井戸尻史跡公園の植物
井戸尻遺跡の案内に「古代蓮」の文字を見付け、立ち寄る事にしました。
園内にある水生植物栽培池①です。左から、埼玉古代蓮(左端の一番低い所)、白蓮・スイレン、コウホネ・スイレン・白蓮、コウホネの池が並んでいます。
埼玉古代蓮・・埼玉県行田市で「古代蓮は、公共施設建設工事の際に蓮の種子が掘削地の池で自然発芽し開花したものである。出土した遺物や木片の放射性炭素年代測定から約1400年から3000年前のものと推定されたため、古代蓮と呼ばれるようになった」・・Wikipediaより
これはコウホネかな?左官用プラ舟のビオトープにも一株植えてありますが、まだ花が咲いた事がありません。
スイレンの葉もまだ緑色でした。やがて葉が枯れ休眠に入ります。
左は白蓮でしょうか?右はコウホネのようです。まだ新しい葉が伸びようとしている・・。
次は、水生植物栽培池②です。左から、蓮、スイレン、漁山紅蓮、ヒツジグサ、大賀蓮(古代蓮)、スイレンと書かれていました。
蓮のドライフラワーと漁山紅蓮(ぎょざんこうれん)のドライフラワーです。「漁山」は、お経に音をつけて詠じる中国声明の起源地で、この蓮は、紅連系八重咲の花が咲くそうです。
ドライフラワーを撮れなかった大賀蓮(古代蓮)は、千葉市花見川区朝日ケ丘町にある東京大学検見川総合運動場の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)だそうです。
来年は、この二種類の古代蓮の花を見に行こうと思っています。
落花生の種などは、一・二年の寿命なのに、蓮の種はどうしてこんなに超長寿命なのでしょう?植物は不思議がいっぱいですね。
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