富士山に生える植物の目覚め
そろそろ、バイケイソウが目(芽)覚める頃だと思い、様子見に行って来ました。
私の富士山探索は、バイケイソウの目覚めから始まります。標高1,000m辺りで・・。
こちらは、まとまって生えていました。葉が展開し始めた頃の姿が一番好きです。
イチリンソウとトウゴクサバノオだと思います。イチリンソウの葉を沢山見ても、花を咲かせる株が少なかったのですが、昨年辺りから開花株が増えて来ました。
左はヤマエンゴサク、右は一枚葉なのに少し太めだから、キバナノアマナかな?キバナノアマナと初めて出会ったのは、この林です。

こちらは、とても小さな蕾を付けているヒメニラです(だと思っています)。ちゃんとニラの香りがしますよ。
ところで、Web図鑑で見るヒメニラの葉は、もっと太く立派です。筑波実験植物園の植物図鑑では、「食用になる」と書かれています。でも、この場所に生える個体は、食用に出来るようなサイズではありません。ネギの苗を食べるようなもので、何本採ったら良いか分からないくらいです。別種なのだろうか?
例年に比べると、目覚めが遅いように思われます。標高1,000m辺りでもまだ雪が残っていました。
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