新エリア探索③(富士山)
少し間が空いてしまいましたが、亜高山帯探索の続きです。
【キノコ・変形菌など】
カイガラタケかカワラタケの仲間。裏側にヒダがあればカイガラタケのようですが、撮り忘れました。
こちらも・・。
変形菌とキノコは同じだと思っていたのですが、キノコから独立した生物グループとして研究されているそうです。子実体を形成して胞子繁殖しますが、微生物を摂食するために変形体が移動するという、植物と動物の性質を併せ持っている不思議な生物だそうです。
こちらは、黄色いキクラゲのようですね。Web図鑑を見ると、コガネニカワタケやハナビラダクリオキンなどが似ています。
似たような黄色いキノコを時々見かけますが・・。
コウヤノマンネンゴケとフジノマンネンゴケが混在していました。
イワダレゴケに混じって生えていた綺麗な苔は、ムツデチョウチンゴケでしょうか?接写し忘れました。
左はコケシノブの仲間ですが、近くの山林で見るコウヤコケシノブのように、裂片の先に鋸歯がありません。Web図鑑の解説を見ていたら頭が痛くなったので、コケシノブ科と言う事で・・。
右は、ミニ洞窟の中で見た蛍光色の物体・・地衣類でしょうか?接写ズームした写真を貼り付けてみました。
最後に・・。
以前の記事に掲載した花は、葯の大きさが違っていました。でも、ここの花は同じようです。葯袋の破裂時期が違ってそう見えたのかもしれません。
花に集る虫を撮ってみました。バッテリーが少なくなって来て、LEDストロボが上手く働かず見難い写真になってしまいました。
最初見た時は蚊だと思ったのですが、ちょっと違うようです。同じ花に、二匹集っていました。
二匹とも似たような虫ですが、触角が違います。片方には毛が生えています。これは雄雌なのか、それとも別種なのか?
まだ、写真を撮りましたが、新エリア探索の記事はこれでお終いにします。次は何処を探索しようか・・。
« 釜無ホテイアツモリソウと山野草展 | トップページ | ヤマシャクヤク(富士山) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「茸と菌糸」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- 最近見たキノコ(2020.11.26)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物(9月下旬)(2020.09.28)
- 栗の毬に生える菌類(2020.09.27)
「苔と羊歯」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- ヒメミズワラビ(2020.11.06)
- 遠州路で気になった植物②(2020.11.03)
- 菩提寺のヒトツバ属(2020.05.15)
- 菩提寺で見たシダ植物(2020.03.11)
コメント