冬のキノコ
少しだけですが、最近出会ったキノコを集めてみました。
【富士山麓で】
乾燥キノコになりかけと、ミズナラの枝についたサルノコシカケの仲間。
この季節の林内で出会えるキノコは少ないですが、気にして見歩くといろいろあるものですね。
【栽培容器内で】
この容器には、ベニシュスランやハクウンランの自生地で採取した菌糸とスギの葉を入れてあります。そして、もしかしたら発芽してくれるかもしれない希少種の植物の種を蒔いてあります。何年で地上部に姿を現すかもわかりませんが、菌糸が無事なら期待を込めてそのままにして置くつもりです。
こんな状態のものもありました。
キノコ(子実体)が生えていました。この容器内では初めて見るタイプです。
菌糸も元気そうです。菌糸は、正確には菌糸体と呼ぶようです。
Webページより:胞子細胞から伸びた無数の菌糸が固まってできたのが菌糸体、この菌糸体が土中や動植物中で四方八方に伸び、栄養分を吸収して成長し、これが集団化して、一般にキノコと呼ばれる子実体をつくりだしていくのです。
この菌糸体から出た子実体なのだろうか?
Webページに、子実体と菌糸体の分かり易い解説がありました。
キノコは、「子実体」と「菌糸体」に分けられます。通常、キノコの上の部分、つまり傘と太い柄のような部分が子実体です。胞子をつくる器官で、糸状の菌糸が集まって出来たものです。私たちがふだん見慣れているのは、この子実体のほうです。
葉緑素を持つ植物の栽培も楽しいですが、菌糸類の栽培も面白いです。
« スギラン(富士山) | トップページ | ミスミソウ① »
「茸と菌糸」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- 最近見たキノコ(2020.11.26)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物(9月下旬)(2020.09.28)
- 栗の毬に生える菌類(2020.09.27)
コメント