オンシジュームの花
この季節になると、庭に咲く花も少なくなり寂しいものです。ワーディアン・ケースの中を覗くと、オンシジュームの花が咲いていたので撮ってみました。
開花し始めと、開花して間もない花です。唇弁が、正面から見て凹面になっています。時間の経過とともに、上の写真のように凸面になって来ます。
蕊柱(ずいちゅう)付近を、ズームしてみました。
ランのように、昆虫によって花粉を運んでもらう花を、虫媒花と呼ぶそうです。虫媒花は、蜜や花粉を昆虫に提供し、花粉を運んでもらうのですが、ランの花は蜜などの報酬を与えることなく、昆虫をおびき寄せ、巧みに利用して花粉を媒介させているそうです。
ランは、昆虫をだましているなんて悪い奴ですね。
オンシジュームは丈夫なランで、私のような初心者の栽培でも、毎年花を咲かせてくれます。
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