アリドオシ属(富士市)
近くの神社へ初詣に行って来ました。鎮守の森で見つけたアリドオシ属の観察です。
【一番近い神社】
アカネ科アリドオシ属ホソバニセジュズネノキ(ホソバオオアリドオシ)と教えて頂きました。この神社で確認出来たアリドオシ属は、この一種類だけです。
果実は見当たりませんでした。数年前に観察した時は、もっと大きな株が彼方此方に生えていましたが、この日は小さな株ばかりでした。鹿にでも食べられてしまったのだろうか?
【二番目に近い神社】
アリドオシは、根が数珠状になるそうです。ニセジュズネノキは、根が数珠状にならないと書かれていました。
こちらの果実は合着して(二つがくっついて)いました。ヒョウタンボクみたいですね。
左も棘が短いタイプです。でも、右はずっと長い棘を持っています。
「アリドオシは、棘の長さが葉の1/2より長いものがある」。そして「オオアリドオシは、大形の葉の長さの1/2以下の棘がつく」と書かれています。※大形の葉:大小の葉が交互に付くので、その内大きいほうの葉のことです。
細葉の方は果実の生っている木が幾つかありましたが、こちらの方はあまり見かけませんでした。
細葉と幅広(丸)葉を一緒に撮ってみました。
ここには、三種類のアリドオシ属が生えているのでしょうか?それとも、棘の短いのもアリドオシ?ご存知の方、教えてください。
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もこままさん、お早うございます。
我が家の千両や万両は、特に世話をしておりません。
野鳥によって種が運ばれ彼方此方に増えています。
ヤブコウジ(百両)は、少し日照の良い方が実がつき易い様に思います。
万両は、沢山なる割に比較的実が残っています。
最初の内は、あまり美味しくないのかも?
投稿: やまぶどう | 2016年1月 5日 (火) 07時49分
こんばんは。
アリドオシも万両、千両、ヤブコウジと共に縁起のいい植物と言われますよね。
冬に赤い実を見ると可愛いし暖かく感じます。
我が家の千両は実が成らず、ヤブコウジはいつの間にか消え
野鳥からのプレゼントの万両の実が紅白で成っています。
実物を上手に実をつけさせるって何かコツがあるのでしょうか?
放任栽培が得意な私だから欲張りなんでしょうね^^;
投稿: もこまま | 2016年1月 3日 (日) 22時12分