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2016年9月 1日 (木)

低地に生えるシャクジョウソウ(富士市)

以前の記事にも書きましたが、「シャクジョウソウは亜高山帯に生える」と思っていました。ところが、ずっと標高の低い所にも生える事を知りました。今まで見た中で、一番標高の低い所で出会ったシャクジョウソウを掲載します。

Hjp9012408 Hjp9012405 Hjp9012413

この場所では、二年前にドライフラワーを見ています。そのほぼ同じ場所に、また生えていました。茎に互生しているものは、(葉が退化した)鱗片葉と呼ぶそうです。

Hjp9012424 Hjp9012422

今年、亜高山帯で出会ったシャクジョウソウは、か弱い感じの株で、まだ俯いていましたが、こちらは花が開いていました。見比べると、別種のような感じがしますね。

シャクジョウソウの色は、生えている場所で変異があるようです。以前黄色っぽい株を見た事があります。

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花の中の様子を撮ってみました。

Hjp9012416

「雄蕊は8個あり、子房を囲む」と書かれていますが、この状態では見えません。ナンバンギセルのように「異様に大きい柱頭」と表現しないのかな?

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コメント

Hirokenさん、お早うございます。
コメント有難うございました。
凄いWebページ拝見いたしました。
私も、シャクジョウソウを見ていたのは亜高山帯でしたので、近くの林でドライフラワーを見付けた時は迷いました。
息子のような存在の研究者にメールしたところ、シャクジョウソウは低地でも生えるとの返事がきました。
でも、亜高山帯の個体とは違った印象を受けます。
亜高山帯にはいろいろな色のシャクジョウソウが発生しますが、自生地の菌糸の違いなのかもしれませんね。
※返信が遅くなって、申し訳ありません。

URL間違っていました。失礼しました。
https://www.hanasanpo/dairy-hiroダス/6-25-今年は遅い/

こんにちは。自宅近くの緑地(標高85m)で同様な植物を見つけたのですが、亜高山帯で見たシャクジョウソウとあまりに違って見えるので、本当にシャクジョウソウで正しいのか、自信が持てませんでした。こちらのページを拝見し、やはりシャクジョウソウで正しかったのだと、安心できました。どうもありがとうございました。
当方の掲載ページ:
https://www.hanasanpo.org/dairy-hiroダス/6-25-今年は遅い/

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