蕗の薹
裏庭には、フキ、コンニャク、ミョウガ、アシタバのエリアがあります。お互い、侵略し合ってはいますが・・。フキのエリアを覗くと、フキノトウが幾つか出ていました。
冬には地上部が枯れますが、少し暖かくなってくると小さな葉が姿を現します。右はフキノトウの赤ちゃん・・食べごろです。
一番最初に姿を現したフキノトウです。花径や花柄が伸びていました。花を一つ取って、総苞を外してみました。「あれっ、上の花と違う!」
図鑑を見ると、フキは、雌雄異株と書かれていました。今迄、気にして見た事がありませんでした。「雌株の頭花は白っぽく、細い糸状の雌花の中に雄花と同じ形の両性花が数個混じる。」とあります。これは雌株のようです。
こちらは、二段目の花を接写ズームしてみました。「雄株は、黄白色の頭花を多数つける。頭花は黄色っぽく、すべて両性の筒状花だが結実しない。」こちらは、雄株のようです。三段目も一緒です。雄株なのに、両性花を付けるなんて変わっていますね。
フキは、地下茎で増えます。家族に頼まれて(命令されて)、邪魔な植木を移植していたら、写真のような地下茎が沢山出て来ました。休耕畑に持って行って、植えようと思っています。
身近な植物も、良く見ると不思議がいっぱいで面白い!
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