2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ

« カラマツ | トップページ | ツメレンゲ(浜松市天竜区水窪) »

2017年6月23日 (金)

休耕畑の自然薯など

休耕畑①の草刈りと茶ノ木・笹などの伐採は、一通り終わりました。これから大変なのは、メンテナンスです。マメに草取りするしかありません。

十数年の間、生き残った自然薯が幾本かありましたので、切り取った笹で蔓を誘引してあります。隣の畑の小父さんが狙っているので、「ダメだよ!」と釘を刺しておきました。後は、言う事を聞いてくれないイノシシ対策です。

Ap6233678 Ap6233671 Ap6233686

左が自然薯、中は父親が植えた栽培芋で、品種名は分かりません。右は野老です。真ん中の葉、左と右を合体させたような感じでしょ?

【自然薯】

Ap6233725 Ap6233734

私は以前の記事で、自然薯の葉は対生だと書きました。ところが、互生の葉もありましたので、ここに訂正させていただきます。株全体では、対生の葉が殆どですが、写真のように互生の部分もあります。また、蔓が伸び始め葉の展開する前には、下の写真のような状態です。

Ap6233680 Ap6233749

言葉で特徴を表現しにくいのですが、この状態でも自然薯と野老の区別が出来ます。葉の付け根の節のような部分が黒っぽいのが分かりますか?秋になって枯れた蔓は、この部分が簡単に折れます。

蔓が伸び始めた頃は、野老ばかりだと思ってがっかりしたのですが、野老より遅れて蔓が伸びて来る事を知りました。

【栽培芋】

Ap6233740 Ap6233745

この芋も蔓を見ると対生と互生がありました。でも、自然薯と同じく大半が対生でした。

Ap6233748

自然薯に似ていますが、蔓は角ばっていて堅い・・。

【野老】

Ap6233690 Ap6233687

こちらは、全体を確認しましたが互生だけでした。これも、自然薯に比べて蔓が堅い・・。

私の住む地域では、野老は食用にしませんが、根茎をあく抜きして食用にする地域もあるそうです。

もう一つ学んだ事があります。野老も自然薯も雌雄異株だそうです。山間部に住んでいるのに、知りませんでした。イモ(根茎)はどちらにも出来るし・・。花が咲いたら、じっくり観察してみようと思っています。

« カラマツ | トップページ | ツメレンゲ(浜松市天竜区水窪) »

植物観察」カテゴリの記事

果樹野菜」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 休耕畑の自然薯など:

« カラマツ | トップページ | ツメレンゲ(浜松市天竜区水窪) »