不法投棄監視パトロールで出会った花(7月)
梅雨時に雨が降らず、梅雨明けしたと思ったら雨や霧の深い日が続きます。困ったものです。
昨日の、不法投棄監視パトロールで出会った花を集めてみました。
タケニグサ・・この林道では所々で見かけます。図鑑には、「都市近郊の荒れ地で良く見かける」とありますが、結構標高の高いところでも見かけます。環境適合性の高い植物のようです。
花を接写してみました。「花に花弁は無く・・」本当だ!開花して萼片が落ちた後は、オシベとメシベだけが見えています。面白い花ですね。
コアジサイの花の次は、この花が彼方此方で目に付きます。アジサイ科アジサイ属・・ノリウツギです。
そして、同じくアジサイ属のこの花も、これからの林道を飾ります。
タマアジサイです。花期は長く、場所によっては晩秋まで咲いています。
右は、チダケサシの花です。下界ではもう花も終わり頃ですが、この辺りではまだ見頃でした。
この日は、先月と違うルート(一般車両通行禁止)を走りました。すると、手元の地図に無い道で繋がっていたのです。その合流点付近に、この植物が生えていました。
左の花の無い写真は、6月下旬に撮りました。オトギリソウの仲間だとは思ったのですが、いつも見るものよりずっと大きい花を付けていました。
法面に生えているので上から撮るのが難しく、手で引き寄せて撮ってみました。花弁の形からトモエソウではないかと思います。
環境省、静岡県共に絶滅危惧種の指定はありませんが、多数の地域で絶滅危惧種に指定されています。
※、昨晩記事を書き、本日分として時間指定でアップします。
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