県内に生える希少植物を出来るだけ見ておきたいと思っています。
苔むす林内に生える野生ランを見ていると、とても心癒されます。
投稿: やまぶどう | 2017年7月15日 (土) 18時04分
こんにちは。毎日朝から暑いですねえ(><)
やまぶどうさんのお陰で 今まで知らなかった日本の自生ランを
知ることができ とても喜んでいます。
派手な洋蘭も素敵だけど
ひっそり静かに佇んでいる日本のランは 日本人の心を打つ植物ですね!
投稿: もこまま | 2017年7月15日 (土) 11時02分