タマゴダケとハナイグチ
今日は地域のお祭りの準備で、びしょ濡れになりました。少し前の天気予報では、雨は降らないはずでしたが・・。
この林内では、タマゴダケ、ハナイグチ(ジコボウ)、キノボリイグチ、オオキノボリイグチなどが、私の知る数少ない食べられるキノコです。この日は、タマゴダケとハナイグチに出会いました。
【タマゴダケ】
これは、鍔が見えないし、根元のツボも見えない・・。タマゴダケだろうか?
鍔は傘の中に隠れています。地際を掘ると白いツボが見えています。これも、タマゴダケです。
傘の筋も特徴の一つです。
このキノコの名前を覚えたのは、数十年前に仕事で滞在した安曇野でした。初めて見たキノコの名前を、ジコボウと教えてもらいました。
褐色の傘を持つキノコは沢山ありますが、この艶と色はすぐに区別できます。
傘裏を撮ってみました。左は、姿を現してから日にちの経ったもので、右はまだ新しいキノコです。
コンデジの顕微鏡モードで・・。傘裏を覆うように幕が張られています。
タマゴダケにハナイグチ、どちらも美味しいキノコです。家族は食べませんが・・。
タマゴダケが黄色くなったような、タマゴダケモドキを食べて中毒になった人がいたとMSNニュースに載っていました。はっきり区別出来ないキノコには、決して手を出さない事ですね。
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