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2016年12月

ご挨拶

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皆様、今年も私の拙いブログをご訪問くださり、まことに有難うございました。このブログを開設してから、もう7年になろうとしています。こうして続けてこられたのも、皆様のご訪問やアドバイスのお陰だと、心より感謝しております。 

ブログ開設当初は、希少種との出会いや山野に咲く花の風情を楽しんでいました。そして、季節を変え何年か探索していると、いろいろな「植物の不思議」を目にすることが多くなって来ました。私は素人なので尚更かもしれませんが・・。 

後何年山野を歩けるか分かりませんが、これからも「植物の不思議」を求めて探索を続けて行きたいと思っています。 

来年も、懲りずにご訪問頂けると嬉しいです。 

では、皆様良いお年を!! 

2016年の思い出④(ヤツシロラン類栽培実験)

今年の目標は、アキザキヤツシロランの発芽~塊茎まで見る事でした。出来れば花を咲かせたいと思っていました。

【アキザキヤツシロラン】

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左はアキザキヤツシロランの種子です。中央部が飴色になっているのがお分かりですか?右は、プロトコームを確認したところです。これだけでも、嬉しいものです。

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プロトコームから少し大きくなって変形して来ました。根状器官(仮称)が伸び始めています。

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更に根状器官(仮称)が伸び、塊茎に毛が生えて来ました。

この後少しずつ成長して・・。

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こんな姿になりました。

でも、ここまでの成長に時間がかかってしまったため、花を見る事は出来ませんでした。時間がかかった原因として、思い当たる事があります。現在、それを改善した環境で再挑戦を始めています。

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こんな集団もありました。

【クロヤツシロラン】

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実生栽培二年目の塊茎から、根状器官(仮称)が凄い勢いで伸びて来ました。元気だと喜んでいたのですが、菌糸不足のSOSだったようです。未知の世界は、学ぶ事ばかりです。

【その他のヤツシロラン類】

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まだ見た事の無いヤツシロラン類の塊茎から、芽が出て来ました。私にとっては、初めての塊茎移植実験ということになります。

無事花が咲いてくれるだろうか?

最後に・・。

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「静岡県のムヨウラン類とヤツシロラン類」の著者の先生にお会いしたくて「ふじのくに地球環境史ミュージアム」のオープン日(3月26日)に行って来ました。でも、残念ながらお会いする事は出来ませんでした。いつの日か・・。

2016年の思い出はこれでお終いです。

来年の目標は・・。

①アキザキヤツシロランの花を咲かせる事

②愛媛大学ミュージアムと、高知県立牧野植物園を見に行く事

③その他、歩ける内に出来るだけ探索エリアを広げる事

頑張らなくては!

2016年の思い出③(菌従属栄養植物)

菌従属栄養植物・・以前は、腐生植物と呼んでいました。この記事では、今年山野で出会った思い出に残るものを集めてみました。

【ツチアケビ・オニノヤガラ・キバナノショウキラン】

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左から、ツチアケビ、オニノヤガラ、キバナノショウキランです。

【ツチアケビ】

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ツチアケビは、こんな花が咲きます。洋ランを思わせるような綺麗な花です。上の写真の大株、凄いでしょ?こんな塊が二か所、それ以外にも彼方此方に生えていました。この先こんな大株と出会えることは無いと思います。

そして、5年前に姿を見てから絶えてしまったと思っていた別の場所で、また再会する事が出来ました。5年間地下茎が養分を蓄えていたようです。永い眠りから目覚めたのです。

【オニノヤガラ】

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この場所では、一昨年3株のオニノヤガラを見付けました。今まで見て来たオニノヤガラは、翌年同じ場所には出て来ませんでした。でも、近くに生える可能性は高いと思い、探索して2株を見付ける事が出来ました。ところが、花が開く頃見に行ったら、何者かに食べられていました。

それがきっかけで、少し違うエリアを探索してヒナチドリと出会う事になったのです。

【キバナノショウキラン】

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この植物の探索は、前ブログ「やまぶどうのお気に入り」の頃から続けています。名前には「黄花」と付いていますが、あまり黄色く見えません。ところが、右のような色彩のキバナノショウキランに出会いました。左と比べると、かなり黄色っぽいでしょ?

残念ながらこの株も何者かに食べられて、花を見る事が出来ませんでした。ただ、この場所は記憶していますので、来年また見に行こうと思っています。花が咲き結実していたら、翌年は出てこないと思います。でも、この状態で食べられたようですから、翌年出てくる可能性は高いと思っています。

【ヒナノシャクジョウ・ホンゴウソウ】

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昨年初めて出会った場所から、山の神様に誘われて別の場所へ行きました。すると足元に、左の白い小さな植物・・ヒナノシャクジョウが生えていたのです。この場所では、ホンゴウソウも結構見る事が出来ました。

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新たに発見した自生地は、湧き水の浸み出すこんな場所でした。

このところ、庭木の剪定をしているので、指の関節が痛い!繊細な作業をする指が太くなってしまう・・。

2016年の思い出②(寄生植物)

今年出会った無葉緑植物の中で、寄生植物を集めてみました。

【オニク】

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2015年11月下旬、富士山でこのドライフラワーと出会いました。そして、2016年6月下旬、GPS登録したその場所へ行ってみました。

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「あっ、出ている!」初めてドライフラワーではないオニクを見る事が出来ました。オニクは、亜高山帯のミヤマハンノキの根に寄生するそうです。

もう遅いかと思いながら、7月下旬に再び訪れました。

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一部は花が終わり、萼だけ残ったようになっていましたが、まだ雄蕊や雌蕊の確認出来るものもありました。この場所では、7月上旬が一番の見頃のようです。

オニクは、一年草と書かれた書物やWeb図鑑がありますが、一稔性(一回結実性)の植物だそうです。地上に姿を現して花を咲かせると枯れてしまうので、当初は一年草と勘違いされていたようです。

ついでに、富士山で見かける寄生植物を掲載します。

【ヤマウツボ】

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ブナ科、カバノキ科、ヤナギ科などの植物の根に寄生するそうです。

【キヨスミウツボ】

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アジサイ、ムラサキシキブ、アラカシ、ウラジロマタタビなど、いろいろな植物の根に寄生するそうです。来年は果実の熟した頃に採取して、アジサイの根元に蒔いてみようと思っています。

最後に、海岸で見つけた不気味な植物の登場です。

【アメリカネナシカズラ】

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沼津市と静岡市の海岸で確認しました。砂丘などに生育する在来種,畑作物(ジャガイモ,ナス),園芸植物など、様々な植物に寄生し、種子は動物の胃の中でも生存するそうです。

外来生物法で要注意外来生物に指定されています。

※この記事は昨日分ですが、事情があってアップ出来ませんでしたので、日時を遡ってアップします。

2016年の思い出①(野生ラン)

昨晩から今朝にかけての雨も凄かった・・。萌の散歩は、レインコート着用です。暖かかったのでまだ良かったのですが、雨の日の散歩は辛い!

今年の思い出①は、初めて出会った野生ランの記事です。

【クモラン】

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「近くにあるらしい」とは聞いていたのですが、出会ったのは今年が初めてです。そして、なんと我が家の盆栽にも着生していました(右の写真)。父親が残した盆栽の世話も暫くしていなかったので最近気づきました。不肖の息子へ、故人からのメッセージかもしれません。

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クモランは、こんな花が咲きます。正面顔は上手く撮れなかったので、来年の課題です。

【クゲヌマラン】

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情報を頂き、仕事帰りに寄ってみました。信じられないような場所に生えていました。ギンランやササバギンランに似ていますが、距が殆ど感じられません。

【ホテイアツモリソウ】

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長野県で出会ったホテイアツモリソウです。金網で囲まれた管理エリアの花は、例年に比べて元気がなかったようです。これは、神様の囁きに誘われて、金網の無い別の場所で撮りました。

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付き出した唇弁と黒みを帯びた花は、不思議な魅力があります。

この地での、保護活動の考え方や最終目標を聞きました。他地域とは少し違ったその考え方は、驚かされるとともにとても共感出来るものでした。また行ってみようと思っています。

【キバナノアツモリソウ】

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このブログには、二度目の登場です。でも、一度目は山梨県内の某山野草コーナーで撮ったものです。写真の場所で周囲を良く見ると、子株が群生していました。

アツモリソウもそうですが、環境が合えばそれほど増殖率の悪い植物ではないのかもしれません。

【ヒナチドリ】

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希少種との出会いを振り返ると、いつも不思議な糸に導かれているような気がします。

この日、オニノヤガラの花径が食べられていなければ、この場所に行き着くことは無かったでしょう。しかも、高倍率のコンデジを持っていなければ、ヒナチドリと認識する事も無かったと思います。

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高倍率のコンデジで光学ズーム+デジタルズームで撮ってみました。

【ツリシュスラン】

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林床に落下しているツリシュスランを、別の場所で見ました。今年は、そこを含めて5か所の着生を確認する事が出来ました。

このエリアを歩いた事は幾度かありました。でも、今迄気付く事はありませんでした。また新たな野生蘭センサーが、構築されたようです。

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こちらは、隊長から教えてもらった場所です。比較的低い所に着生していました。来年は、花の盛りに行ってみようと思っています。

さて、明日から大掃除をしなければなりません。普段から掃除していれば、どうということは無いのですが・・。

寝不足の甲斐犬「萌」

このところ、家の周りにもシカやイノシシが出没しているようです。生け垣にしてあるアオキの葉が、綺麗に食べられていました。隣の畑では、網で囲ったサトイモを掘られたと、地主さんが嘆いていました。

シカやイノシシがやってくるのは、夜か早朝だと思います。その上、野良猫までやって来るので、萌は寝不足気味のようです。

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普段は、写真のような恰好で寛いでいます。時には、足を投げ出してぐっすり眠っています。私が近づくと、仕方なくお座りして待ちます。でも、眠そうな目をしています。

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「萌!ちゃんと番犬の仕事をしているのか?」

それにしても、口の周りが白くなりました。9.5歳くらいですから、人間の年齢では54歳ほどでしょうか?

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話しかけた時は、一応私の目を見て聞いています。でも、エサ入れをひっくり返したりして小言を言われる時は、視線を逸らしてしまいます。きっと、後ろめたいのでしょう。

「待て」や「お座り」だけでなく幾つかの言葉を覚えています。人間と同じで、自分に都合のいい言葉だけは良く聞こえるようですbleah

鎮守の森の植物観察

今日は、神社の掃除と正月準備でした。作業が終わった後、鎮守の森の植物を撮ってみました。

【シシラン】

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古木の樹上に着生していました。

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Wikipediaには「ごく普通に見られる」と書かれていますが、私の探索範囲ではあまり見る事はありません。

ランの名が付いていますが、ラン科ではなくシダの仲間です。

【エビネとヨウラクラン】

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こちらはラン科植物です。エビネも見かける事が多くなって来ましたが、日照が悪いせいか開花株は少ないと思います。

アカシデに着生したヨウラクランの周囲には、マメヅタ(シダ植物)が着生していました。鎮守の森では、彼方此方の巨木に着生しています。

【ホソバニセジュズネノキとヒイラギ】

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ホソバニセジュズネノキは、小さな株ばかりでした。棘を持っていますが、上部をシカに食べられたようです。

右は葉に棘のあるヒイラギです。大きな木になると、棘が無くなり丸くなります。年齢を経て丸くなる・・人間みたいですね。

【イズセンリョウ】

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白い果実が生っていました。薄暗い林内で、この果実を食べに来る生き物は何だろう?

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果実の生っているこの季節に蕾を持ちます。蕾の接写、ピントがズレてしまいましたcoldsweats01

友情出演で・・。

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イズセンリョウは、センリョウと似ているからその名が付いたそうです。でも白い果実のセンリョウは、まだ見た事がありませんので、我が家にある白いマンリョウを載せておきます。

今年も、もう少しで終わりです。「今年の思い出」のブログ記事を、まとめる時期になりました。一年はあっという間ですね。

葉の落ちたロウバイの木

今日も良い天気でしたので、布団干しをしました。また良く眠れそうです。

裏庭植物園を覗くと、暴風雨の影響でロウバイの葉が落ちていました。暖かい日が続いたので花も開き始めました。

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10日前には、まだ沢山の葉が付いていました。でも、葉が落ちてしまったので、御覧のように蕾や花が良く見えます。

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近づくと、とても良い香りがします。一枚だけ葉が残っていました。頑張り屋さんですね。

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小枝を切って、部屋に飾ろうかな・・。

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蜜を吸いにやって来たハナアブと目が合いました。花の少ない季節だから、ハナアブも大変だと思います。

そして、ロウバイの近くには・・。

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ナメコとシイタケがまだ出続けています。寒冷紗をかけてありますが、雨が降るとすぐに大きくなってしまいます。その上、ナメクジにも狙われやすくなります。マメに様子見しなくては・・。

年賀状印刷・・家族の分も一手に引き受けているので目が痛い!

桜と梅の花

今日は、とても暖かい一日でした。昨晩の暴風雨が嘘のよう・・。

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夕焼けの富士山・・綺麗でしょ?

今日は、家の周りに咲くウメとサクラの花を撮ってみました。

【ジュウガツザクラ】

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盆栽仕立ての十月桜が、まだ咲いていました。でも、そろそろ終わりかな?

【カワヅザクラ】

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毎年フライングする小枝が1~2本あります。これも楽しみではあります。

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あまり早く咲くと、霜で傷んでしまいます。寒さはまだこれから・・。

【ウメ】

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萌の散歩道に、咲いていた梅の花。

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こちらも早いですね。

さて、明日は良い天気かな?でも、年賀状書かなくては・・。

古民家と竹行李の道具(御殿場市)

史跡や古民家を訪ね歩き、遠い昔に思いを馳せるのも楽しいものです。「富士山樹空の森」の西側に、移設された古民家がありましたので、覗いて来ました。

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御殿場市指定の有形文化財・・旧石田家住宅です。天保九年に改築した記録が残されているそうですから、それ以前に建てられた住宅という事になります。

中には、古民具や農具が展示されていました。

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これは、竹行李(たけごうり)とその製作道具です。ここで初めて見ました。竹行李とは、竹を編んで作られた蓋付の収納箱です。

左の写真に写っているのは、割ったスズタケの内側の肉を削ぐ機械で、竹すき機と呼ぶそうです。

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こちらは、スズタケを割る道具で、竹割機と書かれていました。

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竹行李の網目と材料になるスズタケの葉です。当時は、富士山の中腹で採取していたようですが、最近では上部が枯れたものばかり見かけます(寿命らしい)。でも、隣の愛鷹山系では、枯れていないスズタケを彼方此方で見る事が出来ます。

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掲示されていた説明書きを撮ってみました。クリックすれば読めると思います。

最近、スズタケの工作がブームのようです。近隣の地区センターにも展示してありました。時間が出来たら、挑戦してみたいと思っています。

御殿場市と裾野市から見た富士山

今日は、天気が良く暖かな一日でした。でも、明日から天気が崩れるとの予報です。冬の雨は、嫌いです。

富士市から見たのとは、少し違う姿の富士山を撮ってみました。

【御殿場市】

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「富士山樹空の森」付近から見た富士山です。

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富士市では、宝永山が右横に見えますが、こちらでは左に見えます。右の写真は、樹空の森の本館です。立派な建物ですね。でも、仕事でしか入った事がありません。

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富士山頂と宝永山をズーム(18.8倍)してみました。宝永山の上に、十二薬師岩脈群が見えています。

【裾野市】

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陸上自衛隊東富士演習場(裾野市大野原付近)、国道469号線より撮影しました。

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富士市に向かうと、宝永山の位置が中心に近くなって来ました。

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この辺りでは、広大なススキが原の向こうに富士山が見えます。この中も探索してみたい!基本的には立ち入り禁止ですが・・。

お茶の栽培農家が、このススキを刈って茶畑に敷き詰めます。ススキマルチと呼べばいいのかな?軽トラックに高く積み過ぎて、横倒しになっているのを幾度か見た事があります。積み過ぎには注意しましょう。

ドライフラワー

この季節は、ドライフラワーの観察も楽しいものです。

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ススキの穂も、こうして見ると綺麗でしょ?

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こちらは、ボタンヅルかな?彼方此方で、枯れ木に花を咲かせたようです。

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もう少し標高の高い林内に入ると、こんな綿毛が落ちていました。

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イケマの果実(袋果)です。有毒植物ですが、アサギマダラの幼虫はこの葉を食べて、体を毒化して外敵から身を守るそうです。変わった生き物がいるものですね。

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鞘が割れ、飛び立つ準備が出来たようです。

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シルクのような長い毛がとても綺麗です。この毛束を種髪と呼ぶそうです。

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種子は、片側に反り返った薄い板のようです。最長で、どのくらいの距離を飛ぶのでしょう?

ヤツシロラン類栽培実験

久々に、ヤツシロラン類の栽培実験の記事です。

【アキザキヤツシロランの実験容器】

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アキザキヤツシロランは、今年初めて挑戦して、発芽~塊茎まで見る事が出来ました。でも、残念ながら花を咲かせる事が出来ませんでした。思い当たる事があり、新たな実生床を準備して、菌糸の繁殖を待っています。

竹林の部材を観察していると、右のような黒い物体を目にすることがあります。落葉広葉樹林で見かける「山姥の髪の毛」にも似ています。これも根状菌子束なのだろうか?

【未知のヤツシロラン類の実験容器】

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こちらの容器には、ある人から送っていただいた、根状器官(仮称)の取り外された三種類の塊茎が入っています。竹林の部材採取が間に合わず、赤玉土の上に同封された少量の土と塊茎を埋め込み、裏庭の竹の葉を敷き詰め(覆い)ました。

上層の竹の葉を捲ってみると、クロヤツシロランの実生栽培で見たのと同じような、芽が出ているではありませんか!

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撮り難い位置に生えていましたが、接写で撮ってみました。間違いなくヤツシロラン類の芽だと思います。

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同じような写真で恐縮ですが・・。

他の場所の葉を捲ると・・。

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こちらにも出ていました。アキザキヤツシロランの塊茎から出て来た芽と似ています。上と下の写真は、別種のヤツシロラン類だと思います

この塊茎を植え付けたのは、2016年8月24日です。塊茎の様子は分かりませんが、養分を与える菌糸が繁殖してくれているようです。

未知のヤツシロラン類は、我が静岡県では目にする事の出来ない植物です。上手く花が咲いてくれたら・・。でも、私に出来る事は、時々覗いて霧吹きするのと祈る事くらいです。

小潤井川の野鳥(十二月中旬)

小潤井川で見たダイサギ以外の野鳥を集めてみました。

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この日は、いつものカルガモ軍団ではなく、オオバンが主役でした。

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特徴のある白い額、👀は赤く目つきが悪いです。

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ハクセキレイは、遊歩道側の土手を撤去されたため、擁壁にとまっていました。

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カワセミやヒヨドリは、西洋朝顔の中にある小枝にとまっていました。今迄は、もう少し高い木が彼方此方にあったのですが・・。なんか可哀そう・・。

カモ君がいないか探すと・・。

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西洋朝顔の隠れ家から、コガモの一家が姿を現しました。

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アオサギもいました。右は、コガモのオスです。光学ズーム+デジタルズーム手持ち70倍で撮りました。

今日は、午前中畑の草取りとジャガイモを掘って来ました。今頃?なんて思われるかもしれませんが、夏の収穫後に植えると今頃収穫出来るんです。私は、素人栽培なので、あまり手間のかからないイモ類を主に植えています。

竪穴式住居(富士山)

富士山の林内を探索していて、気になるものを見付けました。

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あまり人の歩かない遊歩道の入り口です。いつもと違和感があると思ったら、枯れ枝で道が塞がれていました。

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溶岩の上に生えるヒノキを見ながら、先へ進みます。植林されたヒノキに比べて根元に逞しさを感じます。

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苔に覆われた、岩や木の根っこです。小動物のようでしょ?

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倒木に生えていたのは、ハイゴケとシラガゴケかな?

青緑色のペンキを塗ったような木片を良く見かけます。ロクショウグサレキンやロクショウグサレキンモドキなどの菌類の仕業のようですが・・。

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ブナやオオイタヤメイゲツ、ハリギリの葉などを踏みしめながら歩きます。

すると・・。

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急に林床が綺麗になりました。「枯れ枝が落ちていない・・。」

右を見ると、小屋のようなものがあります。

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正面と側面から撮ってみました。枯れ枝で作った竪穴式住居のようです。

一人で作るにはかなりな手間だと思いますから、何処かの団体さんが作ったのでしょう。遊歩道入り口の枯れ枝バリケードも、その団体さんの仕業かな?遊歩道を塞ぐのはいけませんね。

今日の富士山

我が家の周りは、まだ霜柱が立つほどではありませんが、だんだん寒くなってきました。今日は、スタッドレスタイヤに替えて来ました。

我が家から見える富士山の様子です。

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萌の散歩の時、笠雲がかかっていました。コンデジ:TG-4の4倍ズームです。

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マクロレンズのままデジイチで撮影。

その後・・。

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笠雲は何処かへ無くなっていました。

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ちょっと場所を変えて撮ってみました。スギが邪魔ですね。その内、富士山が隠れてしまうかも?

「富士山に笠雲がかかると雨が降る」・・日中はその兆候がありませんでしたが、夕方雨雲が北東へ移動していきました。でも、夜中は月が見えていました。明日は晴れるかな?

小潤井川のダイサギ

富士市の町中(我が家から見て)を流れる小潤井川を覗いてみました。

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「あれっ、なんか変だぞ!」歩道側の部分が綺麗になっています。堆積した土を撤去したようです。片方だけ残してあるのは、ここへやって来る野鳥のためだろうか?それなら対岸の木をもう少し残してほしかった・・。カワセミが好んで止まっていた木が無くなっています。

野鳥を探すと・・。

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ダイサギがいました!

ずっと離れた位置なので、高倍率のコンデジで撮ってみました。手持ちの上に、デジタルズーム併用なので、上手く撮れませんでしたが・・。

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良く見かけるのは、異様な形に首の曲がった姿です。このように伸ばしているのはあまり見かけません。

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首を伸ばして遠くを見ているようです。潜望鏡みたいです。

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良く見かけるのはこの姿です。それにしても、凄い曲がり方ですね。

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逆光で・・。

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羽をバタつかせていたところです。高倍率のコンデジは、動く姿を捉えるのが不得手です。

この日はオオバンばかりで、何時も見かけるカルガモ軍団はいませんでした。他にはカワセミ、コガモ、キセキレイ、ハクセキレイなども見かけましたが、この季節にしては少なかったと思います。

オンシジュームの花

この季節になると、庭に咲く花も少なくなり寂しいものです。ワーディアン・ケースの中を覗くと、オンシジュームの花が咲いていたので撮ってみました。

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屋内は暗いので外に出したのですが、屋外も暗い・・coldsweats01

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複雑な構造の花ですね。

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開花し始めと、開花して間もない花です。唇弁が、正面から見て凹面になっています。時間の経過とともに、上の写真のように凸面になって来ます。

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蕊柱(ずいちゅう)付近を、ズームしてみました。

ランのように、昆虫によって花粉を運んでもらう花を、虫媒花と呼ぶそうです。虫媒花は、蜜や花粉を昆虫に提供し、花粉を運んでもらうのですが、ランの花は蜜などの報酬を与えることなく、昆虫をおびき寄せ、巧みに利用して花粉を媒介させているそうです。

ランは、昆虫をだましているなんて悪い奴ですね。

オンシジュームは丈夫なランで、私のような初心者の栽培でも、毎年花を咲かせてくれます。

アシタバ(裏庭植物園)

今日は、午後から天気が回復する予報でしたが、ずっと雨降りでした。でも、夜には、真っ白になった富士山が、月明りに照らし出されていました。

裏庭植物園のアシタバの観察です。

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小さかった果実が、大きくなって来ました。写真のようにまだ緑の果実もありますが・・。

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殆どの果実は、このようになっていました。そろそろ採らなくては・・。

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接写ズームしてみました。平たくて小判のような形です。

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アシタバの葉柄や茎を切断すると、左上のような黄色い汁が出て来ます。この黄汁(組織液)に中に含まれるポリフェノールの一種であるカルコン類が専門家の間で注目されているそうです。

「抗菌活性や血管拡張作用、抗潰瘍および胃酸分泌抑制、抗炎症あるいは血液凝固に関連する効果など様々です。近年では、腫瘍細胞の増殖を抑え、転移を抑制する効果があることが報告されており、アシタバカルコンには様々な生理機能があることが知られています。」と書かれていました。(食品成分有効性評価及び健康影響評価プロジェクト解説集より引用)

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葉には、鋭い鋸歯があります。これは重鋸歯になるのでしょうか?

ところで、以前海岸沿いの防潮林で見た植物は、アシタバではなくハマウドだったのかもしれません。茎を切断した時の黄汁が、我が家のアシタバのように黄色くありませんでした。そして独特の香りも薄かったと思います。その他の違いとして、葉の鋸歯がアシタバのように荒くなく、茎に赤い筋が入るそうです。次回探索で確認してみようと思います。

ロウバイ

今日は、予報通り午後から雨が降って来ました。富士山は、更に白くなっているかな?

裏庭植物園のロウバイを撮ってみました。

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葉が黄色くなり、少しずつ落ち始めています。近づいて見ると、蕾が沢山付いていて良い香りが楽しめそうです。

花を探すと・・。

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咲き始めがありました!でも、まだ二つしか確認出来ません。

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樹木図鑑には「花は早春に咲く」と書かれており、開花期は1~2月となっています。でも、我が家では、毎年今頃から開花し始めます。

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花被片が螺旋状に付く複弁花です。右の写真・・中にクモが潜んでいます。

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蝋のような質感の花・・この写真では、ピンボケで良く分かりませんねcoldsweats01。ちょっと透明感のある花です。

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幹の様子です。図鑑では「樹皮の色は、茶褐色」と表現されていました。根元からも枝分かれして、成長の早い植物です。剪定するのが大変・・。

ロウバイ科ロウバイ属。中国原産で、江戸時代に渡来したそうです。

ヒノキ科ヒノキ属とアスナロ属

山間部に住んでいると、家の敷地内にいろいろな植物が生えて来ます。今日は、裏庭植物園に生えていたヒノキとアスナロの葉を観察してみました。

【ヒノキ科ヒノキ属ヒノキ】

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ヒノキの葉です。左は表、右は裏側を撮ってみました。

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葉の裏側に白いY字型が見えます。これは気孔線(気孔が集まっている場所)だそうです。

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葉の先端部から少し下がると、緑色から褐色に変色しています。古くなると、変色して落葉するようです。

【ヒノキ科アスナロ属アスナロ】

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こちらも、いつの間にか生えて来て50cm程まで育っています。ヒノキはY字型でしたが、こちらは鱗のような小さな葉が重なり合っています。

白い部分・・気孔の集合している場所もずっと広くなっています。ところで、「気孔」って何だろう?

気孔は植物体の表面にある小さい孔で、気孔が開閉することで、植物と大気の間で二酸化炭素や酸素、水などの交換が行われるそうです。皮膚呼吸のようですね。

気孔を通じて酸素や二酸化炭素も出入りしているため、呼吸や光合成にも気孔は密接に関わっています。 また、人間が汗をかくように、植物は気孔を開いて蒸散をすることで、熱を放出して葉温を一定に保っています。土壌が乾燥して根から水を吸収しにくくなると、植物は気孔を閉じたり葉を巻いたりして、水損失やしおれを防ぎます。(鳥取大学乾燥地研究センターさんの資料より)

次は、数年前に客先から枝を頂いて来て、挿し木にした斑入り葉のアスナロ属です。

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綺麗でしょ?

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接写してみました。

幼い頃、アスナロという名前ではなく「ヒバ」と教えられました。調べてみると、ヒノキやサワラの別名。また、林業ではヒノキ科アスナロ属アスナロ、またはアスナロの変種ヒノキアスナロを指すと書かれていました。

図鑑を見ると、ヒノキの仲間は似たものがいろいろあって、葉を比べても素人の私には区別が難しいです。記事の名前、間違っていたら教えてください。

気になる木(富士山)

落葉した雑木林の中を歩くと、面白い形の木が目に付きやすく、この季節の自然観察も楽しいものです。

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探索日の富士山です。

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ブナの繊細な枝が綺麗ですね。

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シカの糞が無ければ、地面に寝転がって見たい景色です。右の木に注目してください。

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上段右の木・・上・中・下を撮ってみました。二本のブナが、三ヶ所で癒着しています。

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こちらは、右の木の枝が折れ、左の木に支えられています。左の木が、「重たい!退いてくれよ!」と言っています。

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左は、立ち枯れた針葉樹に絡みつくイワガラミです。中の立ち枯れも針葉樹のようです。右は、緑の葉を付けた針葉樹の一群です。

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球果が落ちていました。マツ科トウヒ属・・イラモミかトウヒのようです。葉の断面が四角形ならイラモミ、菱形(平たい)ければトウヒだそうですが・・。苗の葉が螺旋状に見えます。トウヒかな?

※昨日の記事として作成しましたが、公開を忘れていました。日時を遡ってアップします。

昨晩は、Niftyの@homepage(アットホームページ)のサービス終了に伴う移行手続きを行いました。ホームページ「やまぶどうの部屋」は、新しいアドレスに変更しましたが、十年ほど経ちましたので、現在リニューアル中です。ある程度進んでから、アドレス公開したいと思います。

ところで、下記の理由から簡単なはずの移行手続きに手こずってしまいました。

アカウント名とドメインを選択する画面で、アカウント名を変えたり、表示されているドメインをすべて試(選択)しても「使えます」という表示が出ませんでした。ブラウザは、Microsoft Edgeです。諦めて終了しようとしたのですが、「もしかしたら?」と思い、Internet Explorerに変えて試してみました。すると、一発で解決しました。Microsoft Edgeのお陰で、また余計な時間を費やしてしまいました。私は、ブログ作成時の不具合から、Windows10の標準ブラウザではなく、Internet Explorerを使う事が多いです。だから良かったようなものの、場合によっては期日までに移行出来ず、有料プランを申し込む羽目になっていたかもしれません。Microsoftさんには、毎度勉強させられていますbleah

樹上の居候(富士山)

今日も一日中、庭の植物の手入れをしました。腰が痛い!

オシャグジデンダを沢山見つけたエリアで、樹上の居候を観察してみました。

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我が家の周りではまだですが、富士山の林内では霜柱が立っていて、場所によっては地面が堅くなっていました。次回探索では、スタッドレスに交換していかなくては・・。

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樹上の居候・・一番手は、ダイモンジソウのドライフラワーです。果実の数から、花の時期の見事さが連想されます。

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こちらにも・・。右には、オシャグジデンダとダイモンジソウが見えます。

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左は、ヤシャビシャクだと思います。ヤシャビシャクは、環境省RDBで準絶滅危惧種(NT)、静岡県では絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。右は、サルオガセノ仲間でしょうか?

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マツノハマンネングサの葉が残っていました。

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左は果実です。以前、少し採取して盆栽の鉢に蒔いてみました。ちゃんと発芽して、まだ生き残っています。もう少し経つと、右の葉と茎(地上部)は枯れ、休眠すると思います。

マツノハマンネングサは、環境省、静岡県ともに絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。

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左は、イワギボウシとも違うようだし、何のドライフラワーだろう?そして、右の写真のドライフラワーは、このエリアでは初見のアオベンケイではないだろうか?

下の方を見ると・・。

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やっぱりアオベンケイでした。

私の探索エリアでは、マツノハマンネングサよりも、アオベンケイの方がずっと希少種です。こちらはGPS登録しました。

盆栽に着生したクモラン

庭木の剪定は、立ち馬や脚立に登るため結構疲れます。場合によっては、木に登って枝切をするので、年寄には辛いです。疲れた時には、椅子に座り父親が残した盆栽の剪定をしています。これはこれで大変ですが・・。

寄せ植えの針葉樹を剪定していると・・。

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「あれっ、なんだこれ!」

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カヤランかと思ったけど、根が太い・・。

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枝を裏返して見ると、果実が付いていました。「クモランだ!」

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果実は、左の様に枝の下にぶら下がっていました。

この盆栽を剪定したのは数年前・・その時には気付きませんでした。こんな細枝で、良く発芽し成長したものだと思います。種は何処から飛んで来たのだろう?近くに、着生している木があるかもしれない・・。裏庭植物園の樹木を剪定しながら探してみよう!

クモランは、環境省、静岡県とも絶滅危惧種に指定されておりませんが、指定されている県が沢山あります。

オシャグジデンダ(富士山)

今朝は、大分冷え込みました。でも、これが例年の気温だと思いますが・・。

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いつも、こんなふうに機嫌が良いと嬉しいですね。

紅葉も終わり、葉の落ちたこの季節だからこそ見つけやすい植物もあります。この日は、沢山のオシャグジデンダに出会いました。

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このエリアでは、多くの木に着生していました。今迄、彼方此方で見て来ましたが、こんなにまとまって生えている場所は初めてです。

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乾燥してくると、葉を丸めて冬越しします。常緑かと思ったら、夏になると紅葉したように黄色くなり葉が落ちます夏落葉性のシダだそうです。秋に落葉して休眠すればいいのに、変わり者のシダですね。

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オシャグジデンダは、環境省、静岡県とも絶滅危惧種の指定はありませんが、隣の山梨県では、準絶滅危惧種(NT)に指定されています。そして、杉野孝雄先生の「静岡県産希少植物図鑑」にも掲載されている希少種のシダです。

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ソーラス(胞子嚢群)を撮ってみました。「ソーラスは円形で、羽片の中肋と羽の縁との中間につく」と書かれています。

中肋(ちゅうろく)って何だろう?調べてみると「葉の中央を走る葉脈の隆起した部分の事」だそうです。素人には、図鑑の説明を理解するのも大変です。

コアツモリソウの果実と種子

深山で、希少種の野生ランを見付けても、その果実や種子を観察する機会はなかなかありません。今回、コアツモリソウの果実と種子を見る事が出来ましたので、記事にまとめてみました。

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初めて果実の姿を見たのは、左の写真です。昨年の5月下旬に見つけましたので、一昨年の果実という事になります。垂れ下がって咲く花からは、予想出来ないような姿に出会えて感動しました。

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受粉して子房が膨らんでくると、右の様に果柄が起き上がって来ます。この姿は、今年初めて見ました。

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垂れ下がる花柄は、二枚葉の間にいます。そして、子房の膨らみと共に、二枚葉の間を起き上がって来ます。葉にぶつかる事の無いような構造になっているのですね。

コアツモリソウは、冬に地上部が枯れ休眠します。開花から受粉、そして果実が成熟するまでは、結構時間がかかるようです。

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ドライフラワーになった(今年の)株を見付けましたので、標本用に採取して来ました。まだ種子が残っているようです。

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葉と果実を接写してみました。

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こちらは、冒頭の写真に写っている果実です。鞘の割れ目から、種子が飛散した後の姿です。ところで、この果実には花弁らしきものが残っています。一年間、無事でいた事になります。

種子を撮ってみました。

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白い紙に乗せたら見えなかったので、黒い紙の上に乗せて撮りました。とっても、小さな種子です。アキザキヤツシロランも小さいと思っていたのですが、こちらも小さい!鼻息で飛んでしまうので、無呼吸撮影です。

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かなり画質が落ちますが、デジタルズームを利かしてみました。両方とも中央部に飴色の部分が確認出来ます

コアツモリソウの種子に、発芽の養分を与えてくれるのはどんな菌でしょう?ベニシュスランやハクウンランの自生地の菌で発芽するだろうか?

近くの山林で出会った植物②

暖かい日が続いています。

②は、足元の紅葉と、苔のような名前の羊歯・・コケシノブの観察です。

【足元の紅葉】

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足元で見られる紅葉・・綺麗でしょ?

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大きくなったカエデ属より、遅れて紅葉するようです。

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「縁には鋭い重鋸歯がある」・・イロハモミジの特徴です。

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次は黄色い葉です。左はカジカエデの赤ちゃんかな?右は誰かが石の上に置いたのでしょうか?

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右の葉の鋸歯を撮ってみました。「縁には細かい鋭鋸歯がある」・・オオモミジの特徴です。

【コケシノブ属】

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林内の一部のエリアに、苔のような名前の羊歯・・コケシノブ属が、沢山生えていました。

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葉の表と裏を接写してみました。

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更にズーム。葉の縁がギザギザしているのが、コウヤコケシノブの特徴だそうです。葉裏を見ると、葉脈上に褐色の毛(鱗片?)があります。これはキヨスミコケシノブの特徴だそうです。素人の私には、両方の特徴を持っているように見えますが、これはどちらでしょう?ご存知の方教えてください。

近くの山林で出会った植物①

近くの雑木林で出会った、気になる植物の続きです。

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萌の朝散歩の時に撮った富士山です。富士山は白いけど、下界は暖かな日でした。

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葉の落ちた枝にぶら下がっているのは、リョウブの果実です。

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こちらは、クマシデでしょうか?

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タマアジサイのドライフラワーと、イケマの果実(袋果)かな?

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落ち葉の中に見える緑の葉は、イチヤクソウです。右の葉を見てください。レンズカバーの直径は約70mmφです。今まで見た中で、一番の大きさだと思います。

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こちらはツルリンドウです。果実が生っていました。

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「果実は液果で、柄は花後に伸びる、液果の頂には花柱が残る」・・図鑑に書かれた通りです。

さて、前回探索の宿題を・・。

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液果を割って種子を撮ってみました。

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果肉は透明感があり美味しそうです。でも、まだ長生きしたいので、やたらに味見はしません。

「種子の周りに翼がある」・・確かにありました。この翼は何のためにあるのでしょうか?

近くの山林で出会った野生ラン(富士市)

不法投棄のパトロール後に、近くの山林で出会った野生ランを集めてみました。

【サイハイラン】

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幅広の笹のような一枚葉・・サイハイランです。稀に、二枚葉もあります。

【エビネ】

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笹に隠れるように生えているエビネです(ピントがずれてしまいましたcoldsweats01)。

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果実が幾つか見えています。花粉媒介者(ポリネーター)は、ニッポンヒゲナガハナバチなどの中型のハチ類だそうです。

【オオバノトンボソウ・ササバギンラン・ムヨウラン】

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左と中はオオバノトンボソウで、右はササバギンランです。どちらも、冬には地上部が枯れ休眠します。

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左はオオバノトンボソウの果実、右はムヨウランの果実です。ムヨウランの果実は、来年の蕾が出る事まで腐らずにいます。

【シュンラン・クモキリソウ】

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この落葉広葉樹林内では、彼方此方でシュンランを見る事が出来ます。右の写真には、クモキリソウとシュンランが写っています。どちらも、比較的出会う事の容易な野生ランですが、ツーショットは珍しいと思います。

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春を待つシュンランの蕾と、クモキリソウの果実です。

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葉と球根を撮ってみました。

クモキリソウ・・ちゃんと花を見なければ?マーク付きとなるのですが、上記のような果実が生り、冬に地上部が枯れ休眠する野生ランは、この標高辺りではクモキリソウとジガバチソウがあります。この場所では、クモキリソウしか見た事がありませんので、クモキリソウとしました。

【イチヨウラン】

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シュンランやエビネの生える標高でも、イチヨウランが育つことを知り驚きました。今年の春までは3株あったのですが、一枚の葉を虫に食べられたようで、そのまま枯れてしまったのかもしれません。

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片方に蕾が見えます。亜高山帯に生えるイチヨウランと同じく、蕾をもって冬を越します。種が手に入ったら、横に蒔いてみようと思っています。

【カヤラン】

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望遠マクロレンズで撮りましたが、ピンボケしてしまいました。葉の下に見えるのは蕾?カヤランの蕾は、今頃姿を現すのでしょうか?

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こちらは、小さな花から想像も出来ないような形の果実です。

【クモラン】

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カヤランと同じく樹上に生える着生ランです。この植物は、葉が無く根が光合成を行っているそうです。変わっていますね。

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樹皮にめり込むように(密着して)生えています。

二時間足らずの探索時間に、10種類もの野生ランを見る事が出来て幸せな日でした。野生ランは、花の季節以外でも、心を引き付けるものがあります。

遅れて咲いたコウヤボウキとキッコウハグマ

今日の午前中は、不法投棄のパトロールに行きました。その帰り、少しだけ雑木林を探索して来ました。

【コウヤボウキ】

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もう、毛の密生した痩果(そうか)が見られると思ったら、まだ花の咲いた株がありました。

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面白い花でしょ?コウヤボウキ属の花は、筒状花の集合体で、花冠の先端が丸まっています。

【キッコウハグマ】

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キッコウハグマの花も、一輪だけ咲いていました。この花は、撮るのが(ピント合わせが)難しい・・。

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「痩果は、長さ4.5mmほどで密毛がある」と書かれています。毛が線香花火のようですね。

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果実の棘は、飛来した先で何かに摑まるためにあるだろうか?

最後に、この日見たおまけです。

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左は、桜の木の下の方に空いていた穴・・キツツキの仲間が開けたのでしょうか?小動物の住処になっているようです。右は、ヒノキの大木に作られたハチの巣です。キイロスズメバチかな?

午後は、趣味の野菜畑に行きました。例によって、指と腕と腰が痛い!

このところ、インターネットエクスプローラー(IE)が突然応答しなくなる事があります。OSはWindows 10ですが、Microsoft Edgeだとブログ作成で不具合があるため、IEを使っています。今日も、写真を貼り付けた所で、停止してしまいました。困ったものです。

竜爪山の植物観察

道の確認と様子見だったので、植物の写真はあまり撮りませんでしたが・・。

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穂積神社境内の杉の巨木が、長い歴史を物語っています。

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樹齢500年と書かれた夫婦杉と、その後ろにそびえ立つ特異な枝を持ったスギの巨木です。

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癒着した夫婦杉の根元。

頭上を見上げると・・。

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夫婦杉の葉が、他で見るスギの葉に比べて短く丸みを帯びています。強風の影響ではないかと伺いました。

林床には・・。

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カンアオイの仲間が生えていました。

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我が家の近くでは、あまり見かけない葉もありました。

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左はヤマジオウだと思います。彼方此方で確認出来ました。そして、この辺りには、右の写真に似た葉を持つ植物が生えているそうです。花の季節に探索するつもりです。

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少し日当りの良い斜面に、リンドウが咲いていました。

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我が家の近くで見るリンドウよりも、白っぽい花です。

実は、この場所に「雪の降る季節に咲く花」が生えていると聞きました。当初は、静岡県にも自生が確認されているという幻の野生ランかと思ったのですが、教えてもらった植物の特徴やこの場所の状況から判断すると、どうも別の植物のようです。

以前、植物好きの人が何人か写真を撮りに来ていたそうです。この場所を見て、思い当たる植物があります。来年は、花の季節に確認に行きたいと思います。

竜爪山穂積神社

道案内をしていただき、以前から興味を持っていた場所へ様子見に行って来ました。

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途中の峠から見た富士市方面。天気が良いと愛鷹山や富士山が見えるそうです。

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左は、麓の静岡市葵区平山(古称:竜爪寺付近)から見た山の様子です。右は、上の写真に写っている橋脚をズームしたもの・・中部横断自動車道だそうです。

自動車の行き止まり付近まで行くと・・。

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左手に石仏が並んでいて、江戸時代の石造物の銘があると書かれていました。お地蔵さんの被る毛糸の帽子は、苔で緑色になっていました。

先へ進むと・・。

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立派な拝殿が見えて来ました。竜爪山穂神社です。そそっかしい私は、穂神社かと思っていました。と言うのも、私の住む富士市には、南アルプス市高尾の穂見神社を勧請し創設したと伝えられている「高尾山穂見神社」が祀られているからです。

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後ろに回って・・神殿の様子です。神社の後ろ側には、文珠岳、薬師岳に通ずる登山道があります。この日は様子見なので、道の確認だけにしました。

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こちらは、手水鉢です。右は昔の手水鉢だろうか?

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「龍爪山穂積神社」・・小松宮彰仁親王により命名されたそうです。中と右は、上の四角の手水鉢と思われる石造物の横を撮ってみました。?機村東(?)・・賤機村東(?)岩崎彦左衛門と刻まれています。明治時代でしょうか?ユニック車などの無い時代に、ここへ運んでくるのは相当困難な仕事だったと思います。

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「龍爪山穂積神社」と刻まれた石碑の解説と、竜爪山の由来書きを撮ってみました。クリックすれば、老眼の方でも読めると思いますbleah

この場所は静岡市葵区平山なのに、清水市観光事業課の由来書きがあるのは、東海自然歩道が旧清水市からも通じているからだと思います。

竜爪山の歴史」という凄いHPがありました。興味ある方は、読んでみてください。

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