大旅籠柏屋①（藤枝市）

前記事の林叟院から、藤枝市岡部町へ向かいました。

県道208号線の標識と、朝比奈川の支流岡部川です。

県道の信号まで出ると、目の前に岡部宿内野本陣史跡広場の門塀が見えます。

門塀の左手に旅籠の名前の付いた物産館「かしばや」、右手には岡部の宿公園があります。公園には滑り台や東屋、そして小川に据えられた水車がありました。

江戸時代の内野本陣の建物間取りを平面表示した広場です。

写真を撮っていると、目の前をハクセキレイが歩いていました。我が家にやって来るジョウビタキと同じく人慣れしている野鳥です。

汚れの無い白壁の建物は、何処となくジオラマのようです。

中庭広場には、ナマコ壁の建物があります。向かって左が「ギャラリーなまこ壁」右が「和食処一祥庵」です。

「和食処一祥庵」で昼食を食べました。地場産品を食材にした料理で、美味しかったです。右は、2001年度、静岡県都市景観賞最優秀賞の証です。「大旅籠柏屋と歴史にぎわい空間」と刻まれていました。

次の記事では、国登録有形文化財「大旅籠柏屋」の主屋歴史資料館を覗いてみます。