スギ林の菌糸
数日前、ヤツシロラン類とある植物の実生栽培実験をするために、スギ林へ部材の調達に行って来ました。
ここはクロヤツシロランの自生地ではなく、別のスギ林です。沢山のスギの葉が堆積していました。ここを選んだのは、ベニシュスランやハクウンランが自生する林だからです。これらの野生ランに、発芽の養分を与える菌糸に期待して・・。
小枝の裏も白くなっていました。
左は撮影のために樹皮の捲れた所に挿しました。傘は透けるような感じです。
接写してみると、茎から傘の部分まで細かい毛が見えます。綺麗なキノコでしょ?
こちらはクロヤツシロランの開花した容器です。トウヒの球果に、新たな菌糸が伸びて来ていました。
容器を覗いて喜んでいると、家族が冷ややかな目で見ていました。普通の植物の栽培も面白いけど、菌糸の成長を見るのはもっと面白い!何事もやってみないと分からないものです。
« 原里バラ園③(御殿場市) | トップページ | スギ林に生えるベニシュスラン(富士市) »
「植物観察」カテゴリの記事
- やまぶどうの徒然日記_2011年(2020.12.04)
- やまぶどうの徒然日記_2010年(2020.12.03)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- カンアオイ属分布調査(オトメアオイ)(2020.12.01)
- テンナンショウ属の果実(2020.11.30)
「茸と菌糸」カテゴリの記事
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物など(2020.12.02)
- 最近見たキノコ(2020.11.26)
- 野生ランの生存確認とキノコ(2020.10.20)
- 不法投棄監視パトロールで出会った植物(9月下旬)(2020.09.28)
- 栗の毬に生える菌類(2020.09.27)
カンノムシさん、今晩は。
容器は、洋ラン栽培用のワーディアンケースに入れました。
加温は、パネルヒーターでやろうと思っています。
容器が増えてたいへんです。
投稿: やまぶどう | 2015年11月11日 (水) 23時24分
こんにちは
こちらではベニシスランとヒメフタバンが生えますね。
ヒメフタバランも〇〇〇ギランも同じ様なので、もしかして
発芽するかもです。直播きだと無菌播種の様にコンタミに
やられませんから種子は長持ちしますね。
これから寒くるので種子播きは反則ですね。
湯たんぽ欲しいっすね~。
投稿: カンノムシ | 2015年11月11日 (水) 17時28分