ショウジョウバカマ(高瀬渓谷)
長野県大町市の高瀬渓谷へ、初めて行ったのはもう30年以上前の事になります。
現場説明の付き添いで訪れたこの渓谷では、いろいろな出会いがありました。行者ニンニク、黄色い花のシャクナゲ、そして特別天然記念物のカモシカにも初めて出会いました。
以来、年一度くらいは訪れています。
残念なのは、毎年訪問を楽しみにしていた、東京電力さんの「高瀬川TEPCO館」が2011年に閉館になってしまった事です。
今年も、気になった植物が幾つかありましたので、撮ってみました。一番手は、静岡県ではとうに花期の過ぎてしまった、ショウジョウバカマです。

左は、まだ蕾のようです。右は、何ものかに齧られたのでしょうか?この辺りは、糞の様子から鹿よりも野猿が多いようです。
その上の方を見ると、積雪で押しつぶされた落ち葉の中から、ショウジョウバカマの花が顔を覗かせていました。
片手で低木の枝を掴み、コンデジで撮りました。同じような写真ばかりですが・・。

樹木に摑まらなければ、登れないような場所です。とても怖かった・・
。

こちらは、葯の状態から開花間もない花のようです。
この一帯に生える株数は、相当なものだと思います。他にも、気になる植物が幾つか生えていましたので、追って掲載します。
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