アシタバ(裏庭植物園)
今日は、午後から天気が回復する予報でしたが、ずっと雨降りでした。でも、夜には、真っ白になった富士山が、月明りに照らし出されていました。
裏庭植物園のアシタバの観察です。
小さかった果実が、大きくなって来ました。写真のようにまだ緑の果実もありますが・・。
殆どの果実は、このようになっていました。そろそろ採らなくては・・。
アシタバの葉柄や茎を切断すると、左上のような黄色い汁が出て来ます。この黄汁(組織液)に中に含まれるポリフェノールの一種であるカルコン類が専門家の間で注目されているそうです。
「抗菌活性や血管拡張作用、抗潰瘍および胃酸分泌抑制、抗炎症あるいは血液凝固に関連する効果など様々です。近年では、腫瘍細胞の増殖を抑え、転移を抑制する効果があることが報告されており、アシタバカルコンには様々な生理機能があることが知られています。」と書かれていました。(食品成分有効性評価及び健康影響評価プロジェクト解説集より引用)
葉には、鋭い鋸歯があります。これは重鋸歯になるのでしょうか?
ところで、以前海岸沿いの防潮林で見た植物は、アシタバではなくハマウドだったのかもしれません。茎を切断した時の黄汁が、我が家のアシタバのように黄色くありませんでした。そして独特の香りも薄かったと思います。その他の違いとして、葉の鋸歯がアシタバのように荒くなく、茎に赤い筋が入るそうです。次回探索で確認してみようと思います。
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