クロヤツシロラン第三花(実生栽培)
「なんだ、またかよ!」 ブログネタが無くなって来たので・・。
クロヤツシロランの栽培は、花を咲かせた後も色々試したい事があります。
試しに針葉樹林で拾い集めた球果(細長くても球果と呼ぶそうです)を使ってみました。左は菌糸が沢山見えます。右はダメかと思ったのですが、塊茎や根状器官(仮名)が笠の間に入りこんでいるようです。
「シラビソやトウヒの球果なら上手く繁殖してくれれば長持ちするかもしれない・・。」なんて思いながら、新たな実生床を作りました。
二番目の栽培容器の様子です。こちらは、一番目より1~2ヶ月遅れて蒔きましたが、彼方此方に蕾が見えて来ました。
左のように首を擡げて来れば花茎です。右は二番目の容器で一番先に開花しそうな株です。この後、花柄が横を向けば開花間近です。
まだ唇弁が上を向いて閉じています。やっぱり自生地より色白美人です。
ところで・・。
クロヤツシロランが生えるスギ林に生えていました。ここには、スギエダダケやスッポンダケ等も生えます。
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シッタカタケさん、お早うございます。
富士山麓では、ロウタケの仲間を良く見かけます。
斑入り葉の植物かと思ったら、ロウタケの仲間が覆っていたり・・。
近くの自生地では、クヌギタケヤホウライタケの笠の姿(親菌)を見かけません。
でも地面には菌糸がはびこっているのでしょうね。
ロウタケ属で、他の野生ランも発芽するか試してみたいです。
またいろいろ教えてください。
投稿: やまぶどう | 2015年9月 6日 (日) 07時48分
こんにちは、
お~、第3弾咲きましたか!
おめでとうは云わないことにしました。9月は吾々の月益々楽しみ。
何と言っても菌様あってのクロやんですからね。
発芽の時はロウタケ属で、生長すると鞍替えして
クヌギタケ、ホウライタケ菌属にお世話になるそうですよ。
其のうちにクヌギタケが生えるかも。
けれどもホウライタケは画像の様に大きいですから一寸箱には
力ないですから生えないでしょうね。
つまり、上記の菌様がボックスにははびこっているというこどしょうか。
投稿: シッタカタケ | 2015年9月 2日 (水) 14時56分