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愛鷹連峰を水源とする須津川渓谷へ、植物の写真を撮りに行って来ました。
沼津市と富士市を結ぶ、林道愛鷹線に架かる橋・・須津渓谷橋です。「右側の籠は何だろう?」
バンジージャンプの飛び込み台でした。この写真を撮った日は、世間では平日でしたので人影はありませんでした。

飛び込み台をズームしてみました。
喚き声が聞こえたので橋を見上げました。「あっ、飛んでいる!」

幾度も弾んでいました。でも、二度目のバウンドでは余裕の感じでした。飛び馴れているのかな?

植物観察をして林道から下ると、橋の上に出ました。左は橋の上から見た大棚の滝(落差21m)です。
興味ある方は、富士バンジーのWebページをご覧ください。私?高い所は苦手なので・・
。
今日も暑い一日でした。朝晩、涼しくなって来たと思ったら、またこの暑さ・・たまりませんね。
今朝の富士山です。笠雲を被ったり、ハチマキをしたり忙しい事です。
一週間前に行った、登山道沿いの植物を集めてみました。少しだけですが・・。

ヤマホタルブクロの咲き残りがありました。この植物は、砂礫地でもかなり遅い季節まで花を見る事が出来ます。右のトリカブトも、登山道脇で良く見かけます。

果実は、同じキンポウゲ科のレンゲショウマに似ています。有毒植物ですが、綺麗な花です。

アキノキリンソウも、まだ咲き残っていました。一般的に、日当りの良い場所に多いのですが、針葉樹林内でも何本か見かけました。
こちらは、下側も赤くなっています。美味しかったですよ。次回行く頃には、収穫の適期かな?毎年そう思いながら、時期を逃してしまいます。
イワカガミでしょうか?すぐ近くに生えているのに、この葉色の違いは何でしょう?
このところ、休日には何かしら用事があって、のんびり探索出来ませんでした。今週末も、点検立ち合いがあります。代休を取って、平日にのんびり探索しようと思っています。
この日は、樹木に着生する二種類の野生ランと出会いました。ツリシュスランとフガクスズムシです。
富士山の林内では、イタヤカエデに着生した野生ランを良く見かけます。でも、最近ブナに着生している野生ランと出会いました。
左二本はイタヤカエデ、そして右はブナの木です。ブナの木を良く見ると、ノキシノブの下に地衣類の捲れたようなものが見えます。
「あっ、ツリシュスランだ!」・・私にとっては、これが4番目の出会いになります。
この日は、高倍率のコンデジを持って行きませんでしたので、16-300の望遠レンズで撮りました。このレンズは、とても便利なのですが、望遠端(テレ端)の画質が悪いのが難点です。
5番目のツリシュスランです(上と似ているけど違う場所です)。右は、以前も登場した3番目の写真です。3~5番目は、全てブナの幹に着生していました。
つま先立ちをして撮ってみました。この高さで、良く悪い小父さんに見つからなかったものです。開花株のようですから、来年が楽しみです。
ランの種子は、発芽の養分を持たないので、ラン菌などの助けを借りなければ発芽しないそうです。この辺りに生える着生ラン(ツリシュスランやフガクスズムシ、フジチドリ、ヒナチドリ)は、何の助けを借りて発芽出来たのでしょう?苔ならどの木にも生えています。しかも、この辺りで野生ランの着生を見た事の無い針葉樹(ウラジロモミ)やミズナラにも苔は沢山生えています。なぜウラジロモミやミズナラには着生しないのでしょう?
下界の針葉樹にはセッコク、フウラン、カヤラン、ムギランなどが着生しているのを見た事があります。針葉樹を好むキノコと落葉広葉樹を好むキノコがあるように、ランの種類によってラン菌の代わりになるものにも相性があるとは思いますが・・。
今朝は、お祭りの片づけでしたが、用事があったため集合時刻より一時間早く行って、早めに上がらせてもらいました。

萌の朝散歩の時は、富士山に笠雲がかかっていました。その後、薄っすら雪化粧した姿が現れたそうです。
雪は直ぐに融けてしまったようです。これからだんだん涼しくなる事でしょう。萌の朝散歩にヘッドライトが必要になるのも間も無くの事だと思います。
今日の記事では、菌従属栄養植物(旧名称:腐生植物)の果実の写真を集めてみました。
白かった種子が、成熟して変色して来たようです。
接写デジタルズームなので、かなり画質が荒くなってしまいました。これは、種子が熟した状態だと言っていいのでしょうか?
こちらは、野イチゴのような果実が、赤紫から褐色になりつつあります。
前回行った場所では、果実がすべて食べられていましたので、今回は違う場所へ行ってみました。
左は、果柄が黒くなっていないので、まだ食べられて間もないと思います。右は少し残っていました。
中が食べられ、皮だけ残っていたのです。参りました
。こんな食べ方が出来るのは、バッタの仲間やもっと小さな虫だと思います。
今日は地域のお祭りの準備で、びしょ濡れになりました。少し前の天気予報では、雨は降らないはずでしたが・・。
この林内では、タマゴダケ、ハナイグチ(ジコボウ)、キノボリイグチ、オオキノボリイグチなどが、私の知る数少ない食べられるキノコです。この日は、タマゴダケとハナイグチに出会いました。
【タマゴダケ】
これは、鍔が見えないし、根元のツボも見えない・・。タマゴダケだろうか?

鍔は傘の中に隠れています。地際を掘ると白いツボが見えています。これも、タマゴダケです。

傘の筋も特徴の一つです。
このキノコの名前を覚えたのは、数十年前に仕事で滞在した安曇野でした。初めて見たキノコの名前を、ジコボウと教えてもらいました。
褐色の傘を持つキノコは沢山ありますが、この艶と色はすぐに区別できます。

傘裏を撮ってみました。左は、姿を現してから日にちの経ったもので、右はまだ新しいキノコです。

コンデジの顕微鏡モードで・・。傘裏を覆うように幕が張られています。
タマゴダケにハナイグチ、どちらも美味しいキノコです。家族は食べませんが・・。
タマゴダケが黄色くなったような、タマゴダケモドキを食べて中毒になった人がいたとMSNニュースに載っていました。はっきり区別出来ないキノコには、決して手を出さない事ですね。
前記事のツチアケビを見付けた辺りで、セキヤノアキチョウジとマネキグサの残り花を撮ってみました。シソ科の仲間と言う事で・・。
【セキヤノアキチョウジ】
なんか、萌の顎の下みたいです。思わず、くすぐりたくなりました。
横顔。図鑑には「青紫の唇形花」と表現されています。
濃青紫色の葯が見えています。ウナギの頭みたいでしょ?それに、耳もあるし・・。
8月中旬の記事に掲載しましたので、花はもう見られないと思っていたのですが、まだ咲き残っていました。

図鑑には「暗紅紫色の唇形花」と表現されています。手招きしているような形だそうですが・・?
この花は、ごく稀に白花が出現するそうです。いつか出会ってみたいものです。
さて、明日は町内のお祭りの準備に行かなくてはなりません。頑張らなくては!
今日は、結局一日中雨降りでした。午前中に墓参りと雑用を済ませ、午後はパソコンデーターの整理をして過ごしました。
ツチアケビとキバナノショウキランは、一般的なラン科植物と違い果肉の中に種を宿します。両方の果実を観察してみました。
【ツチアケビ①】
標高:1,000m辺りで・・。
この場所のツチアケビは、5年前に果実を見てからずっと姿を現しませんでした。そして今年、当時と同じく2本の株が姿を現しました。5年間、地中で養分を蓄えていたようです。

初めてこの果実を見た時は、とても驚きました。
【ツチアケビ②】
左はコンデジ、中はデジイチで撮りました。かなり暗い林なので、私の腕では上手く撮れません。
ツチアケビは、塊茎ではなく地下茎に養分を蓄えるそうです。その地下茎が露出していました。

ちょっと不気味・・。鱗片葉が見えています。ナラタケの菌から養分をもらうそうです。ここはシメジを栽培していたそうですが、修善寺ではシイタケ栽培の跡地に沢山生えていました。ナラタケが好む場所なのかな?
9月12日に撮った写真です。果柄がまだしっかりしていましたので、熟すのはもう少し後かと思っていました。

この場所では、花の時期に小さな株まで入れて35株も確認出来ました。果実も、写真の場所以外にも幾つか確認出来ました。
10日の間に、すべて何者かに食べられていました。シカかイノシシ、あるいはその他の動物でしょうか?イノシシならもっと荒らしてあるはず・・。私はシカではないかと思います。
ハクビシンのような小動物も考えられますが、この場所では、以前キバナノショウキランの花と一緒にアオスズランも食べられていました。そして、食べ残しもないくらい綺麗に食べてありましたので、作物を食べられた経験からハクビシンではないと思います。
食べられた果実は、種子が発芽するくらいまで成長したのだろうか?それなら、どこかに蒔かれて子孫を増やしてくれるだろうけど・・。
まだ暑い日もありますが、富士山麓はだいぶ涼しくなって来ました。深山の野生ランは、そろそろ冬支度を始めている頃だと思い、様子見に行って来ました。
傾いた針葉樹の根に守られて生えるイチヨウランです。下界のイチヨウランに比べて、小さな葉なので目立ちませんが、この場所には数十株生えています。
この季節、イチヨウランは葉の更新があります。クリーム色に変色した葉を見て、この場所を知りました。

クリーム色の葉は、今年頑張った葉です。その葉を捲ると、来年頑張る葉が隠れていました。

こちらでも、新しい葉が姿を現していました。
深山の野生ランは、花芽をもって冬を越します。この辺りは、林内といえども冬には深い雪に覆われてしまいます。私と違って、寒さに強いようです。
全体的に斑紋も少なく、中には無班かと思えるような花もありました。
来年また会いに行こう!
21時頃台風がやってくると放送されていましたが、不気味なくらい静かです。それにしても昨晩から降った雨の量は凄い!普段水の無い川の音が聞こえて来ます。
このところ、真面目に家の用事などをしているため、ネタ切れになって来ました
。
ミズヒキです。咲いたところは、なかなか見られません。右端の写真は、別の所で撮りました。左と中が緑軸(茎)なのに対して、赤褐色の軸です。
上が赤く、下が白い・・「花序を上から見ると赤く、下からは白く見える」事から水引の名が付いたそうです。おめでたい名前ですね。白花品をギンミズヒキと呼ぶそうですが、まだ出会った事はありません。

こちらは、キツネノマゴです。どうしてこんな名が付いたのでしょう?
これは、タンキリマメかトキリマメだと思います。トキリマメの花は、「萼に黄褐色の腺点があるのは属の特徴」と書かれています。黄褐色の腺点が確認出来ます。

「葉の先が急に細くなって尖る」・・トキリマメのようです。
右はゲンノショウコの白花です。「東日本には白い花、西日本には紅紫色の花が多い」そうです。黄色いタンポポ(東日本)と白いタンポポ(西日本)みたいですね。
次は、アキザキヤツシロランの生える竹林の近くで見つけた花です。

左はミョウガの花です。普通種は秋に咲きますが、我が家には夏咲くミョウガが植えてあります。
静岡市駿河区丸子で初めて見ました。場所によっては群生しているようですが、我が家の近くでは見かける事の少ない植物です。
さて、明日は代休です。台風が早く遠ざかってくれると良いけど・・。
午前中、畑の草刈りをしました。腕と腰が痛い!午後は、雨が降り出したので止めにしました。
また女子受けしない写真ばかりですが、ヤツシロラン類の実生栽培実験容器を覗いてみました。
【クロヤツシロラン実生二年目の容器】
今年は菌が不足したようで、腐ってしまった塊茎が目立ちます。そんな中で、生き残った塊茎から花芽が出て来ました。無事咲いてくれるかな?
【アキザキヤツシロラン実生一年目の容器】
竹の葉を捲ると、塊茎が隠れていました。あまりいじると、菌糸が外れてしまうのでここだけにします。

こちらの一軍も、大きな変化がありません。右は、今迄気づきませんでした。普通の植物のように、早く発芽したからと言って成長も早いわけではありません。
ところで、竹林の部材に生える菌糸は、スギの部材に繁殖しないだろうかと思い、少しだけ球果を入れてみました。
これが、球果についていた菌か竹林の部材からうつったものか分かりませんが、2~3個の球果がこんな状態になっていました。
【未知の塊茎と菌糸の容器】
私が行った事の無い、他地域の竹林の部材から生えた菌糸です。この菌糸を絶やさないために、裏庭に生えている竹の葉などを補充するつもりです。吉と出るか凶と出るか分かりませんが・・。

少しずつ増えています。右は、この容器の中で初めて見たキノコの成菌です。何というキノコだろう?
地中に埋めたはずの塊茎から、こんなものが出て来ました。老眼の上に近視なので埋め残したようです。
プロトコームかと思ったのですが、透明感があります。何かの卵でしょうか?
実験容器の中では、目では見えない菌糸と菌従属栄養植物(腐生植物)の駆け引きがあります。難しいけど、面白い世界です。
アキザキヤツシロランの生える竹林で、出会ったキノコを集めてみました。
ホウキタケの仲間のようですが、普段見かけるものより枝が細く、白ければハナゴケのような感じです。

こちらは、アカキツネガサに似ていますが、柄に鍔が見えない・・。

カワラタケかカイガラタケの仲間のようですが、傘の裏を撮り忘れました
。右は、ナギナタタケの仲間かな?

こちらは、ホウライタケの仲間でしょうか?
今日は、草刈りをするつもりでしたが、一日天気が悪く断念しました。家族のパソコンのWi-Fiの調子が良くないので、LANケーブルを作りました。LAN-CHECKERで試験すると、NGでした
。久々なので、色別(順)を間違えてしまったのです。
そして、水洗トイレの水が止まらない時があるので、部品を買って来て直しました。故障原因は、ゴムフロートかボールタップが考えられます。水を溜めるタンクの蓋を開けて、浮き球を上にあげても給水が止まらないならボールタップ、止まっても便器の中に水が流れているならタンクの底にあるゴムフロート(浮きゴム/排水口の蓋)だと思います。
久々にのんびり出来た一日でした。
そろそろ、アキザキヤツシロランが姿を現しているかと思い、我が家より下界にある竹林へ寄ってみました。
今年のタケノコが伸び、密集していました。蜘蛛の巣を払い、藪蚊に刺されながら中に入ると・・。

「あっ、見つけた!」
茎の太い株です。左は、コンデジのオートモードで撮りました。かなり薄暗い竹林ですが、F2.0だけあって、ストロボ無しで明るく撮れます。
右はLEDフラッシュディフューザーを使い、顕微鏡モードで撮りました。

良く見ると、二本並んで生えていますが、茎の太さがこんなに違います。塊茎の大きさもかなり違うと思います。

気を付けながら歩きましたが、地味な色なので幾つか踏みつけてしまったかもしれません。右は、何ものかに茎の地際を食べられたようです。

花筒が腐り落ちたのに、中のUMAは残っていました。蕾は上を向き、花は横を向き、果実(蒴果)はまた上を向きます。忙しい事ですね。
一眼レフのセンサーと違い、AUTOでは花筒の縁にピントが合ってしまい上手く撮れません。「蓮華座に座ってお辞儀をしているお坊さん」に見えませんか?
表に出て雑用をしようと思うと、雨が降りだします。今日は、大人しくしていた方が良いかな?
今日の仕事も無事終わりました。年寄コンビだけど、場数を踏んでいるので仕事は早いのです
。ただ、体力が無いので、あまり多いと挫折してしまいます。
何処でも見る事の出来る雑草、チジミザサの花を撮ってみました。
裏庭植物園や趣味の野菜畑に繁殖しています。こういう花を穂状花序と呼ぶそうです。

雄蕊の葯とブラシのようなものが見えます。ブラシのようなものが雌蕊の柱頭のようです。
「葉の幅が広く、笹の葉に似ていて縁が縮れている」のでチヂレザサの名が付いたそうです。縮れ具合は、場所によっていろいろです。

先端部を見ると、赤味を帯びた柱頭が付いていました。葯が見えない・・落下して花期から果期に入ったのだろうか?

こちらは、葯が黄色味を帯びています。変異なのか、時間の経過で違うのか、今まであまり気にして見ていなかったので、現時点では分かりません。
見付けるとすぐに抜いていた雑草も、こうして接写して見ると面白いし、綺麗ですね。
明日は天気が悪そうです。部屋の掃除でもしようかな・・。
趣味の野菜畑は、ほぼ無農薬です。だから、葉が穴だらけになる野菜もあります。この虫は、キュウリの葉に集ります。
父親が植えたマメ科の植物・・ムラサキナツフジあるいはサッコウフジと呼ぶようです。
「防御策は、手で捕獲して殺傷するか、農薬(有機リン系殺虫剤のマラソン乳剤など)を散布する。」と書かれています。手で捕獲しても、数が多い上にすぐに飛んでしまうのでなかなか駆除出来ません。
あまりにも食害がひどい時だけ、スプレー缶の殺虫剤を使います。でも、ウリハムシに有効な殺虫剤は、あまり売られていませんから、探すのも大変です。
最近、「近くにネギを植えれば集らない」と聞きましたので、来年は試してみようと思っています。

野老の葉にも集っていました。それにしても、艶のある翅ですね。
「成虫越冬で、浅い土中で越冬する」そうです。苗を植えると一気に食べられるわけだ・・。来年はネギで撃退するぞ!
富士山麓では、紅紫色の花が咲くツリフネソウと、淡黄色の花が咲くキツリフネを見かけます。
キツリフネよりも、広範囲に生えているツリフネソウは、稀に白や淡いピンクの花を見かける事があります。花の観察をしてみました。
正面から見るとこんな顔をしています。「花弁は3個、下方2個は合着して唇弁となり・・」と書かれています。

横顔が変わっているでしょ?太い袋状の部分は、萼片の一つだそうです。この巻き込んだ距が、キツリフネの場合は垂れ下がります。どうして違うんだろう?

こちらの、白いノドボトケのようなものは、合着した葯だそうです。
果実(子房)が隠れています。花弁が外れたばかりの果実は、右のように細いですが、やがて左のように大きくなって来ます。このくらいになると、少し触れただけで種子が弾けます。
ツルニンジンの花は、標高の低い所ではそろそろ終わりだと思いますが、ここではまだ花盛りでした。
場所によっては、沢山の蔓を見かけます。種を蒔いてみましたが、ヒメツルニンジン(バアソブ)と共に、実生発芽率の良い植物だと思います。
こんな反則技を使って、花の中を観察してみました。
「花冠の先端は5裂して反り返る」とあります。雄蕊も5本、奥には黒い5角形が見えます。
中にはへそ曲がりがいます。この花は、花冠の先端が6裂して、雄蕊が6本、奥には黒い6角形が見えます。以前は、4裂、4本、4角形の花を見た事があります。
一般的に、柱頭は左のように3裂していますが、右のように4裂の変わり者もいます。柱頭の形は、花冠の裂、雄蕊の数、奥に見える多角形の数には関係ないようです。

こちらは、咲き始めでしょうか?花冠が6裂タイプの花ですが、3本の雄蕊が柱頭の脇にくっついています。蕾が開く前はみんなくっついているのかな?
花色だけでなく、いろいろな部分に変異があって面白いですね。
キバナノショウキランの果実の様子を見て来ました。紅葉の季節には、まだ早いですが・・。
苔むす林内を歩くと、このような落ち葉に出会う事もあります。ミネカエデかな?
初めてこの植物に出会ったのは、ラッキョウみたいな果実を付けた姿でした。
キバナノショウキランは、ラン科植物では珍しく果肉の中に種を宿します。何ものかに食べられて、種子が運ばれるそうです。

左の食痕は、小さなバッタの仲間だろうか?右は、大部分を食べられています。もっと大きな生き物かもしれない。
群生している場所は、バッタよりも大きな生き物に食べられたのかもしれません。果肉の中の種子が、発芽出来るまで育つのはもう少し先かな?果柄が役割を終えて、黒ずんだ頃かも?
このキノコを初めて見たのは、山梨県のキノコ屋さんでした。童話に出てくるような色彩に驚かされるとともに、食用になるなんて信じられませんでした。その後、このキノコが標高300m辺りから、亜高山帯の針葉樹林までの広範囲に生える事を知りました。
標高の低い所では早期に、亜高山帯では今頃から生えると思っていました。
ところが・・。
このキノコは、標高350mくらいの渓流沿いで本日見付けました。
可愛いでしょ?
傘の開いているものもありました。
上から・・。
◇傘は赤色で、縁に放射状の条線がある。
落葉広葉樹林にも、針葉樹林にも生えます。昨年と同じ場所では、あまり見かけません。私は食べますが、家族は手を付けません。とても美味しいのに・・。
ヒナノシャクジョウの生える場所は、スギやヒノキの林です。観察ついでに出会った野生ランを集めてみました。
【ベニシュスラン】
このエリアでは、開花株は見当たりませんでしたが、小さな株がポツポツ生えていました。以前は咲いていたそうですが、どうして大きな株が無いのでしょう?
【カヤラン】
落下したスギの枝に着生していました。それにしても、根が長く伸びています。

幹に着生しているのかと思ったら、こんな細い枝にも着生しているのですね。

こちらにも・・。彼方此方に落ちているのは、先日の台風の影響だと思います。
【ヤクシマヒメアリドオシラン・コクラン】
この辺り一帯には、かなり広範囲にヤクシマヒメアリドオシランが生えています。そして、どこでも目に付くのが右のコクランです。普通は緑色の軸ですが、赤褐色の軸もあるそうです。
ヤクシマヒマアリドオシランは、このような塊で生えている事が多いです。右はシュンラン。落葉広葉樹林でも良く見かけます。ランらしい花形を気に入っています。
私が幼い頃は良く見かけたのですが、園芸採取や自生地の環境変化で数を減らしてしまいました。こうして出会えると嬉しいものです。
果実が生っていました。まだ一枚葉の子株が、彼方此方で見られました。
山野を歩き始めた頃は、「スギやヒノキの林はつまらない」なんて思っていました。でも、良く見て歩けば、嬉しい出会いが沢山あって魅力的な林です。
同じような写真ばかり登場して恐縮ですが、最後にもう一枚・・。
デジイチで撮ったカヤランです。この日の出会いの中で一番印象に残った野生ランです。こんな細い枝に種子が舞って来て発芽し、根を伸ばすなんて、これを見るまでは考えもしませんでした。しかもこの長い根・・野生ランの生命力を感じます。
季節が進み、帰宅した頃には辺りが薄暗くなっています。LEDライトでリコリスの花を撮ってみました。ヒガンバナの仲間は、学名「Lycoris radiata」なので、園芸種も含めてリコリスと呼ばれるそうです。
野山に咲く赤い花・・曼珠沙華(ヒガンバナ)より少し早く、この白い花が咲きます。
葯がまだ裂開していません。
咲き始めの方が黄色味がかって見えます。そして、日が経つに連れ白くなっていきます。

一茎に付く花の数はいろいろですが、我が家の株は5~6個でした。

真ん中の葯がついていない花糸のようなものが雌蕊です。先端部が赤い・・。
黄色い花のショウキランとヒガンバナが自然交配してできたものを、白花曼珠沙華と呼ぶそうです。我が家の花が、白花曼珠沙華で良いのか分かりません。
9月18日には、ボランティアで草刈りに参加している沼川沿いで「彼岸花ウォーク」が開催されます。皆さんも、ぜひ出かけてみてください。この花の仲間が嫁入りして咲いていますよ。
さて、明日は仕事。早く終わるように頑張らなくては!
昨晩から今日の早朝にかけて、もの凄い豪雨でした。萌は、怯えながら一晩過ごした事でしょう。
野に咲く花はネタ切れなので、「義母の家の花」続きです。
これ何と言ったかな?図鑑で調べたら「デュランタ」という名前だそうです。和名をハリマツリ、タイワンレンギョウと書かれていました。きっとまた忘れる・・。
これはずっと昔、栽培していた事があります。アメリカンブルー(エボルプルス)だそうです。すっかり名前を忘れていました
。

これはベゴニアの仲間です。シュウカイドウやベゴニアは、見た目よりずっと丈夫な植物ですね。

良く見るけど・・。
「多肉食物」で検索すると出て来ました。ハオルチアという名前のようです。接写して見ると、白い横縞が砂糖のようですね。

イワヒバの鉢に、マメヅタが繁殖していました。マメヅタランに似ていますが、胞子葉で区別出来ます。

最後に、ニチニチソウのお気に入りを掲載します。
園芸種の花観察も、ちゃんと名前を覚えると楽しいです。カタカナ名はすぐ忘れてしまうけど・・。
何時も地味な色彩の花ばかりなので、たまには派手な花を掲載してみます。すべて、義母の家の庭に咲いている花です。
マツバボタンの花が咲いていました。我が家には、似た葉を持つマツバギクが咲いています。

花芯をズームして見ると、沢山の雄蕊とヒトデのような雌蕊です。

目の覚めるようなニチニチソウの花です。雄蕊や雌蕊が見えない・・。

ルコウソウも咲いていました。ルコウソウの仲間はいろいろありますが、これはモミジバルコウソウです。趣味の野菜畑には、マルバルコウソウとルコウソウが生えています。
この花は、朝行った時は一つも咲いていませんでした。ところが、午後にはこのように咲いていました(13時50分撮影)。花は少し大きいですが、ハゼランに似ています。
Web図鑑で探すと、クサハナビ(草花火)(タリヌム・カリキヌム)という花に似ています。
6枚の花弁は、ちりめんのようですね。
※また画像がアップ出来るようになりましたので追加しました。
日曜日は、用事があって藤枝市岡部にある親戚の家に行って来ました。少しだけ、近くを流れる岡部川沿いを探索してみました。
季節によっては水鳥で賑やかな川ですが、この日はとても静かでした。
右の写真は何だと思いますか?ゴム?のチューブに空気が入っていて、小さなダムの役割をしています。名称をファブリダムというそうです。放水は、空気を抜いて行われます。

少し上流に歩いて行くと橋がありました。右手の遊歩道には、桜が植えられています。花の時期に行きたいものです。
橋の欄干に何かついています。これは人が通った時、感知するセンサーとスピーカーです。以前は、橋を渡ると音楽が聞こえるようになっていましたが、最近は聞こえません。故障したままなのか、維持費の関係で使用を止めたのか・・せっかく作った設備なのに、ちょっと寂しい気がします。
形の良いアユが泳いでいました。ファブリダムの上流ではアユは見えず、オイカワの群れが泳いでいました。雄の婚姻色が綺麗でしたよ。

川岸には、百日紅の花が咲いていました。右はツユクサ・・トキワツユクサ(ノハカタカラクサ)でしょうか?

この川沿いでは、所々にセンダンの木が植えられています。葉の落ちた時の姿も見事です。
ヤマホトトギスとヤマジノホトトギスの花の違いは・・。
①ヤマホトトギスの花被片は反り返り、花柱に斑点がある。
②ヤマジノホトトギスの花被片は水平に開き、花柱には斑点がない。
花被片が反り返っているけど、花柱に斑点がありません。でも、きっとヤマホトトギス・・。

花被片は反り返り、花柱に少しだけ斑点があります。これもヤマホトトギスだと思います。

花被片は水平に開き、花柱に少し斑点があります。花被片の特徴は、ヤマジノホトトギスだけど・・。
上の花をズームしてみました。斑点のあるのが雌蕊で、その下の無班なのが雄蕊だそうです。雌蕊・・なんか不気味!
へそ曲りの花ばかりです。図鑑に書かれた特徴通りに咲いてくれよ!
今日は、もっと天気が悪いはずだったのでは?日差しが強くて、萌の早朝散歩から汗だくでした。
またまた、女子受けのしない記事で恐縮です
。ヤツシロラン類(一部違いますが)栽培実験の容器を、覗いてみました。
【実験容器①】
この容器には、私がまだ花を見た事の無い菌従属栄養植物(腐生植物←古典的な名称だそうです)の塊茎が入っています。掲載した写真は、その自生地の部材から発生した菌糸です。
このまま増えてくれると嬉しいけど・・。
菌糸が栄養を吸収するための部材が少ないので、このままでは絶えてしまうと思います。身近で手に入る部材を入れると、違う菌糸が繁殖してしまうかもしれません。これも賭けになりますが、思い切って入れてみようと思っています。
これは、アキザキヤツシロランの実生栽培容器です。孟宗竹の板には、白い菌が繁殖しています。右は実生発芽して頑張っている塊茎です。クロヤツシロランに比べて成長が遅い・・栄養をもらうための菌糸が、不足しているのかもしれません。

自生地の開花時期はもう直ぐです。クロヤツシロランのように、一年足らずでの実生開花は無理でした。でも、何とかここまで辿り着きましたので、花を咲かせられるまで頑張ろうと思います。
スギの葉に絡みつく菌糸・・。これは、クロヤツシロランの自生地から採取した菌糸ではありません。ベニシュスランとハクウンラン、ヤクシマヒメアリドオシランなどが自生していた林の部材を入れました。スギの葉を積み重ねた容器には、一年を通してこのような白い菌糸が見られます。
実験容器の菌糸の成長を見るのは、楽しいものです。一般の植物栽培より、面白いかも?
この容器には、写真でしか見た事の無いあるラン科植物の種を蒔きました。一年が過ぎ、八分の諦めと二分の期待を持っています。もしかしたらプロトコームが出来、スギの葉の中で菌糸から養分を吸収して、地上へ姿を現す時を待っているのかもしれません。二分の期待は、一年を通しての菌糸の安定度です。でも、その菌糸が、発芽成長に適したものか分かりませんが・・。
「あっ、塊茎かな?」と思ったら、とても小さな巻貝でした。左の写真の隅に見えるのは、プロトコームかな?なんて諦めきれずにいます。
綺麗な貝ですよ。顕微鏡モードでズームしてみました。
このところ、台風が続いてやって来ますね。無事通り過ぎてくれると良いけど・・。
※素人なのに、難しいものに挑戦しています。表現や内容に、間違いがありましたら教えてください。
暗紫褐色の花・・シュロソウが咲いていました。
【雑木林】
シュロソウは、「雄花と両性花がつく」と図鑑に書かれています。
左の花は、子房と柱頭がありませんから、雄花のようです。右と中は、雌蕊があるけど子房が見えません。「完全花では、雌蕊の柱頭が雄蕊より突き出る」とありますから、この花は不完全花と言う事になります。
横顔をズームしてみました。
【自宅植物園】
いつの間にか、自宅のイヌツゲの下にも生えていました。一昨年から花が咲くようになりましたので、抜かずにおいてあります。

赤いのが雌蕊の柱頭です。この花には子房も見えています。完全花のようです。

蟻がやって来ました。顕微鏡モードでズームしてみました。花を虫眼鏡で見たり、こうしてズームして見ると面白いですね。
今年は、コハクランの生える亜高山帯の針葉樹林でも、シュロソウらしき葉を見付けました。一瞬、コハクランの変異種?なんて思ってしまいました。
今日は、富士市の工業地帯を流れる沼川水系滝川遊歩道の、草刈りに参加して来ました。
いやぁ~暑かった!担当区域に行くだけで、汗だくになり疲れてしまいました。左は着手前、南に向かって撮りました。右は刈り終ったところです。

左の写真の辺りには、初期のメンバーが里親になってヒガンバナを植えました。私の場所もあります。クズやアレチウリが進出していましたので、頑張って除去しました。
参加者が多いため、草刈り機もユニック車に山積みです。ゴミも結構落ちていました。「ポイ捨ては恥ずかしい事だ」という意識を、みんなが持てるような社会にしたいですね。
今日も、ジヤトコさんが大勢参加してくれたので早く終わりました。やっぱり、若いエネルギーは凄い!皆さま、お疲れ様でした。
ヒガンバナはこれから(彼岸に)咲くのですが、中には気の早い奴もいました。
アレチヌスビトハギが咲いていたので観察しました。以前、登場した花は完全に開花している状態ではありませんでした。右のように、雄蕊と雌蕊が付き出した状態が開花となるようです。
そして、この花は昼頃には萎んでいました。午後咲く花もあれば、午前中だけ咲く花もあって、植物観察は面白いですね。
今日も暑い一日でした。
ヒナノシャクジョウやホンゴウソウは、特殊な菌から養分をもらって育ち、その菌は光合成を行う植物から養分をもらって育つそうです。どれかが欠ければ、育つ事が出来ないので、限られた場所でしか見る事が出来ないのでしょう。
そんな事を思い浮かべながら、自生地に生えていたキノコを集めてみました。
傘の上部。老眼なのでピンボケ・・腕の悪さを老眼のせいにしています
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白く透き通るような感じのキノコです。柄に細かい毛が生えていました。

こちらにも・・。この手のキノコは、図鑑を見ても似たものばかりで良く分かりません
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スギの葉や球果についていた菌糸。
同じ場所には、ヤクシマヒメアリドオシランも生えていました。時々、このような斑入り葉を見かける事があります。

この植物も、菌への依存率が高いそうです。だから、こんなに白っぽくても枯れないでいるのかも?
森の植物たちも、みんな助け合って生きているようです。人間社会と同じですね。
以前の記事にも書きましたが、「シャクジョウソウは亜高山帯に生える」と思っていました。ところが、ずっと標高の低い所にも生える事を知りました。今まで見た中で、一番標高の低い所で出会ったシャクジョウソウを掲載します。
この場所では、二年前にドライフラワーを見ています。そのほぼ同じ場所に、また生えていました。茎に互生しているものは、(葉が退化した)鱗片葉と呼ぶそうです。

今年、亜高山帯で出会ったシャクジョウソウは、か弱い感じの株で、まだ俯いていましたが、こちらは花が開いていました。見比べると、別種のような感じがしますね。
シャクジョウソウの色は、生えている場所で変異があるようです。以前黄色っぽい株を見た事があります。

「雄蕊は8個あり、子房を囲む」と書かれていますが、この状態では見えません。ナンバンギセルのように「異様に大きい柱頭」と表現しないのかな?
私が知る唯一の自生地へ、ヒナノシャクジョウの果実の様子を見に行って来ました。
数枚写真を撮り、そのまま帰るつもりでしたが、また山の神様の囁きに誘われました。第一の自生地から更に山を登って行くと・・。
「あっ、ヒナノシャクジョウだ!」この白い小さな植物は、一度目にすると案外見つけ易いものです。

ところで、果実が熟した状態は、どうやって判断するのだろう?
「ヒナノシャクジョウとホンゴウソウは、かなりな高確率で共存する」・・その言葉を思い出し、踞(しゃが)んで地面を見渡すと・・。
生えていました!右の株の手前には、ドライフラワーが見えます。昨年のものでしょうか?

こちらにも・・。手をかざしているのはピント合わせと、大きさを見てもらうためです。

第一のエリアでは、金平糖の数の少ない株を5本見つけただけでした。こちらの方が、沢山生えていました。湿地に近いので、より環境が適しているのかもしれません。

かなり画質が落ちますが、金平糖を顕微鏡モードでズームしてみました。デジイチ+マクロレンズでは等倍なので、コンデジばかり使っています。

手を背景に撮ってみました。クリックして見ると、こちらの方が自然な(見た目の)色に近いかな?写真は難しい・・
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この写真でも、ホンゴウソウが如何に小さな植物なのか分かっていただけると思います。
ホンゴウソウは、環境省RDBで絶滅危惧種Ⅱ類(VU)、静岡県では絶滅危惧種ⅠB類(EN)に指定されています。ヒナノシャクジョウが生えていなければ、ホンゴウソウを見付けるのは至難の業だと思います。
山の神様、いつも有難う!
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