イヌマキに着生する野生ラン
今日は、今月最後の不法投棄パトロールを行いました。林道主体でしたが、相変わらずポイ捨ては無くなりません。幼少からの教育が大切だと思っています。
イヌマキの木に着生させた、ヨウラクランが開花したので、撮ってみました。このヨウラクランは、自宅の八重枝垂れ桜に着生していたものを、見やすいイヌマキに移植したものです。
イヌマキの先住民は、富貴蘭(フウランの葉芸品)です。当初はもっと離れていたのですが、お互い増えてくっつき合っています。
ヨウラクランの花です。花茎の元の方から咲く花が多い中で、この野生ランは先端部から咲き出します。垂れ下がる花径と関係があるのでしょうか?面白いですね。
とっても小さな花で、デジイチ+マクロレンズでは、トリミングしないと花の形が分かりません。接写が得意なコンデジでも、デジタルズーム併用でやっとこのくらいです。
こちらはムギランと仲良しにしています。ムギランは、鎮守の森に落ちていたのを、拾って来ました。毎年新しいバルブが増えています。
父親が鉢植えにしていたセッコクも、この木と相性が良いようです。
右のカヤランは、今春伐採された木に着生していたものを、拾って来ました。拾って来たなんて書くと、潔癖な人は眉を顰めるかもしれませんね。救済です。
イヌマキが、着生ランと相性の良い木だと知ったのは、周智郡森町にある古民家・・友田家を訪問した時でした。ここで、実生発芽したフウランの子を、初めて見ました。
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