竜爪山の植物観察

道の確認と様子見だったので、植物の写真はあまり撮りませんでしたが・・。

穂積神社境内の杉の巨木が、長い歴史を物語っています。

樹齢500年と書かれた夫婦杉と、その後ろにそびえ立つ特異な枝を持ったスギの巨木です。

癒着した夫婦杉の根元。

頭上を見上げると・・。

夫婦杉の葉が、他で見るスギの葉に比べて短く丸みを帯びています。強風の影響ではないかと伺いました。

林床には・・。

カンアオイの仲間が生えていました。

我が家の近くでは、あまり見かけない葉もありました。

左はヤマジオウだと思います。彼方此方で確認出来ました。そして、この辺りには、右の写真に似た葉を持つ植物が生えているそうです。花の季節に探索するつもりです。

少し日当りの良い斜面に、リンドウが咲いていました。

我が家の近くで見るリンドウよりも、白っぽい花です。

実は、この場所に「雪の降る季節に咲く花」が生えていると聞きました。当初は、静岡県にも自生が確認されているという幻の野生ランかと思ったのですが、教えてもらった植物の特徴やこの場所の状況から判断すると、どうも別の植物のようです。

以前、植物好きの人が何人か写真を撮りに来ていたそうです。この場所を見て、思い当たる植物があります。来年は、花の季節に確認に行きたいと思います。