ベニバナヤマシャクヤク
今日は、予報通り朝から雨でした。午前中だけ頭脳労働をして、午後からはのんびりしました。それにしても、風雨が凄い!
3年ぶりに、ベニバナヤマシャクヤクに会いに行って来ました。一番期待していた場所では、開花株が採取されていました。「また、盗掘か!」2014年のやるせない思いが、脳裏に浮かびました。
この日最初に出会った花です。「一株でも、まだ残っていて良かった!」
点々とですが、開花株が見つかりました。こちらは、少し日照の悪い場所に生えていた株です。
日当りの良い場所に生えていた株です。ヤマシャクヤクは、木陰に生えますが、ベニバナヤマシャクヤクは、日照の良い場所が本来の自生地だそうです。
ヤマシャクヤクとベニバナヤマシャクヤクの違いはいろいろありますが、花弁の見えない蕾の状態では、萼片の縁取りでも区別出来ます。慣れないと分かり難いかもしれませんが・・。
更に接写。
開花した株も見受けられましたが、花弁が欠け落ちていたので掲載しません。
園芸採取されたと思われる形跡は彼方此方にありましたが、子株は結構見受けられました。それと、違うエリアにひっそりと生き残って蕾を持っている株も確認出来ましたので、少しだけ心が安らぎました。
ベニバナヤマシャクヤクが、撒種後何年で開花するか確認しておりませんが、ヤマシャクヤクと同じくらい(7~8年)かかるものと思います。どうか、悪い小父さんの目に触れないで、子孫を増やしていってほしいと願いながら、自生地を後にしました。
« ドライフラワーのオニク | トップページ | カラマツ »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
おばさん、お早うございます。
中山先生は、雲の上の人です。
幾度かお会いする機会があり、また講話を聞いた事があります。
植物の事だけでなく、歴史的背景や生活との関わりなど幅広くとても興味深い内容でした。
掛川市にお住まいの杉野先生とともに、静岡県の植物誌に名を残す方だと思います。
投稿: やまぶどう | 2017年6月22日 (木) 07時12分
酷い雨でしたね
今朝 富士ニュースを観ていた主人が大騒ぎ
自然保護普及啓発に貢献された中山さんが
環境大臣賞受賞
この人って君のブログ友ではないのか??
まあ お年が違いすぎだわ
もしかして同じ活動しておられる方でしょうか
投稿: おばさん | 2017年6月21日 (水) 19時39分