ヤツシロラン類実生栽培実験(5月中旬)
今日も良い天気でした。休みの日にこうだと嬉しいのですが・・。
昨晩、ヤツシロラン類実生栽培実験の容器を覗いてみました。
【クロヤツシロラン】
根状器官がますます伸びて来て、容器内は手の付けられないような状態です。
トウヒの球果を突き破って、伸びている根状器官もあります。「侵掠すること火のご如く」・・見方によっては凄い植物です。
前回記事でも載せましたが、ついにプロトコームの姿を見る事が出来ました。
芽のような部分が見えています。クロヤツシロランと同じように、根状器官が伸びて来るのだろうか?私にとっては、全てが未知の世界です。
TG4顕微鏡モードの倍率を上げてみました。数は少ないですが、彼方此方にプロトコームが確認出来ます。
さて、明日は休み!時間を大切に使わなくては!
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きんきんさん、お早うございます。
コメント有難うございます。
クロヤツシロランに比べて、プロトコームの数がずっと少ないですが・・。
竹林の部材は、スギ林の部材と違い、菌の繁殖が難しいです。
ちょっと間を開けると、すぐ乾燥してしまうし・・。
この実験は、難しいけど新しい発見が多くて面白いですね。
投稿: やまぶどう | 2016年5月16日 (月) 08時13分
アキちゃん確認しましたか。共生菌も見えてますね、一次菌でしょうか。
開花まで頑張りましょう。クロの根状器官とは一寸違ったて伸びませんね。
比較できて実験も進むでしょうか。TG4バッチリですネ、霧に弱いようですが。
実生から一年で開花するラン、実験
。
凄いことなんです、実は。
世界で初めてなんです。
しる人ぞしるです
投稿: きんきん | 2016年5月16日 (月) 05時42分