セリバオウレン②
セリバオウレンは、雌雄異株だそうです。
山渓の図鑑には、「雄花には雄蕊が多く、雌花には雌蕊が多い。」と書かれています。また、①雄花は花弁状の萼片が5個、雄蕊が多い。葯は白色。②雌花は紫色を帯び、花弁状の萼片が5個、へら状の花弁と雌蕊は共に10個ほど。花柄などが紫褐色を帯びる。・・とあります。
山渓の図鑑に従い、雄花と雌花を区別してみました。メシベが10個に満たないものは、諸先輩のWebページなどを参考に、両性花としました。
この花には、メシベが見えません。葯も白く、雄花のようです。
左はオシベだけで、右はメシベが少し見えています。葯が白色ではありませんが、左は雄花で、右はメシベが10個に満たないから、両性花という事でしょうか?
左は両性花で、右はメシベが10個以上ありますから雌花。
左は開き始めですが、メシベが丁度10個ありますから雌花。右はメシベが20個を超えていますから、こちらも雌花。
ところで、右の花には「へら状で小さい花弁」が見えません。開花が進み、落下してしまったのでしょうか?しかも、右も左も雌花の特徴として書かれた「紫色」を帯びていません。
雄花と雌花の区別はこれで良いのでしょうか?また、「雌花は、花柄などが紫褐色を帯びる」というのも、この場所で観察した上では疑問です。ご存知の方教えてください。
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