ヒナノシャクジョウとホンゴウソウ(富士市)
また台風がやって来るようですね。明日の天気はどうだろう?
連休中に、ヒナノシャクジョウのその後の様子を見に行きました。
【ヒナノシャクジョウ】
とっても小さな植物ですが、存在を知ると薄暗い林内で白い姿が目に付きます。
先端部が茶色くなっているのは、開花した後の花だそうです。一気に咲かない事と、開花時間が限定されているようで、今年は見逃してしまいました。
この日見つけた一番多い株です。11個付いていました。
そして・・。
ホンゴウソウも出ていました。左の写真に写っている指やヒノキの枯葉と見比べてください。ヒナノシャクジョウより更に見つけ難い植物です。
そして、こちらが二本目です。キイチゴの様子からしてまだ早期の株のようです。あまり数を見たわけではありませんが、ヒナノシャクジョウよりも少し遅れて出てくるようです。
ヒナノシャクジョウとホンゴウソウは、高確率で同居するそうです。ホンゴウソウだけ生えていたとしたら、見つけるのは至難の業だと思います。
ホンゴウソウは、環境省RDBで絶滅危惧種Ⅱ類(VU)、静岡県では絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されています。
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