コアツモリソウ無班花(富士山)
野生ラン探索隊の隊長と、もう一つの自生地へコアツモリソウの花を見に行ってきました。この場所は、前記事の場所より標高が高い上に、日照も悪いので開花が遅れています。
開花している株を探して、彼方此方見て回りました。すると、隊長が「これ、白花では?」
確かに、唇弁にある暗紅紫色の条班がありません。初めて見る無班花です。
反則技を使って撮りました。横顔も面白いですね。ツッパリ・ヘアーのようです(若い人は分からないですね)。
ストロボ無しの方が、自然な色に写ります。淡い緑色・・という表現が一番合っていると思います。
まだ開花して間もない花のようです。雄蕊の葯や鼻のような柱頭が、上萼片に隠れて見えません。
同じような写真を何枚も撮りました。でも、上手く撮れない・・。素人カメラマンは、毎回もどかしい気持ちで写真整理をしています。
少しでも上手く撮れるようにと思い、TG-4のマクロ撮影用フラッシュディフューザーを注文していたのですが、届いたのは本日でした。残念!
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うーさん、今晩は。
この場所は、咲いている株が少なかったので彼方此方探しました。
そのおかげで出会えたと思います。
もう二度と出会えないかと思い、何枚も撮りましたが、雨降りの後のようでなかなか上手く撮れませんでした。
うーさんは、いろいろ珍しい植物に出会っているようですね。
羨ましいです。
投稿: やまぶどう | 2016年6月 9日 (木) 20時52分
お早う御座います
今年は北麓の林道側で小敦盛草を4〜5箇所新たに見つかりました。
シロバナ初めての観ました
来年はもっとしっかり観たいと思います
今年シロバナを観る機会が多いです
ミノコバイモ、カイコバイモ、フデリンドウ、ホテイラン、ムラサキケマン
カモメラン
投稿: うーさん | 2016年6月 9日 (木) 09時08分
久様、お早うございます。
この自生地は、車から降りて比較的平坦な道を歩きます。
その場所には群生していますが、少し離れると姿が見えません。
隊長(お姉さんです)と私の二人だけの探索隊ですが、歩ける内に出来るだけ範囲を広げようと思っています。
二人の会話では、時々久さんのHPやBLOGが話題になります。
他の方のWeb図鑑にはない視点のコメントが、とても参考になります。
投稿: やまぶどう | 2016年6月 9日 (木) 07時58分
さすが、本場には変わったものもありますね。
四国には、一か所だけコアツモリソウがあり、3回ほど写真を撮りに登りました。四国でもっとも険しい山の中腹にありますが、80歳になった私はもう登れません。
投稿: 久 | 2016年6月 8日 (水) 20時16分