自生地のクロヤツシロラン(富士市)
今日は、ミニキャブの燃料給油とお日待ちの準備などで、一日が終わりました。少し空いた時間に、我が家の山林に生えるクロヤツシロランの様子を見に行って来ました。
「花の時期はもう終わったかもしれない・・」と思いながらスギ林を見まわると・・。
「あっ、まだ咲いている!」花筒が溶け、子房の膨らみ始めたものばかりですが・・。後ろに見えるキノコの菌糸から、養分をもらっているのだろうか?
花筒の外側を撮ってみました。スギの葉が堆積した林床に生えている上に、こんな色なので、見つけるのは楽ではありません。
地際に咲くので、デジイチではなかなか撮れない写真です。唇弁の開いている(下がっている)写真を撮りたかったのですが、花の写真が撮れただけでも良しとしなくては・・。
ズームしてみました。怪獣がベロを出しているみたいでしょ?
果柄がこんなに伸び、果実が姿を現していました。クロヤツシロランの存在は、この姿を見て知りました。
シカかイノシシに蹴られたのか、折れていたものがありました。普通は果実が果柄に対して真っすぐ付くのですが、これはなぜか曲がっていました。上に障害物でもあったのでしょうか?
この中に、とっても小さな種子が詰まっています。飛散するのも間近かな?
「ところで、実生栽培の花はどうなった?」・・開花は、もう少し先のようです。無事咲いたらまたアップします。
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