ミスズラン(静岡県)
このとても小さな野生ランとは、二度目の出会いです。
写真を撮って数歩歩けば、また目を皿のようにして探さなければなりません。うっかり踏みつけてしまうかも?最初見た株は、苔の中に生えていました。でも、ここは御覧のような場所です。
この小さな花は、「デジイチ+マクロレンズより、コンデジの顕微鏡モードの方が花の様子が分かる。」と言う事で、STYLUS TG-4 Toughの出番です。
同じような写真ですが、ピント位置を変えたつもり・・。子房部分に少し捻じれが見られます。
横顔も撮ってみました。
ミスズランは、環境省RDBおよび静岡県でも絶滅危惧種ⅠA類(CR)に指定されています。
諸先輩の、ブログやHPに掲載されている写真の多くは、この野生ランが最初に発見された長野県で撮影されたものです。
「みすずかる信濃の国は・・」和歌などの枕詞からこの名がつけられたそうです。女性の名前かと思っていました。ちなみに、写真のミスズランの産地、駿河の国(静岡県)の枕詞は、「打ち寄する」だそうです。
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うーさん、今日は。
自生地が分かっていても、出会うのが難しい植物です。
とっても小さい上に緑色の花なので尚更・・。
GPS登録だけでなく、周辺の写真も撮っておかないと、翌年出会えないかもしれません。
それにしても、どうしてこんなに小さいのでしょう?
投稿: やまぶどう | 2016年7月 4日 (月) 12時44分
おはようございます
ミズズランの最初の発見者は、信濃の枕詞をつけられたのですね
「水焉刈る」初めて知りました
周りに篠竹が生えていたのでしょうか?
ネーミングの起源は面白いですね
名前の起源を知ったので、是非遭遇したい蘭です
投稿: うーさん | 2016年7月 4日 (月) 10時25分