アキザキヤツシロラン(富士市)
今日は、お寺さんへの付け届けに行った後、アキザキヤツシロランの様子を見に竹林へ行って来ました。
藪蚊に刺されながら、林床を探して見ると・・。
蕾が出ていました!
彼方此方に出ていますので、うっかりすると踏みつけてしまいそうです。
「あぅ、咲いている!」こちらは、朽ちた竹の下から出ていました。
モードによってかなり違って見えます。この写真が、見た目の色と合っているかな?写真は難しい・・。
花の数は、塊茎の大きさと年数によって違うのだろうか?良く見ると、赤い目をしたショウジョウバエがとまっています。
花芯を接写してみました。クロヤツシロランのように変な奴が潜んでいます。
新たな挑戦のため、部材集めをして来ました。そこで思ったのですが、この竹林にはスギの木も何本か生えています。白い糸状の菌糸の付いた部材を探すと、その殆どがスギの球果や小枝、葉に纏わり付いていました。朽ちた竹の裏側には殆ど見られませんでした。堆積した竹の葉は、一部白っぽくなっていますがやはり糸状の菌糸は見られません・・。
試しに塊茎を掘り起こして見ると、クロヤツシロランのように浅くはなく、かなり深い所に有りました。念のためその土も少し持ち帰りました。持ち帰った部材の中に、竹林に生えるヤツシロラン類を発芽、成長させる菌糸が潜んでいるだろうか?
※師匠の教え通り、極力自生地を荒らさないように配慮して来たつもりです。
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小蠅さん、お早うございます。
次はアキザキですね。
頑張ってみます。
それにしてもやぶ蚊が多いところです。
投稿: やまぶどう | 2015年9月25日 (金) 08時04分
はは~ん、変な奴とはどんな奴ですか。
もっと、もっと拡大しないとね、バカでかい口開けてますね。
とにかく、次はこれでしょ!。頑張らないと。
投稿: 小蝿 | 2015年9月22日 (火) 16時08分