実生栽培の絶滅危惧種
日々涼しくなって来ました。これからは、萌の朝散歩も辛くなって来ます。
厄介な仕事のお陰で、雑草だけでなく樹木の枝も伸び放題です。時間のある時に、家の周りの剪定も少しずつ始めてはいるのですが、なかなか進みません。
今日は、我が家で実生発芽させた絶滅危惧種を集めてみました。
【マツノハマンネングサ】
父親が育てていた五葉松の鉢に蒔いた種が発芽しました。樹上に生えるため、幹を巻く苔の所に蒔いたつもりでしたが、雨で下に流れ落ちたようです。このまま無事育ってくれるだろうか?自生地で地上に落ちたものは、過酷な環境のため枯れてしまうようですが・・。
絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。
昨年、山梨県の友人から種を送っていただき蒔いてみました。発芽率は高く、沢山の苗が育っています。
こちらも樹上に着生しますが、鉢植えでも丈夫に育つようです。準絶滅危惧種(NT)に指定されています。
一昨年、神奈川県の友人から頂いた種を蒔いたものです。私にとっては、初めて見たバアソブです。
今年は、あまり花が咲かないと思っていたら、3m以上もあるサザンカの上まで伸びて花を咲かせたようです。柿の収穫で高い所に上るまで気が付きませんでした。
順調に育った株は、実生一年目で花が咲きます。葉を害虫に食べられやすい植物ですが、二年目以降は成長が著しく農薬散布もしませんでした。
絶滅危惧種Ⅱ類(VU)に指定されています。
絶滅危惧種に指定されている植物も、このように発芽率の良いものがあり、環境が合えば元気に育ってくれます。
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